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ま~たやっちまいました、コムロさん。今年3度目の入院です……(-_-) いったい何回同じ病気をやれば気が済むのでしょう? お気楽ご気楽なコムロさんもさすがに今回の入院には参ってしまったようで。珍しくネガティブっす。さて今回はどんなネガネガトークを展開してくれるのでしょう?? |
はいすんません。「腎盂腎炎」今年3度目、計4回です(汗)。 前回のコラムでお芝居の宣伝をさせてもらったにもかかわらず、この緊急入院で舞台降板となってしまいました。お知らせが行き届かず楽しみにしてくださっていた皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。m(_ _)m
ネガねぇ。 最近ネガになることがあまりなかったので、久々の落ち込み具合に「がっぷりよつ」組まれちゃって土俵際ギリギリの悪戦苦闘を強いられたこの頃でした。
みんなネガに入った時ってどうしてるんだろうって思うよ。人それぞれ立ち直り方って違うと思うけど……。 ふと思い出したよ。結婚を考えていた人にフラレた時のこと。 同棲してたから、どこにも行く場所がなくて実家に帰ったの。そんな自分を家族は心配してくれてる。その心配を払拭しようと頑張っちゃう自分がいる。そうすると余計に疲れてしまう。心の置き場所がどこにも見つからなかったんだよね。 どうにかなってしまいそうでその日は電話をかけまくった。自分の言葉を、心の声を聞いて欲しくて。もちろん「そうかそうか」って聞いてくれる人もいたよ。だけどさ、ほとんどの人が対応に困ってた。電話口で泣きつかれてもなにか出来るわけじゃない。話そうにもこっちはただ聞いて欲しいだけで相手の言葉を待ってるわけじゃない。私はただ同情して欲しいだけなんだもの。相手の様子が手に取るように見えて電話はやめた。そこからは毎日が八方ふさがり。 幸いなことに仕事が最高潮に忙しい時期だったので、毎日仕事に出かけられた。その時だけは小室友里になれるからフラレた事実なんてすっかり忘れられる。けど一瞬でも気を抜いたら、我にかえったら彼氏のことを思い出す。そしてまた抜け出せない迷路に逆戻り……。
枯葉の上で尻尾切られてのたうってるトカゲみたいだった。バカみたいに男とも遊んだよ。飲みまくって酔っ払ってもちろん肉体関係まで。ホント、今思えば火に油を注ぐだけだったと思うね。SEXしても気持ちよくないし、楽しくない。最低限のTPOで気持ちいいふりをしてただけ。男の顔を彼の顔に置き換えてる自分。ああ最低。見事なまでの演技だったね。AVでは見られなかったくらいの(苦笑)。
でもさ、切られた尻尾はいつの間にか再生されて、痛みもなかったかのように、また茂みでトカゲはその生をまっとうしてる。そんなことはガキンチョの頃から当たり前に知っていて、だけどよく考えると……すごいこと。人間の身体では出来ないけど、心では……出来る。
落ちて落ちて地の底で這いずり回って血ヘド吐いたら、もういいっしょ。大の字になって寝転んだら空が見えるんだ。それはそれは清らかな空。雲ひとつない晴天が。 |
ネガに入った時。とりあえず落ちてみる。トコトン落ちてみる。誰の助けも借りず自分自身に向き合ってみる。そこで誰かを責めるも良し、自分の非を悔やむも良し。責任転嫁するのはどうかって? ご心配なく。他人を責めても回りまわって結局その非難は自分に返ってくるから。どうしても自分を守りたい時、自分の非を認められない時ってあるじゃん。「逃げ」の一手としてそれもありだと思うんだ。それを他人に見せず自分の中だけで処理するのであれば。でも逃げていることに変わりはないから、逃げてしまった現実に向き合えるようになったら目を開ければいい。そこから自分のやってしまったことを直視して、どうするかゆっくり考えればいいと思うんだ。
少し話が脱線しましたが。 どうでしょう。こんな「ネガ脱出法」。どうしようもならなくなる前になんとかすりゃいいじゃん! って思うかもしれないけどさ、中途半端にポジティブになろうとすると、やっぱりそのポジのありようも中途半端なんだよね。不器用だな、自分。と思いますが……((((((^_^)
そうそう。そんな素敵な入院生活の間に、事務所の社長と昔のマネージャーさんがお見舞いに来てくださって、差し入れに何冊か本を持ってきてくれました。その一冊に『あけると気持ちがラクになる本・愛のシッタカブッタ』(小泉吉宏氏著・メディアファクトリー)という本がありまして。うんなるほど、確かに気持ちが楽になるお話でした。よかったら手にとってみてください。ほんの30分で読めてしまいますから。
でわでわ、また来月。いや来年。 本年もご愛読ありがとうございました。ちょっと早いですが良いお年をお迎えくださいませ♪
小室友里拝
2003.12.9up |
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