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- 第7回 日本じゃ考えられない!?
こんにちは。まりかです! 「ぶっちぎり清純派アイドル≒世界を股にかけるハードコア女王」なんて奇妙な肩書きで、日本だけでなく世界の女優として、海外でも頑張り中☆ アダルト業界で“オンリーワンの地位”を目指し、ぶっちぎりに攻め続けます!
vol.07 日本じゃ考えられない!?
この時は、まだぎこちないかな??
こんにちは。
「ぶっちぎり清純派アイドルまりか≒世界を股にかけるハードコア女王」7回目の連載です。
まりかって誰だよー?
って思っている方は、前回のコラムをクリッククリック!!
* * * * * *
現在「まりか」は「Marica Hase」としてporn starの仕事をアメリカでしています。
あ!だからと言って日本引退したわけじゃないからね。
時々言われるんだ。
「まりかちゃん…日本引退したんでしょ」ってね。
大抵の事はヘラヘラしているまりかだけれど、それだけは全力で否定するんだから。
何故って?
まりかが、アメリカに来たのは「アンダーグラウンドに見られがちな、アダルトの世界を変えたい」って理由もあるけれど「日本で約3年間、応援してくれたファンや関わって下さったお仕事の皆さんに恩返しがしたい」って思いが、一番根底にあるから。
まりかが3年間もこの世界でお仕事出来たのは、ファンの皆様のおかげ。
皆に勇気や広い世界を見せたいんだ。
小さな日本人でも、ここまで世界で頑張れるんだ!ってね。
だから「まりか」じゃなくて目の上が真っ黒なメイクの「Marica Hase」でも、私は「まりか」だし日本人である事に凄く誇りを持って活動しているの。
まぁ、アメリカでの作品のリリースが始まった最近は、メーカーさんのHPを見るとゴージャスな美女に囲まれて1人子供が頑張ってポージングしているみたいな写真や、フリーワンが多くて…少し気後れしちゃっている事も確かだけど(笑)。
自分でも笑っちゃうのは「ウインク」や「投げキッス」。
レズ作品の時にもう1人の女の子がゴージャスに足組んでいるから、まりかも真似して足組んだの!
でも、椅子が高くて足がブラブラしているし(笑)。
監督に「最後は、まりかの投げキッスとウインクでフェードアウトね」て言われるんだけれど…。
そんなセクシー過ぎる表現まりか日本の活動で習ってきて無いから、もの凄くぎこちない。
* * * * * *
あ!日本の活動で習ってきていない事と言えば、もう1つあった!
「ローションのセクシーな振り掛け方」。
「ローション」って日本の撮影だと作品内に出てこないでしょ?
あれは、ADさんが撮影中に常に「ローション」持って待機していて、必要な時に差し出してくれるのね。
って、これ作品の裏方だから、言わない方が良かったかな!?
ローションが必要な時もあるって皆分かるからいいよね?
でも、アメリカの作品って撮影中に自分でローション使っていいの。
それもカメラに映ってるんだよ!!
最初は、まりかも知らなくてビックリしちゃった。
ローションがカメラに映ってもいいって知ったのはね『I love big toys』って言う人気シリーズの撮影の時。
このシリーズはsolo作品なんだけれど、その道具が尻もち着く位に大きなディルドなの。
ローション無いと入らないよ!
しかも、流石アメリカ!色も「黒、肌色、白」って各種あった。
このサイズのディルドは日本の撮影でも見た事あったけど…。
捕まって監禁されて目を覚ましたら男にイタズラされちゃうってドラマシーン。
脅しの為の小道具であくまで「オブジェ」として使われる物だと思っていたから、本当に女の子の中に入れるなんてビックリしちゃった。
もっとビックリした事はね、アメリカはプライベートビーチやプールビリヤード台がある大きな家が当たり前なんだ。
スタジオよりもロケーションが揃ってるし、安いし、広いし、便利みたい。
さらに、そう言ったお金持ちの家は余っている部屋に格安で、誰かをステェイさせるのも当たり前なの。
だから、まりかもお金持ちの家にステェイしていたんだけれど、その家のオーナーが偶然にporn directorのお家だったのね!?
エージェントからは、毎日「次の日の撮影内容、持ち物、ドライバーのお迎え時間」がメールで送られてくるの。
ちなみにアメリカは、ローションや玩具、衣装、アクセサリーも自前。
用意されているメーカーさんもあるけれど、基本的には、女優さんは皆ガラガラにそれらの道具を入れて、でその日のロケーションに乗りつけるの。
衣装なんて、メーカーさんが用意してくれていても「自前衣装が私らしいわ」って、皆自己プロデュースを好む位。
日本と全然違いますよね。
言い方悪いけれど、日本だったら「自前衣装」って言われたら、製作費無いのかな?って思っちゃうもん。
で、
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『I love big toys』のdirectorは、偶然ステェイさせて頂いている家のオーナーだったんだ。
だから、エージェントからのメールは「明日のロケーションはまりかの家」って。
内容はsolo。
ティーンネージャーに見える衣装を何パターンか用意して」と言った内容。
自分の家がスタジオなんて日本の感覚では考えられないでビックリしたけれど…。
「わー!明日は長く寝れる。しかもsoloだし楽だなあ」なんて気楽に考えていたのね。
そしたらその日の夜、家のオーナー(director)がまりかの部屋に、オブジェみたいなディルドを持ってきて「明日は、これを使うから今晩練習してね」って枕元に置いて行ったの。
もう、ビックリだし泣きそうだったよ、まりか。
少しだけ手に取ってみたら、両手で持つのもプルプルしちゃう位の重さと大きさ。
しかも、directorは、まりかのベッドの枕元にそんな大きなディルドを5つも置いて行ったの。
ちょっと練習しようかなって思ったけれど、悪夢にうなされそうだし、傷ついたら大変だと思って、どうにかなるって考えてその日は寝たんだ。
で、次の日…
小さな日本人でも、ここまで世界で頑張れるんだ!
directorの説明によると、軽いイメージシーンの後、10種類位のオブジェ?ディルドをテーブルに置いておくから、好きな順番に手に取りsoloを楽しんで!と。
ん?
好きな順番にって言われたって全部オブジェ級のディルドなんだから、交換する度に絶対にローションが必要。
「ディルドを変える度にカットするのかな?」って思ったけれど、directorが「ローションはここに置いておくから」って明らかにカメラに映る場所に置くんだ。
日本だったら、カメラにローションを使っているシーンを映すなんて考えられない。
まりか最初はどうしていいか分からないし遠慮して使わなかったの。
勿論、そしたらディルドが先端さえも入る訳ないじゃない?
そしたらdirectorがカットかけずにカメラを回しながら「ローション」の方を指さすんだ。
で、まりかも「あ!? カメラに映ってもいいんだ!」って思って、「ローション」を手に取ったの。
でも、「ローション」を手に取るのなんて「業務作業」じゃない?
チューブから出してディルドに塗る。
日本人から考えたらただそれだけでしょ?
そしたら、directorが「もっとセクシーにローションをチューブから出せないの?」って怒りだしちゃって。
「セクシーなローションの出し方?」
まりかの引出しにそんなの無いってシドロモドロしちゃったら、例えば口で開けてフリフリフリってチューブを開けて出して、ビッチな感じにチューブを放り投げるの。
* * * * * *
そんなの日本の活動の3年間でやった事無いから、目からウロコでした。
そして、無事に撮影が終わったら、いくつかのインタビュー。
インタビューも、日本だったら「名前、スリーサイズ、性感帯」等を恥ずかしそうに言う感じでしょ?
だけど、アメリカのインタビューはセクシーに髪をかきあげて足を組んで「私は、マスタベーションしている姿を親に見られるより、ピザのデリバリーに見られる方が恥ずかしいわ」みたいに答えるの。
まりかのアメリカの撮影は、英語が堪能じゃないと言う理由より文化の違いで、しょっぱなからカルチャーショックの撮影でした。
・・・というわけで。
次回もお楽しみに☆
まりか。
まりか / MARICA HASE
1984年10月29日生まれ、東京都出身。A型。グラドルとして芸能界デビュー後、2009年、第1回SODstarシンデレラオーディションで、『女子が選ぶてぃんくる賞』を受賞し、SOD専属女優としてAVデビュー。数々のメーカーとの専属契約・移籍を経て、「新世代ハードコア女王」と呼ばれるまでに。2012年、満を持して全米デビュー。
☆オフィシャルBlog
まりかの『ぶっちぎり清純派』
[所属プロダクション]
マリアリップ
TEL:03(5405)2064