酒井あゆみのお任せ姐の部屋〜風俗系文学作家酒井あゆみがあなたのお悩みにお答えします！〜第１回|風俗求人てぃんくる

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ファッションヘルスからソープランドまで、風俗のありとあらゆる業種を経験。現在は「風俗系文学作家」として活躍中の酒井あゆみさんが、自らの経験を活かし、悩めるてぃんくら～からの質問にお答えします。誰にも相談できなくて苦しんでいるなら、ここでスッキリしちゃいましょう！

　一概に「風俗」といっても18歳からOKな業種と20歳以上でないと働けないところがあります。まず、その点を確認することが必要ですね。
「家族に内緒で」というアナタは実家住まいですか？　それとも一人暮らし？　一人暮らしだったらマスコミに出たりしなければ(※1）親バレの確率は低いんじゃないかな。ただし家族や親族、友達に風俗好きな人がいたら話は別です。顔見知りの誰かが実際に来店してしまい、店にあるアルバムなどを見られてしまったらバレることもあるでしょう。
　実家の場合は、それに加えて「自己管理」ができるか否かがポイントになるでしょう。急に高価な物を買い込んだり、服装が派手になったり、というような変化を家族に知られることは「墓穴を掘ること」です。それ以外にも「アリバイ対策」（※2）
等、かなり気を使う部分が必要になるでしょう。
※1　風俗誌に自分が載ったのが嬉しくて、部屋に雑誌やキリヌキを置いていてバレたという話は意外に多いです。
※2　どういう店で働いているのか、夜にバイトをする理由、など細かいツジツマ合わせが必要のようです。

こちらこそ、エロちく(笑）。
　このサイトの中の[業種解説]にもあるようにヘルスはあくまでも口と手を使ったサービスが中心の店。一方のイメクラは口と手を使ったサービスに「コスプレ」（※3）や「イメージプレイ」（※4）がプラスされた業種です。また、サービス面でもヘルスが「男性を責める」のがメインなのに対して「男性に責められる」（受け身の)サービスが多くなるのもイメクラの特徴といえるでしょう。本格的なイメクラでは、男性客が緻密なシナリオを描いてくるケースもあり、お客さんのイメージするストーリー通りにプレイしてあげられる演技力が求められることもあるようです。
ちなみに私は男の人にあんまり触られたくなかったのと責め好きだったのでヘルスに長く勤めていました。でも、最近は「責めるのは体力も必要だし面倒。寝てるだけの受け身がラクでいい」というコが多かったりするようですけどね。
　おそらく業種には向き、不向きがあります。お店や業種選びは自分の特性や性格が
重要な気がします。
※3　OLやナース服、セーラー服などの衣装で接客すること。
※4　「ベッドで寝ている女子校生にイタズラ」「電車内でOLに痴漢」など、ストーリー性があるプレイ。

『眠らない女』（幻冬舎）などの代表作をもつ作家。95年、自身の風俗＆ＡＶ体験を綴った著作『東京・夜の駆け込み寺』でデビュー後、ジャンルを問わず執筆活動を展開中。9月公開の映画『トウキョー・ノワール』にも監修として参加中。観てね！
http://home9.highway.ne.jp/ayumi-s/

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