酒井あゆみのお任せ姐の部屋〜風俗系文学作家酒井あゆみがあなたのお悩みにお答えします！〜第７回|風俗求人てぃんくる

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ファッションヘルスからソープランドまで、風俗のありとあらゆる業種を経験。現在は「風俗系文学作家」として活躍中の酒井あゆみさんが、自らの経験を活かし、悩めるてぃんくら～からの質問にお答えします。誰にも相談できなくて苦しんでいるなら、ここでスッキリしちゃいましょう！

　そうだね。生理中は膣内粘膜も敏感になっているから、指入れはNGにした方がいいよね。中が傷ついちゃって炎症を起こして大病に発展する可能性もあるから。というか…海綿を入れてたら、分かる人にはわかるからねぇ。時には血も出てきたりするし…。ホントは休めるんだったら休んだ方がいいんだけどね。でも、そうもいかないのが現実だよね。
　でも、そのまんま「指入れ駄目！」とか言われると、男の人は触りたくなるし、入れたくなる。だから、初歩的な逃げ方としたら「中よりクリトリスの方が感じるの…」と言って触ってもらうとか。あとは、「今日は乳首の方が感じるかなぁ？」とか「今日はキスの気分」とか、自分のペースに持っていくのがいいんじゃない？　もちろん、その個所は自分が耐えられる個所にしないと、またつらくなるから注意ね。
　どうしても指入れをしなくちゃならない極限まできちゃったら、本当に本当の奥の手。「入り口の方が感じるの」とか言って入り口までしか指を入れさせない。その時の注意は、男性の指を自分で誘導して最後まで離さないこと。男性の指を野放しにしちゃったら無茶なことをしでかすからねぇ。男性側も自分の身体じゃないから、加減がわからんからね。主導権は手放さないこと！

　迷ってるんだったら、まず働いてみるのが一番…なんだけどな（笑）。ヘルスで働くときも入ってみたら「なぁ～んだ」だったでしょう？　でも、ソープに行きたいと思った動機が分からないと何とも言えないかなぁ。
　まぁ、とりあえずメリット。もちろん、どんな店に入るか（超高級店／高級店／大衆店）によるんだけど、収入的にはアップする人が多いよね。それに、数をこなさなくていい。私はソープに移って『数こなしがなくて楽だなぁ』って思った。だって、30分単位の店だと、会う人ごとに会話を合わせなくちゃいけないでしょう？　それが私には向いてなかったみたい（笑）。一人のお客様とじっくり&のんびりサービス出来るのがよかったかな。（↑当時からババくさかったからかも…笑）
　で、デメリット。まぁ、お金を多く貰えるんだから当たり前のリスクなんだけど、出勤には厳しい店が多いかな（特に高級店と呼ばれる店）。あとはヘルスよりもお湯や石けんに触れる機会が増えるので、身体の衰えが激しいこと。さらに、個人差はあるけど下腹部には肉が付きます。身体が自然にどんなエッチにも耐えられるようになってしまうのよ。
　あとは、『整形病』に感化されるかな（笑）。お客様がルックスを重視するのはヘルスの比じゃないから、外見に気を使う人が多くて整形手術する人が多いのよ。まぁ、写真で選ばれて、フリーにつかないと指名にもつながらないし、収入にもならないからね。
　私も整形したくて貯金してたんだけど、他の女の子に「整形代が足りないからお金貸して」と言われ、貸してしまい、いまだに戻ってこず…。で、結局自分の整形はできずにブサイクなまま仕事をして、ここまで来ちゃいましたよ～ん（泣）。

『眠らない女』（幻冬舎）などの代表作をもつ作家。95年、自身の風俗＆ＡＶ体験を綴った著作『東京・夜の駆け込み寺』でデビュー後、ジャンルを問わず執筆活動を展開中。9月公開の映画『トウキョー・ノワール』にも監修として参加中。観てね！
http://home9.highway.ne.jp/ayumi-s/

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