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元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
おやおやマーキー、何だか穏やかじゃないねえ。浮気だあ? おいコラ、そんなもん血祭りぢゃっ!
生物学的本能として男は浮気してもしゃーないみたいな発想があるけど、本能のままに許してった暁の責任やらは、今の男共に果たして取れるのか?
極道の女たちのように「本妻はドンとかまえて」なんて、みりは出来ない。「覚悟しぃや~!」(※1)とパイナップル爆弾のピンを抜いて、その現場ごと吹き飛ばす! Bom♪
まあ結局「どこからが浮気?」って事なんだけど、基本的には手を繋いだなんてのはもうフルボッコだわね。最近不倫ブーム(※2)らしいけど、他人事として見たら「潤滑油になるなら」とか「バレない事を絶対ルールに」とか言えちゃうけど、自分事となったら別。元レディース総長としては、基本男は「硬派」であって頂きたい。押忍。
浮気の理由として、女は「寂しさ(心)を埋める」とかメンタルものが大半だと思うんだよね。そんなロマウーメン(ロマンチックメンタル女)に生きる女たちは、「1回くらいなら……」って話をよく聞くけど、寂しさに負けて浮気したって、ずっと心のどこかに女は残るじゃない? 残りの半生を「それモヤ」しながら生きてくなんて! 女は死ぬまでお姫様なんだから、もっともっと自分を大事にするべきよ!
先にも述べた「バレない事が絶対ルール」に関しては、医学的に、女は“色”を見分ける能力が男の倍あるらしいので、顔色が変わるアホな男たちの浮気を、嫌でも見抜いてしまう訳だから、やはり、男共、浮気はしたらいかんのです。
と言いつつ。みりはつい1年前まで「浮気賛成派」でした(滝汗)。それこそバレなきゃええやんと思っていたし、酒池肉林の異名も持つみりとしては、男は性の捌け口とも思っていたし。10代の頃なんざ「今彼を好きだと実感する為」なんて、えらい言い訳で浮気しまくっておりましたが。本物の恋にぶちあたるとコレが変わるんだなー♪ 真っ直ぐに大好きになって、真っ直ぐに愛されると、人は裏切れなくなるのだという事を、大人になってようやく知りました(哀愁)。
要は刺激だろ?! 刺激が欲しいんだろ?! 何でもすぐに欲しい物は手に入り、妄想する事の必要がなくなったこの時代にみな甘んじて、てっとり早く男女溢れる世界で、それを刺激とする。確かに、素敵な人はたくさんいる。気持ちが変わるのならば仕方ない。だけどこんなご時世だからこそ、心身共に「本物」を見つけていこうゼ、と思う訳です。「心は裏切ってない」などとほざく浮気男は根絶やしにしたるで♪