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元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
映画『おくりびと』を観た。全世界で89冠もの賞に輝いた名作だ。「死」とは、通過点であり、“おくりびと”という役目は、その“門番”である……という視点が新鮮だった。今や、65歳以上の高齢者が2800万人を超え、女子5人に1人は高齢者という日本。いずれ自分も老・病・死で、土に還(かえ)るだろう。
仕事柄ヤクザな稼業ではあるが、畳の上で死にたいものである。日頃つき合っている、TVで人気の芸人サンたちは、板(=ステージ)の上で死ねたら本望!と言うが、己の選んだ道を全力で走り抜けて、結果、仕事中に大往生なんて、正しく立派だ。
動物の世界、象は死が近づくと、いわゆる“象の墓場”(※)へ自ずと歩んで行き、人知れずその最期を迎えるそうだが、本当だろうか? 自分の死に場所は、自分で決める……最期くらい好きにさせてヨ、ということか。マーキーも古い仕来たりで、先祖の墓に納まるのではなく、大海に或いは宇宙に散骨して頂きたいと思う。その為に遺書なんて、まだ書いてないが、灰となり自然の一部として調和するのが夢だ。でも、鳥に身体を捧げる“鳥葬”だけは、イヤだナ!
知り合いに、愛する人の遺骨を、カリポリと食べた人が居たが、「同化したい、体の一部として永遠に、ご一緒したい!」という切ない気持ちも良く分かる。カリポリ、コリコリと骨をかむ音は、耳について離れないが……皆さんは、どう思う!?
「男は、親を看取って一人前」とよく言われるが、親の老後の世話や介護は「順番」ですから、大変ですがガンバリましょう! いずれ自分もその番になり、誰かのお世話になる日が来るんだろうが、マーキー、お茶目なジジイになるつもり。その時は、下の世話も含めて、どうかヨロシク!!
長寿大国ニッポン、死なない薬があったらイイなと、ガキの頃思ったが、寿命がエンドレスなら、国土が狭い日本は、確実に沈むネ! 「少子化対策」が叫ばれる昨今、女も男も情熱的に触れ合いましょう! 国のリーダーが代わって、産みやすい環境整備をしてくれるらしいから、若干の期待を込めて、さあステキな恋をしましょう! とかく生き辛い世の中ですが、若い人が希望をもって生活できる、そんな社会づくりのお役に立てるよう、マーキーもTVの世界でガンバリマッス!!
世のレディに告ぐ、墓参り、たまには行けヨ!てな訳で次回のお題は、藤原竜也クン主演映画『カイジ』がなかなか面白かったので、読者の皆にもオススメしつつ……「人生かけて」ちゅうのは、ど~でしょう……? なぜって、映画のキャッチコピーが、ズバリ「考えろ! ウラをかけ!」。ステキな竜也クンの窮地脱出劇に、す~ぐインスパイアされちゃうマーキーだからです。オツム真っ白な日々とはオサラバして、アドレナリン出まくりの日々に乾杯! どうじゃろ~、みりねぇ……!?