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元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
暗黒地帯・禁断の園へ、よ・う・こ・そ…ってマーキー一体何者よっ(笑)。タブー…てゆうかさ
、最近英語というかカタカナ多くね?!?! (-.-) セオリーとかアウェイとかさ~。全っ然意味わかんないんだけど(汗)。
先日も、新格闘技・喧嘩イベントにお招きして頂いて行ってきたのだが、試合終えて勝った選手が壇上で感想話してて、「自分千葉から来て今アウェイなんだけどぉ」つっててさ。こちとら元族右脳派低学歴、「ん? あんまり気が乗らないみたいなことか?」って雰囲気で解釈したっちゅーねん。
後で人に聞いて、敵地という意味だと知ったが、アウェイなんぞとほざかんで、敵地って言えや敵地って! 日本男児不良なら尚更だわっ!
「ファンなんです!」と声かけてくれた参加者の一人にも、「みりさんの生き方もアウトローですね!」と言われて、アウトでローって……何だかスピードが遅い感じがして嫌だったしさー。試合中に解説者が「今のはセオリーですね~」とか実況してても「セロリ」しか浮かばないし、意味聞いて「パターン通り」と言われても「靖国通り」しか浮かばない。ねえちょっと、みんなかぶれてねえか? ほら、思い出しなさいよ! その体に流れる血を! 武士や侍が仁と義で生きた細胞が息づいてるでしょうよっ!?
とは言え、みりはおじいちゃんがフランス人なので、血もそこまでわかってなかったりするから、ほんとはちょっとかぶれたいんだけどさ。入ってこないのよねぇ、カタカナ。
この前、手相占いの島田秀平さん達と飲んでて、一人すごく不思議ッコちゃんな女子がいて。秋葉的で空想的な話をいろいろするんだけど、島田さんが「何だろう、この感覚……一生懸命聞いてるんだけど全く耳に入ってこない」。!! わかる! その感覚! まさにこれ。英語カタカナはみりにとって不思議ッコちゃん。映画のタイトルも一生懸命覚えようとするけど、全く全く入ってこない。
そういった単語が出るたびに人に聞いて覚えようとするが、後日「この前もその説明しましたよ」と言われる始末。「それだけ単語の意味がわからなくて、よく今までの人生これだけの人達と会ってやってこられましたね」……確かに。そこはあれだな、族で培ったはったりと、何だか何でも分かってるような顔してるから、なだけ。その顔も、みりが実は天然で、知らずにボケても周りが「まさかみりねぇがボケまい」と突っ込まれずに変な空気で流れるから損なだけ(涙)。
結論。みりにカタカナはタブーです。