ぶっちぎりの清純派AVアイドルまりかが、オトナの世界で働く人々に突撃インタビュー!オトナの世界におじゃましちゃいます!
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第2回 AVプロデューサー、杉浦さんに突撃!(前半)
はじめまして! ぶっちぎり清純派まりかです!! 『女子が選ぶてぃんくる賞』に選んでいただき、これから、まりかがてぃんくら?を代表してオトナの世界を突撃していく事になりました! まだまだ私もAV業界に足を踏み入れたばかりで、わからないこともたっくさんあるけど、頑張って皆様にリアルなお仕事の裏側をお伝えしていきたいと思います!
プロデューサーって、どんなお仕事する人なの???

まりか(以下ま):どうも! まりかです。さてさて今回のゲストは、AVのプロデューサーであり、まりかの担当でもある杉浦さんにお越し頂きました!! パチパチ~! ていうか、なぜ髪の毛を切ったんですか?(笑)

杉浦(以下杉):どうも。こういう場は普段めったにないので、緊張して何をしゃべったら良いのか分からないというのに、いきなり髪の毛ですか(笑)。えっと、今まで企画担当のプロデューサーだったのが、単体女優さんの担当になったんですね。そんで、髪の毛が天然パーマでロン毛だったんですけど…まあ汚かったんですけど…プロデューサーっぽく見せるために髪の毛を切りました。といいますか…この話いる?(笑)

ま:今のは関係ない話です(笑)。

:僕も薄々わかっていましたけど(笑)。

ま:それじゃあまずは、当たり障りなく。AVのプロデューサーのお仕事とは、どんな事をしているのですか?

:当たり障りありますよ~!! それでインタビュー全部終わっちゃうんじゃないかって気が…。

ま:大丈夫です! 沢山ネタ持ってますから!

:まず、AVには、「単体女優作品」と「企画作品」とがあるんだけれど、僕は今は単体女優さんの担当プロデューサーをやっています。まあ、基本的には、いかに良いAVを作って、いかにお客様に届けたら良いのかを考えるお仕事ですね。

ま:どうりでそんな髪型なわけですね!

:あのー…はい(笑)。例えばですね、まりかちゃんという女のコのDVDを、どんなものにしたら、より多くのお客さんに手に取ってもらえるかなってことを考えているわけです。

ま:へええ。ていう事は、まりかの作品の内容って、監督じゃなくてプロデューサーが考えているものなんですか?

:まりかちゃんの作品一本において「中身をこういうのにしよう」っていうのは、プロデューサーと監督の双方で考えています。「こういう作品を作りたいな」って大きな枠を考えるのはプロデューサー。最初の「核」になる部分を考えるんですよ。

ま:ほー!

:監督っていうのは演出したその作品において責任を持つのだけれど、プロデューサーは、その女のコの、例えばデビューしてからその後までと、長く、全部見ていくんです。

ま:じゃあ杉浦さんが、まりかのデビューから、これからも考えてくれているんだね!

:考えてますよ!
 
ではでは恒例の質問!AV業界に入ったきっかけを教えてください!

ま:他にはどんな事をしているの?

:作品の方向性を考えたり、女優さんのイメージを決めたり…まりかちゃんだったら「ぶっちぎり清純派」だとか、そういう事も決めますね。あと、DVDのジャケットをどういうものにするのか、とか。作品を広―く俯瞰で考えるって感じです。

ま:そういうふうに、「この女のコは清純派で売ろう!」としていたのに、テクがプロ過ぎたとか、「ギャル系でイケイケそうだなー」って思ってたのに、滅茶苦茶ウブだったとこか、そういう女のコはいた??

:います。物凄いバリバリにできるコかと思っていたのに、「あれ? マグロ? 無反応!?」という女のコもいますよ。ことさらセックスのことって、面接の段階ではなかなかわからない。だけど、この女のコはどういうコなのか、って言うのを見極めて、売り出し方を考えていってます。

ま:そういうとき、「路線違うな~」って思ったときは、どうしているんですか?

:あまりにも違い過ぎる場合は、方向性自体を変えるってことも視野に入れていますね。

ま:ちなみにまりかはどうだった?

:ぶっちぎりっす!(笑)

ま:何それ(笑)。じゃあ「まりかの作品を新保監督が撮る!」って決めたのも、実は杉浦さんなの?

:そう。どの監督に撮ってもらうかも、プロデューサーが決めてます。わかりやすく言うと、監督は料理長で、プロデューサーは店長って感じかな。それで、女のコが素材ですね。すごい天才の料理人がいたとしても、お客さんのいないところにお店を出したりしたら多分流行らないし、すごくサービスの行届いたお店でも、料理がまずかったらやっぱり流行らない。良い素材(女優さん)と良い料理人(ディレクター)と良い店長(プロデューサー)が力を合わせて初めてステキなお店が出来るって事かな。

ま:まりかは新保監督に1作目から3作目を撮ってもらうことになっているけど、それは1作目を見て、「新保監督とまりか、いいコンビじゃん!」って事で杉さんの判断で決まっていったってこと?

:そういうことですね。1作目が出来上がってプレビューをしたところで、新保監督の丁寧さがすごく良くって、いい作品になっているなあって思って。まりかちゃんも新保監督を信頼しているというか、良いコミュニケーションが取れていたじゃない? それならばお互いに良いところを伸ばして行けて、良い作品を作って行けるな、って思いまして新保監督にまたお願いしている、という感じです。

ま:じゃあ次は、もしかしたら違う監督になることもあるかもしれないの?

:そういうこともある。

ま:それはなんで?

:監督にはそれぞれ持ち味があって、作品のテイストだったり、自分の色があるんですよ。今回は、新保監督の色とまりかちゃんの色が合わさって化学反応を起こして、すごく綺麗な色になっている。けれど、新保監督とは違う、他の監督の色っていうのもあるわけですよ。その監督の色とまりかちゃんの色を合わせてみたら、もしかしたらもっと綺麗な色になるかもしれない。それは試してみないとわからないので、やってみよう、ってところですかね。

ま:なるほど~。ではでは恒例の質問(笑)。AV業界に入ってくるには相当屈折した人生を送っているのではと思うのですが、この業界に入ったきっかけは?

:屈折かあ(笑)。高校卒業して、浪人していて予備校に通っていたんですけど、その時ちょうど映画『タイタニック』が上映されていまして、あんまり友達もいなくて、唯一の男友達と二人で見に行ったんです(笑)。

ま:男同志でタイタニック!! なんだか凄いですね!!(笑)

:それを見て、これは凄いと! こいつは凄いと! 隣は男なんですが、俺もう泣いちゃって。それまで映画なんてほとんど見た事がなくって、その男友達とタイタニックについて熱く語り合い盛り上がっているうちに、「あっ そうだ映画監督になろう!」って思ったんす…。

ま:えええ唐突!!!!(笑)

:もうこれしかないなと。テレビとかで、「何十万人が感動した!」とかやってるじゃないですか。そんなに沢山の人を感動させる仕事って他にないな!と。そんで大学時代は映画研究会に入って自主制作の作品とか作っていたりしたんですよ。

ま:でも、映画監督になろうとしてたのに、どうしてAV業界に入ってしまったの…?

:大学の時に仲の良かった映画研究会の先輩がテレビの制作会社に入社して。たまに大学に遊びに来てて、「どうですか?」と憧れの職業だったから聞いてみたりしてたんですよ。するともう、「つらい」だの「寝れない」だの「朝歯を磨けたらラッキーだよ」とか…別に好きな事をやって忙しいのはいいんだけど、お給料を聞いたらバイト以下か!ってくらいの額で。そんなんでいいのかって。

ま:ほほー。

:やりたいことをやるのはいいことだけど、お金ってその労働の対価じゃないですか。やりたかった事をしていても、その額が低いという事はその仕事の質が低いと社会から判断されてしまう。「そんなのふざけんな!」と、思っていたわけです。それで多少給料の高い、映像に関わる仕事ならAVのお仕事もありだな、と考えて。
 
やっぱりというか・・・いい意味で屈折してますねぇ~(笑)

ま:AVに偏見とかはなかったんだね。

:まあ、世間をなめてまして。なんせ映画監督になれると思った男ですから(笑)。

ま:あははは(笑)。

:当時も企画ものというAVがあって、「面白くない!」って思っていたんですよ。僕レイプものが好きだったので…。

ま:新保監督(★第1回参照)といい、そっち系好きな人多いのは何故?!(笑)

:まあ(笑)、僕はレンタルDVD屋さんに行って、女優ものとレイプものと当たり障りないものの3セットじゃないと借りられないという恥ずかしがり屋ボーイだったんだけれども。本当はレイプものだけを借りたかったのに(笑)。「この人レイプ好きの危ない人!」って思われちゃうのが怖いというシャイボーイ(笑)。

ま:シャイなんだかなんなんだかよくわかんないよ(笑)。

:そんでまあ、企画書を持ち込もうと思いまして、壮大なレイプ作品を考えてみたんです。山を一個まるまる貸し切ってやる、ガチンコレイプバトルみたいな。

ま:バトルロワイヤルみたい!! 怖い(笑)。

:そうそうそう。だけど我ながらいい企画だけど金がかかるな~って。そしたらたまたまソフト・オン・デマンドのサイトを見ていたら、俺の考えた作品に近いものがあって。しかも、俺が考えていた企画よりももっとお金がかからなくて、もっとリアルな感じで出来ている。監督名を見たら「高橋がなり」って書いてあって。「あっ! この人知ってるテレビで見たことある!」って。それをきっかけに、面白い人だなあ、と。僕が考えたことよりも、もっと上の作品を作る人たちとお仕事がしたいなあって思ってきて…。

ま:へえ~凄い運命な感じなんですねえ。

:それで入社試験に応募して、まずは会社説明会に行って。説明会って、ここはどんな会社か?って説明を聞きに行く場じゃないですか、学生がぽかーんって。けど、うちの会社の面白いのが、背の高いおじさんがいきなり会場に入ってきて、人事の人だったんですけど。いきなり、「おはようございまーす」「はい声小さい、やりなおし」「はい君、何か質問あるかな?」っていきなり振られて。

ま:説明を聞きに来たのに!? びっくりするー!!

:みんなそんな質問とか出来ない訳ですよ。そしたら「君たちは合コンに行くか」と。「合コンに行ったらまず何をする」と。相手を知りたい時に何をするのかといったら、質問をするだろと。君たちはこの会社がどんな会社か知りたくて来たんだから、君たちが質問するのが普通じゃないのか、と。そこから物事は始まるんだという理論を聞いて。ああ、ちょっと変わってはいるけど面白い会社だなあ、って。

ま:確かに他にこんな会社はないかも知れない…。

 
まりかのインタビュー後記
ねえ、みんな!! この人たちも、わりと捨てたもんじゃないわよ。
映画『タイタニック』で泣いちゃったんだって……。男2人で観に行ってね。プププ。
当たり前だけど、AV業界の人も、人間なんだねぇ~鬼じゃないんだねぇ~。シミジミ……。
今回は、まりかの専属プロデューサーにインタビューしたわけなんだけど、前回のインタビューでも書いた通り、「AV業界の人なんて、敵だ~!」って、感じでガッチガチに虚勢張ってデビューしたのね。
でも、今回のインタビューで、今では、まりかがプロデューサーになついちゃっている雰囲気、伝わったかな?
こ~んな感じに、AV業界だって人間らしい人間がいるんだってわかって貰えたら嬉しいな!!
絵
まりか
誕生日:1984年10月29日
出身地:東京都 血液型:A型
趣味:お絵描き/ダイビング(NAUIスクーバーダイバー)/グラビアコレクション(現在1000冊以上)
特技:生け花(小原流師範)/フラワーアレンジメント/水泳(地区代表)
スリーサイズ:B:85cm(Dカップ)W:59cmH:88cm
★MARIKA OFFICIAL BLOG
http://blog.livedoor.jp/cinderella_02/

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