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ぶっちぎりの清純派AVアイドルまりかが、オトナの世界で働く人々に突撃インタビュー!オトナの世界におじゃましちゃいます!
女性AD、河崎さんに突撃!
(後半)
はじめまして! ぶっちぎり清純派まりかです!! 『女子が選ぶてぃんくる賞』に選んでいただき、これから、まりかがてぃんくら〜を代表してオトナの世界にを突撃していく事になりました!
まだまだ私もAV業界に足を踏み入れたばかりで、わからないこともたっくさんあるけど、頑張って皆様にリアルなお仕事の裏側をお伝えしていきたいと思います。
- 女性の目から見た撮影現場って、どんな感じですか?
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まりか(以下ま):SODの入社試験って、どんな面接だったんですか?
河:私の時は社長と役員の方がいて。「この会社に入ったら何がしたいですか」とか、いかにも月並みな質問をされるんですけど、一番最後の最後で、「この人を笑わせてください」っていきなり振られて(笑)。経理の方だったんですけどですけど、ちょっとムスっとしている方で…いきなり一発で笑わせろという難題を突き付けられました。
ま:面白い(笑)。その時はどうしたんですか?
河:「今彼女はいるんですか?」って聞きました。そしたらニヤーって(笑)。
ま:あはは(笑)。面接なのに! 彼女って(笑)。。
河:男の人は大体、女の人の話をすればニヤーってしますからね。
ま:ああ! なるほどー!! 確かにー!! 凄いなあ、いいところ突きますね~! 言われてすぐその判断ができるのってすごい。
河:いやーでもめちゃくちゃ緊張しましたよ、ホント。すごく焦りました。
ま:「この人を笑わせて下さい」って質問は、今に活きていると思いますか?
河:思いますね。「どんなときにも臨機応変にやりきれ」っていう。
ま:どんなことが突然起きても、柔軟に対応できる人かどうかが、求められてたことなんですね! 最初、入社したてのADさんって、物すごい大変じゃないですか。大学生からAV業界へ、って結構カルチャーショックなことも多いと思うの。現場ではセックスをするのだから、それなりに色んな汗やら汁やらが飛び交うし。でもADさんはそれを片付けなきゃならないでしょう。河崎さんは女のコだし、嫌だなあって思ったりしないんですか?
河:そういうのは何とも思わないですね。仕事って感じです。
ま:河崎さんって女のコなのにそういうの嫌じゃないのかな、ってまりかのロケの時すごく気になっちゃったの。私だったらできないかもって思ったし…。なのに河崎さんときたら、コンドーム片手に、さらにもう片手にはローションを持って颯爽と男優さんに渡しているよね(笑)。そんな女性を、まりかは初めて見た(笑)。
河:ははは(笑)。そんなコト言ったら私、ロケの現場で男優さんの精液が掛っちゃったことがありますよ。現場を中断した時に、女優さんを控室に抱きかかえて連れて行ったんです。その時に、女優さんの身体に付いていたのが私に掛かっちゃって。それを聞いたら普通は「イヤだ!」って思うのかもしれないですけれど、何よりも現場で一番大変なのは女優さんですからね。わたしに精液が付いたくらいでギャーギャー言ってどうすんだ、っていう。一瞬へこみましたけど(笑)、普通にそのまま働きました。
ま:凄いなあ…。ADのお仕事での失敗段は何かありますか?
河:腐るほどありますねえ(笑)。。
ま:新保監督も杉浦プロデューサーも、二人して「ADの時が本当に、一番失敗談が多い」って言っていたからね、ここは聞いておかないと!
河:エキストラの男優さんを急きょ追加で一人増やさなきゃいけない時があって、私が外国人の方を呼んだんです。そしたら「外人じゃねーか!」って怒られて…。
ま:外人さんではだめなロケだったんですか??
河:いや、セリフのあるエキストラだったのに日本語が読めなくて、台本を理解できなくて…どーすんだよって(笑)。
ま:そもそもなぜ敢えて外人さんを呼んじゃったんですか??
河:私としては「この企画なら外国人が一人くらい混ざっているほうが面白いのではないか」って思ったんですよね。台本読めないのは、ちょっと…本当に大変でした(笑)。呼ぶ前に、監督に確認をしなかった、というのが一番のミスです。
ま:なるほど…。ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ってやつだ!
河:「作品を良くするために」と思ったことも、勝手にやってしまって、それで監督が納得のいかないものになってしまうのは、一番いけないことですからね。ADは、監督が作り上げたいと思っているものをより良く、スムーズに進めることが大事ですから。自分の提案があったら、ちゃんと監督に一度確認してやる。当たり前のことですが、この失敗で学びましたねえ。でも、不謹慎ながら外人さんがやって来て、キョドる新保監督の姿は面白かったです(笑)。
ま:あははは(笑)。それを言ったら確信犯みたいじゃないですか!(笑)
河:違います~(笑)。
- “女子ならでは”の質問しちゃっても……いいですか?(笑)
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まりか(以下ま):話は変わるけど、まりかと初めて会った時の印象を教えてください!
河(以下河):シンデレラオーディションの時ですかね。br>
ま:あれ? そうだっけ??
河:実はそうなんですよ。殆ど接点はなかったんですけど、現場の裏でこそーっと見ていました。いやーなつかしいですねえ! オーディションの選考の時のまりかちゃんはとても印象的でした。「スゴイ、できる!!」って。感動しました。
ま:いやー緊張していたからなんともお恥ずかしいです。まりかの一作目から四作目まで河崎さんはずっと現場を支えてきてくれているのだけれど、河崎さんから見て、まりかの“変化したところ”ってありますか?
河:最初とは全然印象違いますよ。最初、なんにも知らない人がまりかちゃんと初めて会ったら、間違いなくみんなが「不思議ちゃん」って言うと思うんです。
ま:あははは(笑)。
河:私も初めて会った時は、「あ、不思議ちゃんだ!」って(笑)。
ま:そうなの~?! ぶうさんのせいかな?!(まりかの連れ沿いのヌイグルミ、ぶうさんを出す)
河:そういうところが(笑)。ちゃんとお話しできるかなあって心配になりました(笑)。
ま:あはははは(笑)。
河:でもそんなことは全然なくて、もう「ふつーの女子!」でしたね。実はちょっと雑なところもあったり(笑)。見た目とは裏腹に、サバサバしてますし。
ま:そう言っていただけると嬉しいなあ! あっ、せっかくなので女子ならではの質問をしちゃってもいい? この仕事をしていて、恋愛観とかどうなんですか? 男性を見る目だったり、プライベートに何か影響はなかったの? 男性スタッフさんは、AV会社に入って逆に性欲が減退した…って人多いですよね。
河:私は特に変わらないですねえ、まあ、去年までお付き合いしてる人がいたんですけど…。
ま:おおっ!! 今までにない展開!!
河:私の忙しさが原因で、結局別れてしまいましたね。
ま:あああ…SODめ…! AVの会社で働いている、ということはネックにはならなかったんですか?
河:その人は、理解のある人で、何も言わなかったですね。まあ、別れた理由を「忙しい」でまとめてしまうのは、自分の悪いところだなあって最近思います(笑)。
ま:そっかー…。
河:でもその間に会社で面白い人たちにいっぱい出会えてるんで、彼氏がいなくても大丈夫です(笑)。
ま:確かに(笑)。SODにいたら、毎日刺激的だろうなあ。
河:良いのか悪いのかわかりませんが(笑)。
ま:そんな河崎さんは、休日はどう過ごしているんですか?
河:休みがあんまりないんですけれど…こないだは映画見に行きました。タランティーノ監督の最新作を。
ま:AV会社に勤めても、やっぱり映画が好きなんですね!!
河:けれど映画館に行ったら、うちの監督さんがいて…。
ま:わあ休日の過ごし方がカブった…(笑)。
河:監督、一人で見てましたね。
ま:声はかけなかったの?
河:完全なOFFなのでそこは(笑)。プライベートを大事にしてます。
ま:AV会社で働くことに関して、親御さんは何か言ったりしないんですか?
河:放任主義なので、映像やってるのね、という感じで。全く何も言われないです。うちは両親が離婚していて母方についているんですけど、父親にも報告しました。そしたら「よくやった!」ってすごく応援してくれています。
ま:まりかのお父さんと一緒だー! うちの父親も、「やるからにはがんばれ!」ってすごく応援してくれてるよ。
河:いいお父さんですね! 意外に父親って寛容なのかもしれないですよね。
ま:そうかもしれない!
- 今後について教えてください!まさか寿退社じゃないよねっ? ねっ?
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まりか(以下ま):入社して、ADをやっているという事は、河崎さんは今後監督を目指しているんですか?
河:最初は自分で作品を作りたいと思って入社したんですけど、二年弱ADとして働いてみて、いろいろな仕事をやってきて、いろいろな経験をして。AVって、女優さんがいて、プロデューサーさんがいて、メイクさんがいて、技術さんがいて、それだけでなく、作品が無事発売できるように進行を管理する人がいてくれたり、裏でたくさんの人が携わっていて作品が世に出されているんです。本当に色々な人がいるから作品ができるんだ、っていうのをとても実感して。裏方でも一生懸命頑張っている人がいて、どこの部署もなくてはならない、欠けてしまったら成立しないんだなあと。
ま:まりかもこのコーナーが始まってから、監督やプロデューさーさんやら、普通に接していたら聞けないようなお話を聞いて、本当にAVっていろんな人の協力があってこそなんだなあって思いました。
河:だから今は、監督だけじゃなくて、すべての人をサポートできるようになりたいなって。そこで「自分はどうしたいのかな」って改めて考えたら、プロデューサーがそのポジションに近いのかな、って思っています。
ま:プロデューサーを目指していくのですね! 寿退社って言われたらどうしようかと思った(笑)。SODは入社したらみんなADをやるのですか?
河:そうです。最初はみんなADで現場を経験します。AVの会社なので、そのAVがどうやって作られているか経験した上で、それぞれ見合った部署に異動するって感じですね。
ま:プロでデューサーになるためにはどうしたら良いのですか?
河:人によって違うので、一概にどうしたらプロデューサーになれる、という定義はないですね。それと、監督を経験した人のほうが、より良いプロデューサーになれるとも言われていて。今は私みたいな未熟者でも現場に必要とされているので、まだまだADで頑張りたいなって思っています。監督がもっと良い作品が作れるように、ADとしてサポートしていきたいです。
ま:こんな作品を作りたい、というのはあるんですか?
河:企画も面白いですけど、私は女優さんをいかに可愛くとるか、って作品が作りたいですね。見ているお客さんが恋しちゃうような。
ま:わーロマンチック! いいこと言うなあ。AV業界は男の世界じゃないですか。そのあたりの感性で困ったことはありますか?
河:そうですね、ことさら男性が性的興奮するポイントは、いつまでたってもわからないですね。なんとなくこうかな、っていう想像でしかないので。そして、痴漢とか陵辱の世界観がよくわからないので…
ま:新保監督とは大違い!
河:女のコがつらそうな顔しているのを見ても、エロく感じられないですねえ。男の人とはやっぱり違うなあって、AVのジャンルの幅広さを見て本当に思います。
ま:この業界も、もっと女性がどんどん増えたらいいなって思いますか?
河:正直、制作の現場で女のほうが多いって言うのはやっぱり違うと思うんです。男性がお客さんで、かつ性的なことを扱っているので感覚の比率が狂ってしまいますからね。どちらかというと、男の人にどんどん頑張ってもらうための女子マネージャー気質な人はとっても良いのでは、と思います。
ま:それでは最後にてぃんくら~の皆様にメッセージをお願いします!
河:いろんな業種のお仕事をなさっている方が多いかと思います。日々、大変なこともあると思いますが、何事も志を高くもって望んていけば、きっと良いことがあると思います。女のコが頑張ってくれるから「頑張ろう!」って思ってくれる男の人は多いです。我々も女のコが頑張ってくれるおかげで、頑張って仕事に臨めます。ただ、カラダには気をつけて、ご自愛くださいませ!
ま::ありがとうございましたー!まりかが1番最初に河崎さんに強い印象を受けたのは「絡み」終わりで精子だらけのまりかに、何のとまどいも無く、自分のコートをかけてくれたことでした。
皆さん、仕事の為にそこまで出来ますか?
「そういう現場にいるから、慣れちゃうんでしょ?」なんて思わないで下さい。
女優だって、スタッフさんだって仕事を離れれば1人の「女のコ」なんです。
皆、自分がいたい場所、必要とされる場所で必死な世界。
まだまだ駆け出し女優のまりかが偉そうなこと言うのも失礼な話ですが、自分が見つけた居場所で、彼女のように“誇り”を持ってお仕事をする女性を、みなさんもまりかと一緒に目指しましょう☆