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- ●池袋の西口と東口とは●-
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近頃、東口の「ビックカメラ本店」の並びに「ヤマダ電機」がオープンして、家電爆安戦争などと言われ、注目を浴びている池袋。もちろんJRや私鉄、地下鉄の路線が何本もアクセスする大型ターミナル駅で、デパートや飲食店なども数多く集まった、てぃんくら~にもなじみの深い街だ。
その池袋の駅前繁華街を見ると、西口と東口では意外と別の顔を持っていることに気付く。
まず、「東武百貨店」のある西口(東武が西口で西武が東口にある)は、大型店舗として3軒の「丸井」があることが特徴。街全体としては、飲み屋系のお店が目立つ。つまり、昼よりも夜に元気な街。東口が、23時を回ればだいぶ暗くなるのに対して、0時過ぎても多くの店が開いているのが西口だ。夜に働くてぃんくら~が、仕事のあとに、軽く飲んだり、食事をしようとするなら西口が便利。ディスカウント系のお店は少ないけれど、少し歩けば朝まで営業している「パウきたいけぶくろ(「ドン・キホーテ」&「肉のハナマサ」ほか)」もある。
一方、「西武百貨店」のある東口のキーワードはお買い物タウン。何でもそろう大型店舗が充実。「ロフト」「パルコ」「P’パルコ」「三越」「サンシャイン60」などがある。そして激安ショッピングという点では、「ビックカメラ」が4店舗、「ヤマダ電機(LABI池袋)」「ピカソ(ドン・キホーテ)」「さくらや」と大充実。さらに100円ショップも東口に集中。お昼のランチで1000円バイキングを実施しているお店も東口に多い。 - てぃんくる的な違い
- てぃんくる的にも西口と東口では、だいぶ異なる。西口のベースはキャバクラなど飲み系を中心としたセクシーパブ、各種店舗型のお店(キャバクラ系は東口にはあまりない)。実は東京で吉原に次いで個室高級サウナが多いエリアでもあるけれど、その多くは西口に集中。ファッションヘルスやSMクラブについても西口に集中している。また、東口は「萌え」な要素のイメクラ人気を爆発させただけに、コスプレ系のお店が目立つようだ。 隠れ家的にしっかり顧客を確保する西口か、競争相手が多い東口か、あなたならどっちのエリアを選ぶ?
遊ぶのも東口!!
何げにバンギャルが多くてビックリ!
お店に在籍する前から、池袋が大好きだったと言うのは、老舗ファッションヘルス「池袋平成女学園」の南聖良さん。そんな池袋通な聖良さんでも、池袋で働くようになって発見したことは、意外なバンギャルの多さ。お店の近くにライブハウスがあるらしく、コスプレやゴスロリの女のコが多いとか。聖良さん自身もゴスロリファッションがお好きなそうで、ちょっと楽しみなんだとか。一方、お店については、何より近さがお気に入り。
「駅から信号を渡ることなく出勤できるんです。これって貴重ですよ。しかも店舗型のお店だから、お客様も来店しやすいみたいです。まわりに競合店が少ないのもいいですね」
- 東口のお気に入りスポット
- お買い物は圧倒的にサンシャインの地下。サンシャインのことなら洋服ブランドからナンジャタウンまでおまかせ!
- 南 聖良さん 21歳
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月収約100万円
池袋平成女学園(ファッションヘルス)
http://www.mxy.jp/tokyo/shop/10103
仕事用の服も含め、
かわいい服ならやっぱりパルコ!
渋谷は街が若過ぎるし、新宿は逆にアダルトなイメージ。池袋はその中間のようで、働く場所としてとっつきやすく感じたというのは「新入生」のあかねさん。ただ、あかねさんが友達と遊ぶときは、あえて西口を利用するという。仕事場は東口、遊び場は西口と使い分けているそうだ。また在籍店については、あかねさんはスタッフに絶対の信頼を置いており、感動したエピソードを話してくれた。
「いつも相談などに乗ってくれるのはもちろんですが、以前に風邪を引いて動けなくなったことがあって。薬も切らしていることをスタッフに告げると、深夜にもかかわらず家まで薬を届けてくれて、とても感激しました」
- 東口のお気に入りスポット
- パルコではお洋服をよく買うんです。お客様との初対面は私服になるので、仕事用に店名同様のかわいい系の服を買ってます。
- あかねさん 20歳
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月収約70万円
新入生 (イメージクラブ)
http://www.school-g.jp/
買い物しやすさが違うので、
断然に「西武百貨店」派!
小さな頃、両親に地元の西武に連れてきてもらって以来の「西武百貨店」ファンと言うのが、M女専科「エレガンス」に在籍している綾さん。綾さんによると、池袋西武の店内は、人が何をどのように見たいか、商品陳列から通路確保まで計算し尽くされているのだとか。では、「エレガンス」についての印象を聞いてみると……、
「やりたくないことはやらなくていい点が何より働きやすいです。初めてのお客様が中心で、無理なプレイの強要があるかと心配もしたんですが、キツイことや無理強いをするお客様はまったくいないので、とても快適に働いています」
と、無理なく仕事に打ち込めている様子を話してくれた。
- 東口のお気に入りスポット
- 私は子供の頃から西武百貨店の大ファン。商品の好みも合うんですけど、店内が見て歩きやすい設計になってるんですよ。
- 綾(りょう)さん 26歳
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月収約80万円
エレガンス(SMクラブ)
http://www.elegance-m.net/
深夜でも開いてる
お店がいっぱいで便利!
池袋は何といっても西口。仕事が終わったあと、夜遅くても、いろいろなお店が開いているのが魅力と語るのが、「ファンタジー」の一華さん。仕事のあとに、仲のいい友達と焼き肉屋やお好み焼き屋に行くのが、何よりの楽しみとか。在籍のお店について聞くと、ファッションヘルスで働きたいと思っていてようやく働けたので、その魅力を満喫しているところだとか。
「お客様がたくさん来てくださるので、効率よく稼ぐことができます。外を歩かないから天気や気候に関係なく快適に過ごせるのもいいですね。それに、お客様に会うときは常にお店の服なので、私服に気を使わずに済んで楽なんです」
- 西口のお気に入りスポット
- 仕事のあとの食事にイチオシなのが「焼肉彩伽亭」。あの某接待系高級焼き肉店と同じ肉がぐっとお安く食べられるんです!
- 一華さん 20歳
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月収約80万円
ファンタジー(ファッションヘルス)
http://www.ikebukuro-fantasy.com/
萌え系のお店だけれど、
客層は意外と普通!?
入店前も、ときどき池袋には遊びに来ていたというみゆさんは、ホテルイメクラ「メイドパフェ」に在籍中。おもに洋服を買いに「パルコ」を中心に利用していたせいか、池袋というと若い人の街という印象が強いそうだ。ところが、お店に来るお客さんは、逆に精神的に大人の人が多いと感じるそうだ。
「プレイでも何でも、無理強いをするお客様が少ないんです。だからストレスなく働けるのがうれしいですね」
また、池袋は東口に萌え系の店が集中しているが、こちらは珍しく西口にあるのが特徴。メイドコスプレのお店ながら、さほどオタク客が多いということもないそうだ。
- 西口のお気に入りスポット
- 平和通り奥に、ディスカウントショップ「ダンピン」ってお店があるんです。ここでネイルチップや雑貨をよく買います。
- みゆさん 20歳
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月収約100万円
メイドパフェ(イメージクラブ)
http://www.maid-p.com/
ホテルの数が多い西口は、
効率よく働けるのが魅力
池袋は洗練された大都会ながら、渋谷や新宿と比べて、どこか庶民的な雰囲気が感じられる街でもある。そんなところが好きだと言うのは、SMクラブ「女子寮」のねねさんだ。街に生活感があって居心地がいいし、そのせいか、夜帰るときなどもあまり怖さを感じないのだそう。また、仕事場としてもお気に入りの様子。
「仕事ではホテルを利用するんですが、西口はホテルの数がとても多いので、空きを待たされることなくスムーズに働けるんです。それに池袋という土地柄のせいか、うちのお店の顧客管理のせいか、無理やわがままを言うお客様が少ないのも魅力ですね」
- 西口のお気に入りスポット
- 朝まで営業している美容室「Dears」。仕事が終わってからでも行けるので便利。トリートメントやカラーリングをしたくなったときにお世話になってます。
- ねねさん 23歳
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月収約100万~120万円
女子寮(SMクラブ)
http://www.joshiryo.com/
取材・文/星野 憲由