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- てぃんくる業界のニッパチ
- てぃんくる業界においても、やはり2月、8月はお客さんが少なくなると感じているお店が多いようです。そこで、この8月における集客のプラスとマイナスについて考えてみましょう。 8月は真夏の暑さのせいで、繁華街をフラフラ歩くのも厳しくなる季節。そのため、風俗店に足が向きにくくなる可能性は高くなるでしょう。そして夏バテなど、体調を崩しやすくなる時季でもあります。体調を崩しては、遊ぶ意欲はなえてしまうはず。また、お盆休みを利用してバカンスに出掛けようという人は財布のヒモが固くなるでしょう。 さらに学生が夏休みになる影響で、お店には新人がたくさん入店してきます。ご存じのとおり、新人にはお客様がつきやすいので、お店にお客様が来たとしてもライバルも多いのが、8月なのです。 しかし、8月にはプラスの面もあります。まず、外を歩く営業マンが、暑さしのぎを兼ねて利用する場合が増える点。シャワーを浴び、冷房で涼み、さらに風俗遊びを楽しめるのですから、暑い日ほど立ち寄りたくなる気持ちもわかります。 さらに首都圏の風俗店は、テレビや全国雑誌に取り上げられる機会が多く、全国的にメジャーな存在。それゆえに地方の風俗ファンがお盆休みを利用して、有名店で遊ぶために上京することもあります。 こういったチャンスをより広げるために、イベントなど非日常的な企画が有効になるのです。
お祭りやイベントが大好きで
個人でも開催しているほど!
イベントはお店が行うものが一般的だけれど、なんと「BAD COMPANY」のあまねさんは、お店のイベントと並行して、個人的なイベントも開催していると言う。もともとお祭りやイベントが大好きだったそうだけれど、12月にサンタクロースのコスプレイベントがあったときにお店を休んでしまい、サンタコスプレができなかったことが残念で、自腹で衣装を購入。1月に一人だけサンタコスプレをしたのがきっかけとか。
「やっぱりお客様が楽しんでくださるのが一番だと思うんです。お店で行うゲーム系のイベントもそうだし、コスプレもそうだし。いつもと違う何かがあると、こちらとしてもお客様に新鮮さを提供できるので、働きやすいと思います。もちろん、私自身がお祭りやイベントが大好きなせいもあるんでしょうけど」
イベント時は、お客様も気合を入れて来店することが多いのだそう。それを活かすことで接客もしやすく、満足度も高めやすいようだ。
- あまねさん 25歳
-
月収約50万円以上
BAD COMPANY(ファッションヘルス)
http://www.yesgrp.com/index.jsp?area_id=2&tenp
ゲームイベントのドキドキ感に、
お客様のテンションもアップ!
歌舞伎町の「ジュエリー」は、上品できれいな内装だったり、ドレスを制服にしていたりと、攻めの経営を行っているお店。イベントについても、そのときどきで内容は異なるが、積極的に実施している。在籍中のりょうさんも、お店で行われるゲーム系のイベントに好印象を持っているようだ。
「私自身、ゲームは好きですね。ゲームセンターにもよく行くんですけど、プレイ中のドキドキ感はたまりませんし、そのあと、気分がすっきりする気がします。それに近い感覚でお客様が来店されるせいなのか、機嫌のいい方が多いような気がします。やっぱりお客様の機嫌がよければ接客もしやすいですし、次の指名にもつながりやすいですね」
りょうさんは同時に、お客様のテンションアップのポイントとして、内装のよさ、ドレスでの接客も雰囲気を盛り上げるのに一役買っていると話してくれた。
- りょうさん 23歳
-
月収約60万円
ジュエリー(ファッションヘルス)
http://www.yesgrp.com/index.jsp?area_id=3&tenp
常時、複数イベントを行っているので
いろいろなお客様が利用!
てぃんくる系のお店の多くは、学園系や素人系など、テーマやコンセプトを決めて営業している場合が多い。これにより、各テーマに興味を持つ顧客をガッチリつかめるのだけれど、逆に言えば、それ以外の客層は取りこぼしやすくなってしまう。しかし、イベントにより、新しいお客様を招き入れることもあると、「私立萌えドル学園」のたつはさんは話す。
「うちのお店は、いろいろなイベントを行うので、その内容に応じて新規のお客様が多くいらっしゃいます。最近ですと、痴漢コースを設定したときですね。こういったチャンスに新規顧客開拓をするべきなんですけど、私はいつも通りの接客を心掛けています。無理して頑張った接客を気に入ってもらえても、リピーターで来ていただいたときに、接客のレベルが下がって不満を持たれたら意味がないですから」
- たつはさん 20歳
-
月収約60万円以上
私立萌えドル学園(ホテル型ヘルス)
http://www.lemonades.jp/new/index.php
イベント内容でお客様が変わり、
ときには自分のキャラが変わることも
デリバリーヘルスの中でも、積極的に多数のイベントを開催している「メイドの宅急便」のもえさんは、イベントの効果を大きいと感じているそうだ。
「うちのお店は、平日に日替わりイベントを行っています。月曜はパンツのプレゼントがあったり、金曜はコスチュームにセーラー服が加わったり。お客様は何も言いませんけど、気がつくと月曜に利用するお客様は月曜にしか来ませんし、火曜のお客様は火曜にしか来ないというケースが増えています。お客様が、よりうれしいイベントを選んで来られている証拠だと思いますね。また、イベントでコスチュームが変わることもあるんです。いつものピンクメイド服に対して黒メイド服というのもあるんですけど、これを着るときは、私自身も普段よりちょっと責め好きなキャラに変えたり、お客様にいつもと違う接客を提供するきっかけになったりします」
このようなイベントのおかげなのか、常連さんが多く、同時に本指名獲得率も高いそうだ。
- もえさん 20歳
-
月収約110万円
メイドの宅急便(デリバリーヘルス)
http://www.tenshi-tenshi.com/
イベントの開催も大切だけれど
それを活用できるスタッフの力が重要
「横浜コスプレデビュー」のハルナさんは、このお店は固定客がつかみやすいかもしれないと感じているそう。
「お客様と接するときに、ゲームイベントの結果とか、どんなイベントがあったとか、そういった話はほとんどしないんですけど、私自身もダーツのようなイベントは楽しそうでいいなぁと思います。それに他店での勤務経験のあるコから、このお店は本指名をとりやすいと言われますね。でも、そういったイベント内容を考えるのはもちろん、イベントをうまく利用して、お客様といい感じのコミュニケーションを取れるスタッフの力ってすごいですよね」
ハルナさんのスタッフへの信頼は厚く、女のコと積極的にコミュニケーションを取ろうという姿勢にとても好感が持てるそうだ。このような姿勢はお客様との接し方にも表れるようで、受付の裏にいるときなどにお客様との会話を聞くと、とてもいい雰囲気に感じるとのこと。イベントを盛り上げ、お客様に楽しんでもらうためにも、スタッフや女のコの人柄がとても重要なのだろう。
- ハルナさん 18歳
-
月収約80万円以上
横浜コスプレデビュー(ホテル型ヘルス)
http://www.cos-debut.com/
割引券が当たったお客様が、
いつもよりロングで遊んでくれることも
イベントの魅力を増幅させるのは、やはりスタッフのちょっとした工夫であり、アイデアといえる。それが個性的であれば、お客様へのインパクトも強くなるし、風俗メディアなどで取り上げられる機会も多くなり、それだけ新規客を招く機会も増えるというわけだ。
「秘書におまかせ 癒」で働く一色杏樹さんは、お店の考えるイベントにとても感心しているそうだ。
「このお店は、イベント好きなお客様が多いのか、ウキウキした雰囲気で来店される方が多いですね。お客様が楽しそうだと、こっちも接客してて楽しくなります。先日は、5000円割引券が当たったから、今日はロングで遊ぶって言ってくださった方もいらっしゃいました。お客様だけでなく、私としてもラッキーですよね。でも、おもしろいイベントをいろいろ考える店長たちにも感心しちゃいますね。既存のゲーム以外にも、独自で道具とか作るみたいで、前にはカラーボックスサイズのおみくじ箱を見たことがあります」
- 一色 杏樹さん 25歳
-
月収約90万円
秘書におまかせ 癒(ファッションヘルス)
http://www.o-iyashi.com
- てぃんくる業におけるユニークイベント
- 風俗店のイベントといえば、その基本は期間限定の料金割引。しかし近頃、注目されているのがゲームを用いた抽選形式イベントです。これはゲームの抽選や成績にしたがって、賞品や割引が変わるというもの。このイベントの鍵は、お得感より、何が当たるかというドキドキ感です。 恋愛系の心理学の本やテレビ番組をよく見る人なら、「吊り橋理論」というものを聞いたことがあるでしょう。これは、男女が吊り橋を一緒に渡ると、吊り橋の恐怖からのドキドキが、頭の中で混乱して、一緒にいた相手に対してドキドキ感を持っていると勘違いをしてしまうという理論。つまり、何の意識もしていなかった男女が、吊り橋を一緒に渡るだけで恋に落ちやすくなるというものです。 実はこれは男女間だけに有効な話ではありません。例えば、お店がドキドキ系イベントを行えば、そのお客様はお店に対して(通じては指名の女のコに)ドキドキを共有して好印象を持ち、固定客になりやすくなるというものです。実際、今回の取材でもドキドキ系のイベントを行ったほうが、本指名獲得につながりやすいという声も出ています。 ちなみに、いつもと違うドキドキ感を演出するという意味では、期間限定のコスチュームイベントも固定客作りのイベントに含まれるでしょう。
取材・文/星野 憲由