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- 取材NGこそ風俗店の王道だった
- てぃんくる業界には、昔からメディア露出を避けるお店があります。その多くは、歴史のあるお店が中心となっていることをご存じでしょうか。
- 昔は取材をするメディアもなし
- 今や多くのてぃんくる系のお店が、メディアで紹介されることを望んでいます。しかし、顔出しができて、取材を受けてもいいという女性が在籍していても、一貫して宣伝活動をしないお店があります。現在の風潮を見れば珍しく感じるかもしれませんが、昔は風俗店がメディアに紹介されることが特殊。数十年前ともなれば、風俗専門雑誌はもちろん、風俗店を紹介するメディアもほとんどなく、顔出しできるコはゼロに近かったのが現実。つまり、宣伝などはしないのが風俗店の王道だったのです。
- 昔ながらの遊びとしきたりを守る
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昔は情報がない分、お客様にとってはクチコミが頼り。さらにその日、どんなコと遊べるかというワクワク感もありました。当時は、指名写真や本人がお客様の前に並んで顔見せをするお店も少なく、一度遊ばないと、指名はできないのが当たり前の時代。そういった歴史があるため、伝統を重んじる老舗の中には、昔ながらの遊び方をそのままに残そうという考えがあるようです。
そして、思い切ってこの世界に飛び込んで来てくれた女のコに対して、人知れず働いて、目標を達成したら去ってほしいという思いもあるのです。何よりメディアに出ないということは、宣伝活動をしなくても、高い知名度があり、確かな集客力を誇っているという証拠。つまり、多くの固定客に支えられ、安定した経営ができるお店ということなのです。
豪華でやりがいのある職場で
頑張れば大きな結果が伴う
宣伝を意識するより、日々の努力が、お客様の満足度を満たし、ほかのお客様へとクチコミを広げていくことにつながる。その繰り返しこそが大切と、夕月グループの「ルーブル」は考えている。そして、その積み重ねによって、多くのお客様だけでなく女のコも集めてきたのだそうだ。
マスコミに出ないことは、女のコのプライバシーを守ることと同時に、お客様に対して秘密だからこそ興味をそそるという効果もあるという。
また、業界全体に素人志向が強くなっているため、「ルーブル」でも未経験者の採用は多くなってはいるものの、経験者の採用も重視している。それは、お客様への感謝の気持ちや接し方など、経験者だからこそ知っていることが重要だからだという。例えば、豪華な調度品で囲まれたお店で、どのように接客をしたらいいか、接客の雰囲気はどうすべきかといった仕事スタイルや、どんなドレスを選んだらいいか、美容室でどんなヘアスタイルにセットしたほうがいいか、という自分の見せ方。贅沢(ぜいたく)な空間にフィットするよう、自分をどう高めていくかプライドを持って意識してほしいのだそう。これを理解できるコこそが求められる人材といえるだろう。
- スタッフからのメッセージ
- お店には、豪華な内装設備と、一朝一夕には築けない歴史があります。これがお店としての完成度であり、大きなエネルギーを生むのです。この中で働くと、自分を大きく磨くことができます。それは同じ頑張りをするなら、より早く大きな結果につながることを意味します。加えて男性スタッフが多いので、女のコにも、よりきめ細かいサポートをお約束しますよ。
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ルーブル(個室高級サウナ)
http://www.yuzuki-club.com/louvre
高額店ではなく、高級店である
ことにこだわりたい
接待の場としてはもちろん、有名人などの利用もうわさされる、吉原の伝説の店「ピカソ」。
こちらでは、開店以来、メディアやホームページでの女性の顔出しはもちろん、来店されたお客様にも顔見せをしないというスタイルを守り続けている。実際に、メディアの顔出しをしないことで客層の向上もあるという。もともと接客しやすい客層だが、その上マニアックな人が少ないのだとか。
また、単に料金が高い高額店ではなく、高級店であることにこだわりたいという。お客様が女のコを選べない環境であっても、お客様にハズレたという印象を与えないサービスを提供できること。それができるからこそ、接待向けのお店としても長く愛されているのだ。
逆に言えば、在籍するすべてのコに一定以上の接客クオリティが求められる。それだけに、女のコにも安易に稼げると考えないでほしいと言う。客層も収入面もお店の環境もレベルが高い。そのレベルの中でこそ、力を発揮したいというコを求めているのだ。仕事への意欲を持ち、真剣な気持ちを感じるコであれば歓迎とのこと。
- スタッフからのメッセージ
- 働いている女性はモデルのようなルックスのコばかりで、店からの指導、出勤などもとても厳しいといったうわさが立つこともしばしばですが、実際はそのようなことはありません。お客様の心を癒せる心配りは大切にしてほしいと思いますが、常識の範囲の話。お店としては、そういったうわさに惑わされず、自分の目で見たことを信じる方に入店してほしいと考えています。
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ピカソ(個室高級サウナ)
http://www.picasso-club.jp/index2.html
顔出しNGのほか、飲酒や
爪の伸びたお客様の入場も拒否
横浜の曙町は関東でも有数のヘルス街。その中で「SENSE」を展開するグループでは、開店以来女性の顔出しはNG。高級店の「SENSE」、お姉さん系の「Feel」、若いコ系の「airi」、すべてのお店で、女のコの働きやすい環境を考えて、一切のメディアへの顔出しをしていないのだ。そして、全店で開業以来、女のコの知り合いバレはゼロだという。
さらに「SENSE」では、酔っているお客様の入場を拒否をしている。少しでもフロントで酔っている様子がうかがえれば、入店させないというのは斬新な発想。さらにすべてのお客様に爪の検査をして、爪が伸びている場合は、フロントにある爪切りとヤスリできれいにしないと遊べないシステムをとっている。
また個室は広く、ちょっとしたシティホテルのような雰囲気を持っている。この内装はお客様にも好評で、女のコからも接客中にムードをつくりやすいと評判が高いとのこと。また、部屋での個室待機スタイルをとっているが、各部屋にテレビ、冷蔵庫も完備しているため、待機中も快適に過ごせそう。
- スタッフからのメッセージ
- 簡単な講習はありますが、素のままのあなたで、無理なプレイなしでお客様に接していただければいいのです。テクニックなどは意識せず、恋人気分でお客様に接していただきたいと思います。また、店ではお客様からアンケートをとっていますが、これも女のコの接客の弱点を克服するための資料とするためのもの。よりよい接客ができるよう、これを参考にしていくことができます。
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SENSE(店舗型ファッションヘルス)
http://www.sense-yokohama.com/
現場第一主義で、女のコの
働きやすさを重視
何事も現場第一主義という、金町の個室高級サウナ「ゴールド」。女のコはもちろん、男性従業員など、お客様に接するスタッフのことを第一に考えたお店づくりを行っているそうだ。
そして、お客様にもウソのない接客を大切にしている。そこで自分のお店で同じような疑いを持たれるより、いっそ顔出しなどしないほうがいい、と判断したのだそうだ。そして、お客様一人一人に誠実に接してきたことが、現在の信頼へとつながったと考えている。お客様に満足感を提供できれば、クチコミで次のお客様がいらっしゃるようになる。さらにお客様が多いといううわさが広がれば、今度は自然と女のコが集まってくる。この繰り返しが、お店の経営の基本だと考えているのだ。
また、顔出しOK、NGなどで、女のコの間に差をつくってしまうこともあまりよくないと考えている。すべて平等であることで、波風が立たず、お店が安定するそうだ。
そのため、女のコに対しても秘密厳守で広く採用を行っている。出勤は、事前自己申告の自由出勤制で、週1日からでも可能。女のコに自由と責任を預けているお店なのだ。
- スタッフからのメッセージ
- 在籍する女のコは、越谷、横浜など少し離れた場所から通勤しているコが多い傾向があります。これは女のコが知り合いにバレることを防ぎたくて、家から遠く、風俗店が密集する地域でない場所を選んでいるようです。また、意外なほど別の仕事をしているコの率も高いです。メディアへの顔出しをしないことに加え、店の立地もバレないための要素となるようですね。
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ゴールド(個室高級サウナ)
http://www.kanamachi-gold.net/
メディアへの無理な顔出しよりも
女のコの情報機密が大切
必ずしもメディアを拒否しているわけではないという、吉原の名店「姿麗人」。ただ、あまりメディアに出る必要性を感じないというのが本音だそう。
こちらのお店のホームページは、女性の顔を出さずに写真を掲載している状態だが、顔出しをしているのと変わらないアクセス数と集客効果があるため、それで十分なのだという。それに、特に顔出しを禁止をしているというわけでもない。それよりも、女のコの情報やプライバシーを守ることを第一に、安心して働けるお店づくりを重視したいそうだ。
なお、ホームページでは、実際にお店で遊ばれたお客様のみが見ることのできる会員専用ページを設けていて、そこでは顔出しなどもあるという。これについても、女のコへの強制はないそうだ。
また、お店のスタッフは、仕事仲間ではあるが、規律を持って接するケジメを重視しているとのこと。そのため、ちょうどお客様に対応するような懇切丁寧さで、女のコにも接するように心掛けているそうだ。
- スタッフからのメッセージ
- 高級店だから厳しいお店と思われている節がありますが、決してそんなことはありません。出勤も自由出勤で、週1日からでも大丈夫ですし、勤務時間も相談に応じます。接客面では、お客様に対して上品かつ丁寧に接していただければ十分です。また出戻りのコも多く、それだけ職場環境も女のコに評価いただいているものと思います。興味を持たれた方は、ぜひご連絡ください。
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姿麗人(シャレード)(個室高級サウナ)
http://www.msj-net.com/home/sharade/
謎の多いお店というイメージを
大切にしていきたい
メディアにあまり出ないことで、謎めいたミステリアスなイメージを大切にしたいと考えているという「バルボラ」。今までほとんどメディアに出ることがなかったものの、今回、外観、内装のリニューアルを機会に、特別に取材許可をいただいたのだ。
マスコミに出ないことの狙いとして、「お客様が足を運ばなくては何もわからないお店」という認識を広め、また、女のコに対しては、顔バレしたくないことを重視するコに集まってもらうことに成功しているという。もちろん、女のコの情報の漏えいがないように、メディア露出をしないことはもちろん、個室待機で女のコ同士が顔を合わせることもなく、プレイ前の顔見せもしていない。加えて、お客様同士も顔を合わせない工夫をしているので、自分が接客するお客様以外と会うこともないそうだ。
このようなきめ細かな気づかいを行っているからこそ、お客様との信頼を深め、長く老舗として繁盛しているのだろう。人の気持ちに触れる接客を大切にしているからこそ、クチコミでお客様が増え続けているのだろう。
- スタッフからのメッセージ
- 新宿駅からの近さはもちろん、西武新宿の駅からは徒歩1分ほどで、通勤のしやすさは抜群です。歌舞伎町の個室高級サウナとして、かなり高額なお店ですので、女のコの収入もそれに準じて高額になります。また、雑費などの経費も都内ではとても安く、女のコの手取りを優位に考えています。もちろん、今ならお店はピカピカで、清潔感と豪華さにあふれた環境で働くことができますよ。
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バルボラ(個室高級サウナ)
http://www.barubola.com/
- メディアNGの職場メリット
- メディアの取材を受けないということは、働く女のコにとってもさまざまなメリットを生み出します。
- 女のコの情報を守る
- まず、雑誌や新聞といったメディアはもちろん、お店のホームページにも女性の顔出しがないとすれば、知り合いや親族にバレる確率は極端に低くなります。中には顔見せすらしていないお店もあるので、この場合ならバレる確率は限りなくゼロに近いといえるでしょう。そこには、今も昔も、お店の「女のコは人知れず入店して、目的を達成したら、人知れず辞められる」ことが一番いいという考えが根付いているのです。
- 顔出しハンデなし
- メディアに顔出しをするのもしないのも、女のコそれぞれの自由。しかし正直、顔出しできるコのほうが指名獲得に有利なことは否めません。でも、最初からメディア露出をしないというお店なら、顔出しができないというハンデはありません。みな、同じ条件で働くことができるのです。
- 客層の向上
- 個人の情報をもらさないことの重要性は、女のコだけに限らずお客様にもあてはまるので、よりお客様からの信頼感が高まります。これはお互いの信頼となり、自然と客質が向上するのです。また、顔出し写真がないことで、お客様が女性に対して勝手なイメージを持って来店することがないので、接客もしやすくなるようです。
取材・文/星野 憲由