「ここだけの話」略して「ココ話」〜第14回〜|風俗求人てぃんくる

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みんな事情はそれぞれあると思うけど、てぃんくるした理由はやっぱりお金って人が多いのでは。なのに実際に業界入りすると、経済観念がズレたりストレスで浪費しちゃったりして、なかなか予定どおりには貯まらないもの。そこで今回は、上手にお金を貯めるための秘策をあれこれ聞いてみました。コレを参考にして、ガッチリ貯金しましょー。

日払いでお給料がもらえるのはいいけど、財布にあると、つい使っちゃうのよね～。でも最近、コンビニで深夜でも入金できる場所があるでしょ。それを利用して、手元に現金を残さないことにした。で、どうしても買いたいものがある時だけ、いちいち銀行に行って下ろすの。そういう面倒があると、結構、無駄遣いが減るよ。（性感ヘルス・20歳)

そもそも買物しすぎ、カードの使い過ぎでこっちの世界に来たくらいの買物依存症。この仕事で収入は増えたけど、ストレスもすごいから、以前にも増して買物したい病が重くなってきてた。これじゃヤバイと思って、自分なりのルールを決めた。買物してもいいのは、7のつく日だけ！　それ以外の日は、街にも出ない！　最初は多少イラついたけど今は馴れて、10日に1度、ささやかなレジャー代わりに買物してます。（個室高級サウナ・23歳)

ウチの店には給料の支払方法が3通りあって、女の子はそれを自由に選べるんですよ。一つめが日払い。二つめが半月ごとに支払い。三つめが半分を日払い、残り半分を半月ごとにってスタイル。三番目の方法だと自然に、日払いでもらう分は生活費やお小遣いに、残りの半分は全部貯金にと仕分けやすいの。お陰で以前はほとんど全部遣っちゃってたのが、この半年で300万円ほど貯まりました。（ピンクサロン・21歳)

お給料？　ほとんど使ってるよ。でも貯金はバッチリ。といっても元は私のお金じゃないんだけど……。ちょっと前まで、営業の一環として(笑）お客さんと同棲してたの。この彼がまた微妙な職業の人で、いつも財布に多めにお金が入ってるから「あなたは貯金下手だから、私が貯めといてあげる」って、いくらか抜いては私の口座に入れちゃってたの。それでどんどんお金が貯まってたんだ。で、そのお客さんはとうとう捕まり、その隙に私は例の貯金だけ持って彼の元から逃げたというわけ。ちょっと危ない橋だったかな?（キャバクラ・25歳)

最初はお金のためだけに働いてたんだけど、そこそこ安定して稼げるようになると、金額よりも他の女の子に負けたくないって気持ちが強くなってきたの。なんとかナンバー1を取ろうと一生懸命になってたら、お金を遣ってる暇がなくなった。あれこれ作戦を考えたり、接客データを整理したりで、寝る時間すら足りないんだもん。ナンバー1になったら遊ぼう！って思ってたけど、実際にそうなったら、今度はその地位を手放したくなくなって、さらに仕事一筋の毎日。お金への興味がすっかり薄れた今日この頃、お金は勝手に貯まってる。（ファッションヘルス・22歳)



	お金が「ある」と思っちゃダメ。「ない」ものと思って貯金しなさい。と、よく言われるけど、本当にそうなんですね。執着を捨て、お金が勝手に貯まっていく境地に至ってみたいもんです。今度のゴールデンウィークも散財しないように気をつけないと。いっぽう、こういうお休みの時には、遠くから散財しに来るお客さんも結構いるもの。次回はそんな「遠来のお客さん」にまつわるエピソードです。4/24の更新をお楽しみに!


イラスト／松本薫