「ここだけの話」略して「ココ話」〜第21回〜|風俗求人てぃんくる

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もう学生じゃないのに、夏休みシーズンに突入すると、なんだかウキウキ気分になります。でもご用心。夏だからって浮かれていると、足元をすくわれることが結構あるらしい。そんな「落とし穴」にハマッた経験を今回はご紹介。みんなも落っこちないように気をつけよ～ね。

夏休みって、学生さんがお小遣い稼ぎにバイトに来るのよね。若い子には休みが終わっても在籍していてもらいたいから、店も少し優遇するでしょ。わかるよ、その理屈は。だけどさあ、おかげで私、シフトからはみ出してるんですけど。ウチの店は小さいんだから、そんなにバイトを採用するなよ～。私のシフトを返して～！（ファッションヘルス・22歳)

何がイヤって、夏のデブ客。デブって汗かきの人が多いでしょ。プレイ前にシャワー浴びても意味なくて、す～ぐ大量に発汗するんだよね。イメクラで受身が多いから、もう大変。上になってるデブの汗が、ボトボトボトボト私の顔を直撃！　そんな状況で「感じてる？　濡れてきた？」って言われてもねぇ。とてもじゃないけど、そういう気分にゃなれませんって。顔でしたら、オタクの汗でビショビショに濡れてますけど。（イメージクラブ・28歳)

私、一応、店でナンバー1をとってます。前は週に3日くらいしか出勤してなかったんだけど、雑誌や広告とかに出てからちょろっと人気も出たので、店長に頼まれて週6で出勤することになりました。その代わりに、春・夏・冬・ゴールデンウイークには時期をずらして長期休暇をくれるって約束だったの。それが去年の秋口の話。が、お正月は休めたものの、まだ春休みもゴールデンウィーク休みも、もらってない！　私の夏休みは来るのかホントに!？　店長のウソつき～！（おさわりパブ・20歳)

夏場は、暑さの和らぐ夜が私の活動タイム。ただ、問題は寝不足。夜遊びでハジケ過ぎると、昼間、すーーーんごく眠くなる時間帯がある。お店の洋式トイレで、座ったまま寝ちゃったりなんてことも日常茶飯事。そんなある日の接客中。お客さんに攻められてる状況から、私が上になって攻めに変わろうとムクッと起きあがった瞬間、目の前が真っ暗になった。気がついたら病院のベッドの上。どうやら気を失って、お客さんの上にバッタリ倒れたらしい。お客さんは慌てて店長を呼んで、店長は焦って救急車を呼んだんだって。原因は、ただの疲れと寝不足だったのに、お騒がせしてスンマソン。（性感ヘルス・23歳)

夏はやっぱり、肌を焼きたいじゃない。ちょっとお姉な服も似合うようにと、去年は思いきって海で焼いてみた。そしたら、お店でつく客、つく客、「○○ちゃんは、肌が白い方がカワイイ。白い方がよかった」って、指名客が激減。考えてみれば私、ロリ系で売ってたしねー。黒いとどうしてもギャルっぽく見られるからね。それ以来、肌を焼くのはあきらめたけど、一度焼くと、なかなか昔のように白くはならず、離れたお客も戻ってこない（泣)。（イメージクラブ・23 歳)



	いろんな夏の「落とし穴」、いかがでしたか？　うっかり同じ轍を踏まないように気をつけてくださいましね。さて、次回更新日は8/14。まさに夏真っ盛りです。なので夏がテーマの第2弾、「夏のバカーッンス」。バカンス中のおバカな出来事をお送りします。乞う御期待！


イラスト／松本薫