「ここだけの話」略して「ココ話」〜第39回〜|風俗求人てぃんくる

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「待機室」と、ひとことで言っても個室だったり集団だったり、雰囲気や設備もお店によっていろいろなんです。お客さんが来ない間、てぃんくら～のみなさんはそこで待機をしてるんですね。さてさて、そんな女だらけの集団待機室では、日々いったい、どんなできごとが起こっているのでしょう!?

私の勤め先はデブ専のデリヘル。だから在籍してる子は、みんな太ってるんだよね。そのせいか妙に安心しちゃって、待機室ではお菓子食べたりジュースを飲みながら、それはもう和気あいあい。正直、少し痩せなきゃとか思ってるのに、店に行くとついついつられて食べちゃう。お店的にはアリだろうけど、私的には「本当にいいんだろうか…」とかなり悩んでおります。まさか、待機室のお菓子やジュースはわざと!？痩せさせない店長の作戦だったり…。（デリバリーヘルス・21歳)

ウチのお店は、待機室が全面マジックミラーになってて、お客さんが女の子の様子を見ながら指名をできるってシステムなの。最初のうちは、常に見られてるから緊張してたけど、しばらくすると慣れちゃって平気でダラダラした態度に。ちなみに、マジックミラーで見てるお客さんの様子はうっすらと見えるから、気を抜ける時はさらに本気で抜いてまーす。同僚のMちゃんなんてムダ毛の処理してるもんね。（ファッションヘルス・22歳)

ホスト通いが盛んなT美。自分で稼いだ金で遊びに行くんだから、文句を言う筋合いはないんだけど、ホストとラブラブで撮ったプリクラを店のロッカーに貼るのはどうかと...。それが数枚ならまだしも、何十枚もペタペタと貼るもんだから、まわりの女の子から「ホストバカ」呼ばわりされて敬遠される始末。今はそれでいいかもしれないけど、意地悪な子がいたらアンタの指名客にこのこと、チクられちゃうよ-！（キャバクラ・25歳)

前の店に、個室高級サウナで働きながら、保険の外交員もやってるってコがいたの。私たちってとりあえずの収入はいいけど、正直、将来への不安はあるじゃない。そこをつかれた営業トークにおされて、1つ契約したんだよね。それからしばらくして、彼女、店を辞めちゃった。しかし、どうやら遅番の女のコのほとんどと契約を終えてから辞めたらしいの。本当に風俗嬢だったのかなぁ？きっと他の店でもそれやってるんだろうな…。（個室高級サウナ・26歳)

私の隣のロッカーのコが、何日か休んだ日のこと。化粧品臭い更衣室で、なんか別のニオイがするの。みんなで、なんだ!?なんだ!?って大騒ぎ。臭いの元をたどると、どうも休んでるコのロッカーが怪しいんだよね。次の日、ロッカーの主にロッカーを開けさせると、コンビニの総菜や弁当が腐ってるし、スポーツドリンクのペットボトルには、なにか小さな虫のような生き物がウヨウヨ泳いでた。あり得ない～！でも私が一番驚いたのは、それを見てもまったく動じない彼女。どういう神経しとるんじゃ…。（ピンクサロン・23歳)



	ひー、「ロッカーから異臭」はキツイですねぇ。そういえば、小学生のころ食べ残しのパンを机の中にしまったまま忘れ去り、素敵な緑色になっていたことを思い出しました。食べ物(生）は必ず持って帰るか、捨てましょう。さて、次回は集団があれば個室もある「個室で一人」をテーマにお届けします。更新は 4/22（木)お楽しみに!


イラスト／松本薫