「ここだけの話」略して「ココ話」〜第42回〜|風俗求人てぃんくる

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オタク客の特徴。その1、コミュニケーション下手。その2、人の話を聞いてない。その3、外見、雰囲気が独特。この特徴を聞くだけでも「やりづらいだろうな」…と推測できます。しかし、お客さんである以上、キチンと笑顔で接客しなくちゃいけないのがサービス業の辛さ。今回は、そんなやっかいなオタク客をフィーチャリングしました。

ぶっちゃけ私もオタク族。セコセコ同人誌作ってました。だからオタクの扱いならプロ級です。そんな私もちょっと前までは、恥ずかしいのでオタクな一面を隠してたんです。しかし、あるオタク客と漫画やアニメの話で盛り上がったおかげで、オタク魂に火がついてカミングアウトしました。これが意外と反響良いんですよぉ。オタク客ばっかり集まってきてはいるけど、指名リピート急上昇！今後もオタク道を極めていきます！（ファッションヘルス・21歳)

パッと見から、典型的なオタク君。失礼ながら、おおよそモテそうに見えないし、エッチの経験もないだろうと思ってた。案の定、プレイが始まってもムードも何もナシ。アソコをまじまじ見ながら「マンガのと違う...」なんて言われてもさ～。それに血圧を測るときみたいに、シュコシュコ胸をもんどいて「気持ちよくないの...？」なんて聞くなぁ！挙句の果てには「なんで濡れてこないの」だとー!　一度、カーチャンかネーチャンにHについて教わってこい！（イメージクラブ・20歳)

営業がてらホームページを作り、お客さんとのコミュニケーション用に掲示板を設置。ある日、そこでお客さんたちが、プロレスの話題で盛り上がってたんだよね。特に好きじゃないけど、兄貴がプロレスファンだったから、なんとなく話題に乗って書き込みしたの。そしたら、そのままプロレス掲示板になってしまった。あの書き込みが発端とはいえ、かなり切ない。私、マニアじゃないから。試合見に行く金があったら、店に来いって!（イメージクラブ・20歳)

初対面でいきなり説教してきたお客さんがいたのさ。「君は、そういう声じゃない。もっと高い声で、舌っ足らずな感じなんだ」って。そんなこと言われても、知らねーよ。確かに童顔なのに、声は低いってギャップはあると思うけどさ～。どうやら風俗雑誌を見て、妄想特急に乗っちゃったみたい。オタク客にはよくある話だけどね…。（性感ヘルス・23歳)

雑誌に顔出しして、かれこれ2年くらいかな。この間、私が出てるページを全部コレクションしてるっていうお客さんが来店。そのコレクションファイルを自慢げに私に見せるわけ。確かにその情熱はうれしいけど、そこまでされるとちょっと気持ち悪いよ…。それに、2ヶ月に1度程度しか来ないのって、本物より記事集めが好きなだけってことじゃないの!？きっと他の女の子の記事も集めてるんだろうな。そのエネルギー、世の中の役に立ててみたらいいんじゃないかねぇ。（性感ヘルス・21歳)



	オタク世界にも各自担当ジャンルがあるんですよねぇ。フーゾクオタクな人なら、お金を落としてくれるから大歓迎!ってものでもないのかな?さて、次回は「私の中の悪魔」をテーマにお届けします。更新は6/24です。お楽しみに!


イラスト／松本薫