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- 第30回 みおさん(21)
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生年月日:5月26日(21歳) 双子座
血液型:B型
趣味:Nintendo DSでゲームをすること
お仕事歴:3年
出勤:2日/週
月収:40万/月
蒲田素人専門学園痴漢イメクラ「りぼん」
http://www.k-ribbon.net/
蒲田にある数多くの風俗店の中でもバツグンの集客力。未経験のあなたでもしっかりと稼げます。高バックで高収入!まずはお電話ください!
家出きっかけで、ピンサロとSM以外は全て渡り歩いた
- ●お仕事を始めたきっかけは?
- 「家出して行くとこがなくて、高田馬場のイメクラに入ったんです。泊り込みで仕事できるって知ってたんで。フルで働ければすぐにお金もできるし、家もなんとかなるだろうって考えて」
- ●ずっとあの個室にいるってこと? あんまり健康的じゃないよね……?
- 「おかしくなりますよ。個室にあるのはタオルとローションとベッドだけ。固いマットの上にタオルを敷いてるだけだから眠れない。眠れないからケータイいじるでしょ。だから料金がバカみたいな額になっちゃう。そのケータイ代を払うために働く、の繰り返しになってきて。お店にいれば買い物も頼めるし、出前も取れるし、不自由はしてないんだけど外からの情報がないから、お客さんの何気ない話にめちゃめちゃ食いつくんですよね。だから逆にそれが気に入られちゃって。それでもまぁいいかって思ったりしたんだけど、コンビニにふらっと出かけて自分と同じ年の頃の子を見て『私、狂ってる』って。身なりも、話してる内容も違う。そこで初めて私はおかしいんだって気がついたんです。18歳なら18歳らしいことをしないといけないって
- ●家出はいつ終わったの?
- 「それからすぐに(笑)。その後も風俗は続けました。前に付き合ってた彼が風俗雑誌をよく読む人だったんです。別れたあとも好きで好きで仕方なくて。風俗雑誌に出ればきっと私のことを思い出してくれるだろうと。そういうのが重なって風俗を始めたんです」
- ●相当必死だったんだね~。
- 「そのためだけにケータイ番号も変えなかったくらい必死。それでついに私の載った雑誌を見たらしくて、彼からとうとう連絡があったんです!3年振りに!!」
- ●おお!それで、ヨリを戻した?
- 「いや、お友達で(笑)。彼に見てほしいがために始めた風俗だけど、途中からは半ばヤケクソっちゅ~か、意地っちゅ~か(笑)。その頃にはもう好きじゃなかったし、連絡が来たときはこんなもんだったのかって。でもここまでやったし、やれるとこまでやっちゃおうかなって。それで個室高級サウナに行ったんです。今はむしろAVにもう一度戻れたら、くらい思ってる(笑)」
- ●ほかにはどんなお仕事を?
- 「ピンサロとSM以外は全部。セクキャバやりながらAVやりながら、それだけじゃつまんなくなって、個室高級サウナででも働こうかなって川崎のお店に入店して。AVは『桜井麗香』って名前で2年契約したんだけど営業周りが夏だったんですけど暑いし、やたら露出系の洋服を着させられるし、ヒールも履きなれないし、それがイヤでそのままトんじゃったんです。ほかにはイメクラ、ヘルス、吉原にも行きましたね。ここに来たのは媒体に強いことが決め手です」
- ●風俗の仕事は好き?
- 「好きですね。いろんな人と会えるし話ができるし。おもしろいお客さんもいれば忘れられないお客さんもいるし。川崎でやってたときはAV女優だったってことで、前日に予約がいっぱいになっちゃうような状況で。お客さんの中には会った途端『やっと君に会えた』って70分間何も言わずに泣き続けるお客さんや、雑誌の切り抜きをファイリングして持ってくるお客さんとか。私のことをアイドル化させてたみたい。一度実家がバレちゃって大変なことに(苦笑)。そのときは事なきを得ましたけどね」
- ●お仕事の中で、自分に合ってるなと思うのは?
- 「キャバクラかな。個室高級サウナとかけもちしてるときが一番おもしろかったな。みんなでワイワイやるのと1対1の接客のギャップ。客層の違いもおもしろかった。同じドレスを着ていても接客がまるで違う。そんな自分がおもしろいの」
つらいことがあっても、友達みたいなお母さんに会えば元気になれちゃう!
- ●自分が楽しめてるっていうのがいいよね。
- 「そうそう。キャバなら誰かれ仲良くするわけじゃなくて、向こうから話しかけてきたコとだけ話すとか。風俗のコは思ってることを表には出さないから、それがちょっと怖くて……。先輩後輩もあるし」
- ●上下関係があるんだ?
- 「集団待機ってドキドキする。この座布団は空けておかなきゃいけないとか、このロッカーに寄りかかったら次の日イジメにあうとか。講習でも自分より売れてほしくないから簡単にしか教えてくれない人も中にはいるんですよ」
- ●女同士って、そういうとこあるよね(苦笑)。
- 「NO.1をとった次の日にロッカーがベコベコにされたり、私服がビリビリに破かれてたり。どんなに打ち解けて仲良くなっても、裏では何を言ってるかわからない。キャバはリアルタイム、風俗は継続的に嫌がらせがありますね。そういう意味では私、結構イビられてきたのかも(笑)。だから短期間にどれだけ自分が上にのし上がるかだと思う。上になってしまえば先輩は私をいじめてる場合じゃなくなるからね」
- ●それだけかけもちもしたりして稼いだら、金銭感覚が狂ってこない?
- 「おかしかったと思いますよ。電車に乗らなかったですもん。移動は全部タクシー」
- ●え?お店の行き帰りも?
- 「そう。電車が走ってる時間でもタクシー。計算したら一ヵ月のタクシー代が30万(笑)。その頃って月200万くらい稼いでたから。個室高級サウナとキャバのかけもちが一番スゴかったけど、あれはお金を稼ぐっていうよりも、仕事そのものがおもしろくて『接客』にハマってたんですよね」
- ●ところで。ご両親はご健在?
- 「父は私が生まれてすぐ亡くなったので母と二人です。今まで夜の仕事もしないでずっと頑張ってきて。母はすごいなって思います。私にはそんなのムリ!尊敬してます」
- ●親バレとか大丈夫だった?
- 「なんとか(苦笑)。仕事行ってるときにお母さんがセクキャバのカラ名刺を見つけちゃってお店に電話かけてきたんです。店長に誤魔化してもらったら、今度はお店まで押しかけてきちゃって。あわててトイレの個室に鍵かけて隠れましたよ。ヤバいことばっかり(笑)なんにも突っ込まれないけど、うすうす感づいてるとは思う。だけど何も言わないから言ってない」
- ●おうちにはお金入れてる?
- 「明日お金を使う予定がなければその日の稼ぎを全部渡しちゃう。渡さないときもありますよ。毎日渡してたら大変な額になっちゃうでしょ?前に私が100万くらい財布に入れたまま寝ちゃったときがあって、朝起きたら20万になってたとかありましたねぇ(笑)。お母さんにメールしたら『こんな大金どうしたの?これは一ヵ月分の食費と……』」
- ●貯金してくれてるんじゃないの?
- 「お母さんもお金ないって言ってる。ていうか、無駄遣いしてる(笑)?まぁお母さんもかなりの天然モノだし、こういう仕事して申し訳ないっていう気持ちもあるからそれくらいはいいかな。今までお母さん一人で頑張ってきたんだから好きなもの買って、好きなことさせてあげたい。それを重々しくしちゃうと『これはどうしたの?』になっちゃうから。だからその辺は適当に。でもお互い親離れ子離れできてないな」
- ●いい意味でギブ&テイクできてるんじゃない?
- 「仕事でどんなにつらいことがあっても家に帰ればお母さんがおもしろいから元気になっちゃう。本当におもしろくて、友達以上のツレ。朝まで二人で飲んだりするし」
- ●お母さんに仕事のことを話すときは来るのかな?
- 「今までずっとないし、これからもないと思う。25歳で上がるつもりでいるから、もしそのあとに聞かれたら『やってたことはあったけどね』って答えることはあると思うけど……」
「目標を絶対に見失わないこと」それが一番大事。
- ●25歳で上がるの?後悔しないかな?
- 「売れていれば『花があるうちに終われる』し、落ちていればこのまま終わったほうが将来のためにいいかなって。個室高級サウナで働いたときに30、40歳のお姉さんを見て、そこまでしてここにいなくちゃいけないのかな?って……。いろいろあるんだろうけど」
- ●金銭的な不安はない?
- 「昼職のつまらない上司にグチグチ言われているよりは、つらい思いをリアルタイムにしてきてると思うから、つらいことがあっても耐えられる自信がある。だからどんなことでも頑張っていけると思う。ずっとお付き合いのあるお客さんは『君は自分の人気がなくなったと思うだろうけど、僕にしてみればあれだけの人気者を今、独り占めできるんだからこんなにうれしいことはない』って。そういう人たちが支えてくれるからやってこれたんだと思う。そのお客さんに25歳であがることを話したら『幸せになってね』って。それを聞いたとき、私はいいあがり方ができるなって確信しましたね」
- ●これからこの業界に入るコにアドバイスなどあれば。
- 「接客業が好きなら楽しめるし続くと思う。自分にとって損になることはないからやってみるのもいいんじゃないかな。風俗の接客業はお客さんと裸の付き合いをすることで人間を見る目がしっかり備わってくるはず。それからこれだけは忘れないでほしいこと。だまされるな!」
- ●どういうこと?
- 「自分自身にだまされるな。自分がこの仕事を使うんだってこと。みんな自分に甘いから、目標なんてコロコロ変わっちゃうし、ホストに貢いで辞められなくなっちゃうし。だから自分がここまでと決めたらそこまで、稼ぎたいならその目標を絶対に見失わないようにやれるんなら、絶対にいいと思う。それとお金は人に使わないで自分に使う!人間関係を損得で考えられるのはこの仕事だけ」
- ●いい意味での損得勘定ね。
- 「ほかの人にお金を使って得られるものがあれば使うけど、自分にマイナスになる人と付き合うことはないもの。『僕が養ってあげるから仕事は辞めて』とか言う人いっぱいいるけど、自分がやると決めて入った世界で人に言われたからハイ辞めます?ただのお小遣い稼ぎの延長上でやるんだったらやらないほうがいいと思う。あとで絶対に後悔するし、それでいい思いをしたコは一人もいないよ。自分が頑張った分だけ得られるの。やるならやりきれ!」
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1975年7月28日生まれ。獅子座O型。
18歳でグラビアデビュー。AV女優として4年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。 -
- ☆小室友里自身が書き上げた自叙伝「Confession~告白~」好評配信中☆
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