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- 第32回 サキさん(23)
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生年月日:12月9日(23歳)射手座
血液型:O型
趣味:映画鑑賞(DVD300本所有!)
お仕事歴:4年半
出勤:4~5日/週
月収:70~80万/月
サキさんブログ「さきびより」
http://pksp.jp/saki-panda/
新宿MAX
http://www.max-s.com/
気さくなイケメン揃いのスタッフがしっかりサポート! 風俗店で働くのが初めてという方でも安心してお仕事していただけます。一日体験入店も歓迎しています!」
「ハンバーグを食べるなら、あの店のがうまい!」っていう感覚と似てる
- ●どうしてこの業界に入ったの?
- 「芸能プロダクションに所属しながらキャバクラで働いてたんですけど、芸能のほうがうまくいかなくて辞めちゃったんです。やりたいことが出来るまでのつなぎ、というイメージで、一度やってみたいと思っていた風俗を始めてみたんです。若いうちにしか出来ない仕事だと思うし」
- ●どんなところに惹かれたの?
- 「結婚したときに絶対役に立つ!料理上手と床上手は旦那さんが離れていかないっていうでしょ?料理はこれからなんとかなるけど、床上手は経験しないと、コレばっかりは(笑
- ●確かに(笑)。で、やってみてどう?
- 「こんなにお金がもらえていいのかな?って思いました。キャバクラのときは週3日くらい出て30万くらいだったから」
- ●一番働いてたときはどれくらい働いてたの?
- 「パブ全開で朝から晩まで。それで150万円くらいもらってました。本当は週5だったんですけど予約が入りきらなくて。それでいつの間にか毎日お店に出勤してて」
- ●身体大丈夫だった!?
- 「自分でもこれはマズイ、って思った頃やっぱり身体を壊しちゃって……突然身体がいうことを聞かなくなっちゃったんです。思うように起きられなかったり、ヤル気が出なかったり。それで思い切って1年間休養とりました。心療内科にも行って、休みを取れるならそれで大丈夫だろうって言われたんですけどね。復帰してからはマイペースで仕事してます。営業や販売、一通りいろいろな仕事はしてきたんですけど、こんなに楽しいと思える仕事は初めてだったので身体の不調にも気がつかなかったみたい」
- ●お仕事してて何が一番楽しい?
- 「頑張れば頑張っただけダイレクトに反応がかえってくるでしょ。よろこんでくれればその場でも感じることができるし、次の日にでもお客さんが来てくれたり。それにお客様にもいろんな人がいるでしょ。会話をしてても、思いもよらない答えを返してくる人とか。そういうのはすごく勉強になりますね」
- ●考え方が変わった面はある?
- 「これまでは彼氏がほかの女性と二人っきりで会うのもイヤ!って思ってたけど、奥さんや彼女がいてもお店に来る方はいるので、男性にはこういう息抜きが必要なのかもって思うようになりましたね。結婚して旦那さんにアレもダメ!コレもダメ!って縛り付けて、浮気に走られるよりは、アミューズメントパークの一環としてどうぞいってらっしゃい、って言えるほうが円満にいくのかな?って。お客様の気持ちって恋人に対するものとは違うんですね。気持ちが違うならいいか、って思うようになりました。女のコを選ぶときも、『愛情』ではなく『趣味・嗜好』の問題になってくるので」
- ●言い方悪いけど、商品を選んでいるような?
- 「ハンバーグならあそこが絶対うまい!それと似たような感覚があるんじゃないかって。そこに愛が生じちゃうと話は違うけど、ハンバーグに怒っても、ねぇ(笑)。私に迷惑をかけず家庭にも負担にならないようなら行ってくればいいんじゃないかな。節度は守ってほしいとは思うけど」
- ●どこまでが節度?
- 「毎日通うのもどうかなと思うし。お店のルールを守らないようなら逆に説教しますね!『女のコのことを考えなさい!』って。そういうことをする旦那や彼氏を恥ずかしいと思っちゃう」
- ●ところで。今までやってきたお仕事と比べて一番違う面って?
- 「人間関係に悩まなくなりましたね。従業員さんとも女のコとも和気あいあいとやってるし、付かず離れずのいい距離が保てると思います」
- ●お仕事してて大変だと思うことは?
- 「大変というか、たまにヘコむときはあります。『どうしてこんな仕事なんかしてるの?』の『なんか』って言葉にグサッときちゃったり。相手にはバカにしてるつもりはまるでなく、普通に言っているだけなんだけど、思ってる意識がちょっと出ちゃってるんでしょうね。『風俗嬢』っていう存在の、ランク付けみたいなものが人によって違うので、俺のほうが上だ!って思っていらっしゃる方も中にはいますよね。そういう人には『はいはい、そうですね~』って。それもプレイに含まれた料金だと思うようにしてます。最近は免疫も付いてきたし、常連のお客様はそういうことを言わないでくれるので、そのあたりで救われてますね」
- ●いつも不思議に思ってるんだけど、お客さんに自分のことをどこまで話そう、っていうボーダーラインみたいなものはあるの?
- 「それは友達でも同じじゃないですかね?すごく親しい人には全部話せるけど、あまり親しくない人にはここまでっていう基準と似てますよ。お客様がみんながなにかしてやろう!って思ってる人ばかりじゃないし、プレイに入ってしまえばそんなこと考えるほうがメンドくさいので(笑)。お客様は私がプライベートでどうしてるのか、楽しいことがあったならそれが聞きたいんだと思うので、私はある程度のことは話しますね」
心配してくれるから怒られる。だからその気持ちも受け止めたい
- ●お仕事を始めるとき、顔バレを心配すると思うんだけど、顔出ししないからバレないと思う?
- 「バレないとは言い切れないですね。バレにくいって程度だと思う。でもね、顔出ししたほうが稼げるコ、しないほうが稼げるコっているんですよ。広く浅く愛されるコは顔出ししたほうがいいし、狭く深く愛されるコは顔出ししなくても稼げる。そのコのタイプによってずいぶん違ってくると思います。でもそれは自分じゃ判断出来ないので、男性スタッフやお客様に判断してもらうのもいいんじゃないかな?私は隠してないですけどね」
- ●お友達は仕事のこと知ってるんだ?
- 「雑誌に顔出しするって決めたときに言っちゃったんです。雑誌を見て『こんなの知らない』ってなるより、直接言われたほうがいいんじゃないかと思って。腹を決めてやるんならいいんじゃない?っていうコばかりでしたね。それで友達やめる!っていうコだったら、きっと長く続いていく相手じゃないんだろうとも思うし。ちなみに両親も知ってますよ」
- ●カミングアウトのタイミングが難しいよね。
- 「私は初めに言っちゃったからいいけど、隠していればいるほど言い出しづらくなりますからね」
- ●そうなんだ!? どんなふうに話したの?
- 「お母さんに求人誌見せたら『今だけだからいいんじゃない?』って。遊ぶお金のためなら止めるけど、将来のために目標を作ってやるならいいだろうって。お父さんは無言です。コメントしずらいですよね。『いつか時期がくれば辞めるだろう』ってお母さんに言ってたみたい」
- ●反対されたら……って思わなかった?
- 「そしたら辞めようって思ってたんで。実は昔お母さんが個室高級サウナで働いてたことがあったみたいで」
- ●聞いていいかな?お母さんがソープで働いてたこと、サキさんはどう感じてるの?
- 「聞いたときはびっくりしましたけど、事情があったんだろうから。私がおなかに出来てすぐやめたらしいんですよ。お父さんとお母さんの馴れ初めも聞いてたので、生活が大変だったんだなぁって。親も人間だし、同じように若い時期があって葛藤して、その中で風俗をやったとしても私はそれを責めようとは思わないし」
- ●お母さんの理解があって、今があるんだね。
- 「イヤだなと思いつつ認めてくれた部分もあると思うんですよ。だから無駄使いしたり遊ぶためじゃなく、やりたいことが出来て学校に通うなり、しっかりしていこうって思ってます」
- ●もし仕事のことを話してなくてバレちゃったとしたら?
- 「親の年になって意識を変えることは難しいと思うんです。どうしても続けたいなら説得しなくちゃいけないし、この仕事を始めた経緯もしっかり話して、そのうえでなら怒られるだけ怒られるべきだと思います。内緒でしてたのはやっぱりイケナイことだと思うし。ただ怒ってるんじゃなくて、心配してくれてるから怒ってるわけでしょ。辞めるにしろ続けるにしろ、親の気持ちを全部受け止めて話し合うのがいいんじゃないかなと。キレイには絶対無理だし、これは理想だと思いますけど……」
彼氏には店には来てほしくないけど、風俗遊びは許す!
- ●恋人にも同じことが言えるような気がするね。
- 「もう別れちゃいましたけど、私も風俗始めたときに付き合ってた人に相談して、説得して、それで納得してもらいました。本気でやりたいからあなたも本気で考えて、って。何が心配って、自分を捨ててお客さんとくっついちゃうことが一番心配だったみたい。もちろん病気のことも心配して、病院行けって勧めてくれたりしてましたよ」
- ●彼氏と仕事、両立させるコツなんてあるかしら?
- 「仕事に関わる話をしない。許すけど理解は出来ないっていう人はたくさんいると思うので。それからエッチの回数を減らさない」
- ●手抜きはしない、ってことね。逆に多くなるくらい(笑)?
- 「減るといろいろ勘ぐられるので、ある程度の頻度は(笑)。あとは彼氏の風俗遊びを許す。女のコが浮気と遊びは別なんだって思えないとツラいかもしれませんね。『俺の彼女も風俗やってるんだ~』って、逃げ道じゃないけど、ストレス発散出来る場所をシャットアウトしないことですね。それからもう一つ。自分の財布のひもをきっちりと締めることです。お金がいっぱり手に入るとついおごってあげたくなっちゃうと思うんですけど、それが男の人をダメにしちゃう。男のプライドを傷つけてしまうこともあるので、稼いだ額は言わずに生活水準を上げない。『これは貯金するから使えない』って言っちゃうことです。男の人に劣等感を感じさせてしまうと『俺が働かなくてもお前の稼ぎで食っていけるじゃん』ってひねくれちゃうから」
- ●私は旦那が遊びに行ったら許せないかも……
- 「それはそれで無理に許そうとしなくていいと思いますよ。男性のみんながみんな風俗に行きたいと思ってるわけじゃないし(笑)」
- ●お客さんに告白されたりしたことも当然あったでしょ?
- 「『結婚してくれ!』って言われました。初対面だったんですけど……」
- ●ええーっ!初対面?そりゃあすごい……。
- 「婚約指輪買ってきたんだ!っていうから『恋人にですか?よかったですねぇ』って。そしたら『サキちゃんにだよ!』って、えぇっー!? ですよね。婚姻届も持っていらしてて。なんとか説得して帰っていただきましたけど、悪い気はしないですね(笑)」
- ●告白なんかしょっちゅうでしょ?
- 「『付き合うなら辞めてからだよ』ってみんなに言います。お客様はここで何をするかわかってるので、すごい嫉妬すると思うんです。そうさせるのもイヤだし。それにもし付き合ったらその人にはお店に来てほしくない。お客様として来店した時点で私の中では『彼氏』ではないですから。彼氏候補ならプライベートだけで普通にエッチなしのデートを重ねて。普通の恋愛過程ではいきなりエッチなことしないでしょ(笑)?それでお互いに気が合えば付き合うし、ダメならそれまでだし、ってことをお話しすると、大抵『通いながらお店辞めるまで待つわ』ってことになります。皆さんだいたいそこで諦めてくれますけど(笑)」
- ●それでは最後に、今後の目標を聞かせてください。
- 「将来的にはエステ業界に進みたいなと思ってます。風俗をやってたコってすごく重宝されるみたいなんですよ。自分の手を操ることに慣れてるから、マッサージ一つでも、教えるとすぐ覚えるって。それで気になってて、学校にも通ってみたいなって考えてます。あと1~2年で自分の進みたい方向に行けたらいいですね」
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1975年7月28日生まれ。獅子座O型。
18歳でグラビアデビュー。AV女優として4年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。 -
- ☆小室友里自身が書き上げた自叙伝「Confession~告白~」好評配信中☆
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