小室友里の聞かせてプリーズ〜第33回〜|風俗求人てぃんくる

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第33回　あやかさん（26）

生年月日:ヒミツ（26歳)
血液型：O型
趣味:マッサージ
お仕事歴:1年半
出勤:4日/週
月収:ヒミツ
葵治療院
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手が疲れても、家でじっとしてられない

●業界入りのきっかけは?: 「引っ越し資金を貯めたかったんです。それにまぁ、貯金もしたかったし。何かがあって、というわけじゃないんですけど」
●それまでは何をしてたの?: 「普通にOLやってました。洋菓子店でケーキの販売をやってたんです。だいたい週6日は働いてましたね。人がいないとお店に出てたので、まともに休めたのは月に2回くらいかな」
●使う時間もないから、そこそこお金も貯まるんじゃない？: 「もうその頃には一人で暮らしてましたから、使う時間がなくてもそれなりに出費がありますし。それに残業やらもろもろ含めて月収20万ですから、すんごい貯まる、ってことはなかったです」
●たくさんフーゾク店がある中でどうしてここを選んだの?: 「ホームページがきれいだったからかな。雑誌を見て、インターネットでお店のページを見て、って感じで探してたんですけど、まめに更新されてるお店って、スタッフがきちんとしていそうな感じがしたんです。葵治療院が初めてのお店なんですけど、ここは毎日なにかしら更新されていたので、それで面接いってみようかな、って思ったんです」
●実際にお仕事してみてどうだった？今までの仕事とはまったく別物だと思うんだけど。: 「もう必死ですよ（笑）。講習で習ったことを時間内にどうやって収めようか、そればっかり考えて。あの頃何してたかとかってほとんど覚えてないんですよ」
●これまでとは比べ物にならないくらい、身体も疲れるんじゃない？: 「マッサージするのってホント疲れる。それまで行ったことなかったマッサージ屋さんにも行くようになりましたもん。今はもう慣れたけど、仕事始めて手先が痺れるようになっちゃったんです。病院で診てもらったら頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん）っていって、エステティシャンによくある職業病みたいなものらしいです。『働き過ぎだからお仕事休みなさい』って言われたんだけど、2、3日も休んでるともう暇で暇で何したらいいかわかんなくなっちゃうんですよね(笑）。痺れるだけで痛みはないので速攻復帰しちゃいました。マッサージしてると痺れるは痺れるけど、仕事には問題ないし」
●それで、引っ越しは出来たの?: 「おかげさまで100万（円）貯めて、出来ました」
●そこで仕事を上がらなかったのはどうして?: 「そうですねぇ。仕事にも慣れてきたところだったし、お金がいいのはやっぱり魅力的ですよね。自分の時間も作れるし。前の仕事では落ち着いてゆっくり過ごせる時間もなかったので、今はいろんなことが楽しいですよ。私、人見知りなのでくだけるまでに時間がかかるんですけど、仲良くなっちゃうと逆にお客様にマッサージしてもらっちゃったりして(笑）」
●それ新しい（笑）！楽しいスキンシップだね～。: 「お客様もそれはそれで楽しんでくれてるみたいなので」
●ほかにお仕事やってよかったな、と思うことは?: 「元々夜型の人間なので、お昼に起きて夕方出勤のシフトが合ってるみたい。あとはだいたいお財布にいつも同じくらいの金額が入っているので安心感がありますよね」
●金銭感覚って変わった？: 「値札を見ないで買っちゃうことはあるかな。お仕事すればお金がもらえるって思っちゃうとついつい。その辺は意識的に気をつけないと。出勤前に銀行に寄って、今日のごはんと飲み物代だけお財布に残して、あとは貯金。そうしないと貯まっていかないところはありますね。以前は月末にドーンと振り込まれて、お財布が膨らんでたじゃないですか。今考えるとそれも悪くなかったな、なんて思いますね(笑）」

結婚願望はあるけど、行事とかは面倒くさそう……（笑）

●今はひとり暮らしなのよね?お家賃ってどれくらい？: 「家賃や光熱費を含めて6万5000円くらいかな。今、友達とルームシェアしてるんです」
●へぇ～！お友達は仕事のこと知ってるの?: 「もともと同じお店のコだったんです。今は別の店で働いてます。妹さんが一緒に住んでたんですけど出ていっちゃって、一人じゃ2DKはもったいないからうちにこない？って誘われて」
●シェアの仕方は?: 「一部屋ずつ分けて、あとは共同。完全に全部を分けてるってわけじゃないです。彼女は犬を飼ってるんで、抜け毛を気にしてしょっちゅう掃除機をかけてくれるんで、じゃあ私は二人分の洗濯をしようかな、みたいな。冷蔵庫の飲み物も名前とか書いたりするわけじゃないし。個室がある共同生活、って感じなのかな?」
●ごはんも分担して作ってたりするの?: 「お互いごはんは作らない人なんで、外で食べるか買ってきたものを家で食べるか、どちらかですね」
●ルームシェアって楽しそうだけど難しいところもありそう。彼氏なら言えちゃうことも女友達だと遠慮しちゃう、ってことはない？: 「あ～、なくはないですね。私が大雑把で彼女が几帳面な人なので『コンセントは抜いておいて』なんて言われることはしょっちゅう（笑）。そういうときは『はいは～い』って言うことを聞いてます。まずは相手のことを聞くってことが、ルームシェアのコツかもしれないですね」
●お互いのことがわかる相手と暮らしてるから、悩みや愚痴も理解してもらえていいかもね。: 「そうそう。家に帰ってきて今日はこんな日だった、お客様が多かった少なかった、全部吐き出してすっきりしてから寝れるんで、ルームシェアも悪くないですよ」
●でもさ、彼氏が出来たらどうするの?部屋には呼べないでしょ？: 「まぁ今はいないので、そんな問題もないですけど(笑）。友達も彼氏と会うときは外で会ってるので、私もそうしますよ。さすがにそれは彼女に申し訳ないし」
●このお仕事してる女のコが彼氏を作るのって、なかなか難しいことだと思うんだけど?: 「『実は風俗やってるの』って告白したとたんケータイ番号が変わって連絡が付かなくなった、なんて話も聞くし、いろいろ問題はあると思いますよ。ずっと隠し通せるなら私も言わないと思うんです。だけどそれって全部のアリバイを完璧にして、夜働いてる理由も完璧にしておかないといけないでしょ。嘘の上に嘘を塗り固めて、それが出来るならいいけど、私には面倒くさいかも。友達にもそうだったんだけど、そんな面倒なことをするくらいなら、告白して楽になっちゃうほうがいいなぁ」
●……もしかして、面倒くさがり屋？: 「あはははっ!そうですー(笑）。なんかねー、友達がそろそろ結婚し始めてたりするんですけど、イベント毎に両方の家にいかなきゃいけないとか聞いて、結婚願望はあるけど、それは面倒くさいなーって思ったりしますよー」
●そんなあなたに朗報。結婚したら一応は働かなくて済むよ？旦那さんが「共働きしてくれ！」って言わない限り。: 「養ってもらうのか～。それもいいなー。日がな家にいて、家のことやってるのも悪くないですよね」
●家のことだけやってると、そのうちやることがなくなって暇になる可能性はあるけど?: 「あー、それもイヤだな～。とにかく動いてないとイヤなんですよ。長く休んでるのってホントダメ。休みだったのに『今日お店出てもいいですか？』って働きに出ちゃうくらいだから。どうしようかなー。でも結婚はしたいなー」
●あやかさん、おもしろい……（笑）。ところで、今のお仕事はあとどれくらい続けようかなとか考えてる？: 「あと1年くらいかなぁ？歳も歳だしこのままじゃいけないな、とも思うし。せっかくお金稼いでるんだから、お金貯めてもう一度学校にも通ってみたいとも思うし」
●ジャンルは決まってるの?: 「どんな学校に通うかはまだ決めてないんですけど……。風俗辞めて普通の仕事には戻れるとは思うんです。金銭感覚が戻るかどうか、それが不安ですけど」
●日々貯金出来てる人なんだから、きっとそれは大丈夫だよ！例えばさ、今のお店を辞めても人妻系や熟女系のお店もあるでしょ？そっちに移ろうとかは考えたりしない？: 「自分の中でヘルスのサービスが限界かな、と。これ以上過激なサービスはちょっと無理かなーと感じてるんで、ほかのお店に移ってまで風俗のお仕事は続けないと思いますね。とにかく、趣味でも仕事でも身体を動かしていたいので、やれることを見つけて、しっかりと地に足を付けて次に移りたいです」

１９７５年７月２８日生まれ。獅子座O型。

１８歳でグラビアデビュー。AV女優として４年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。

☆小室友里自身が書き上げた自叙伝「Confession～告白～」好評配信中☆: ドコモ・KDDI「iドルSEXYch」; ラブコミック MODE; 三省堂書店 BOOKURL
☆モバイルサイト「恋ナビ?オンナの本音」監修☆: docomo…メニュー→恋愛; au／softbank… メニュー→占い

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