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- 第36回 綾(りょう)さん(26)
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血液型:A型
趣味:ライブ鑑賞/読書
お仕事歴:1ヵ月半
出勤:3~4日/週
月収:50~60万/月
所属店舗:池袋東口イメージ&M女専科「エレガンス」
http://www.elegance-m.net
「誰も初めは初心者です。不安は一緒に解決していきましょう。まずはお電話だけでもどうぞ」
SMに目覚めたのは中学生の頃だった!?
- ●業界に入ったきっかけは?
- 「前に付き合ってた彼に縛られたりおしりで……っていうのがきっかけでSMに興味をもって……。でも痛いのはイヤだからっていろいろ探してここに入ったんです。お金とかじゃなくて、SMをやりたかったんですね」
- ●風俗やってみよう、じゃなくてSMやってみよう! で業界入りしたのね。
- 「叩いたりするより縛られたりするほうが楽しいし気持ちよかったので、基本はMなんだろうなと。それでM女専門店を探したんです」
- ●SMに目覚めたのは何歳のときなの?
- 「実は中学生のときなんですよ。『家畜人ヤプー』って知ってますか?簡単に言うと女王様のお話なんです。私、小学4年生で生理が来たので、学校で教わる前に親から性教育を受けてたんです。どうして生理があるのか、赤ちゃんを作るにはどうするのか?そういう話を聞いていたので、本の内容もわかるんですよ。すごいドキドキして、でもSMなんてあくまで本の中のお話だろうって思ってたんですけど」
- ●実際にこういう世界もあったんだ、と。
- 「ヤプーは女王様の話だけど、私は言葉も出てこないし縛るより縛られたほうが気持ちいいし安心するし、私はMなんだな~って」
- ●SMの魅力ってなんだろう?
- 「自分を気持ちよくしてくれたご主人様が気持ちよくなってくれることがすごくうれしい。足の指を洗うのって、自分じゃ感じないけど人に洗ってもらうと気持ちいいじゃないですか。私にとってはプレイも大事だけど、そういうところでご主人様が気持ちよくなってくれることがすごくうれしいんです。お金だけじゃない関係性も魅力だと思う」
- ●本来なら一人であるはずのご主人様がいっぱいいるって大変じゃない?
- 「プレイ中はその人しかいないわけだから。二人でいる時間はご主人様のためにすべてを捧げようと思ってるし、ご主人様も私を選んだんだから、って思ってくれてると信じてるし。じゃないと会ってすぐに命令なんて出来ないですよ。もちろん波長が合わないご主人様も中にはいますよ。『名刺もらっていただけますか?』って聞いて断られるときもあるし」
- ●個人的にご主人様を探そうとは思わなかったの?
- 「探した時期もあったんですけど、最終的な目的がSMじゃなくなっちゃうんじゃないかなって。SMしたいと言いつつも月にいくら……みたいな愛人関係にしておいて、SMっぽいことも出来ますよ、ってなっちゃう感じがしたんです。そういう人がご主人様になったら私はダメになっちゃう。だったらお店でSMがしたいご主人様に尽くすほうがいいなって。何かあったときに守られる部分も多いし」
- ●SMって信頼関係がとても大切だと思うんだけど、初対面でSMするのって難しくないのかな?信頼関係とか作れないでしょ?
- 「最初はどうかな~?って不安だったけど、お店の人が『新人なのでお手柔らかにお願いします』ってちゃんと伝えてくれてるので、お客様も気を使ってくださって。怖いなって思ったのは初めの2~3日だけですよ。プレイ中は言葉の暴力とかあったりするけど、それ以外はおだやかにお話ししてくれるお客さんが多いんですよ」
友達の風俗嬢を見て、悪い仕事じゃないんだなって思いました。
- ●風俗の世界に対してどんなイメージを抱いてた?
- 「私はどんな仕事でも恥ずかしいとは思わないんです。自分がやりたいと思って、またはやらなきゃいけなくてやってることでも、自分がそこで笑っていられればいいと思うんです。友達が風俗やってて、泣くこともあるけどそれでも笑ってるんです。それを見て悪い世界じゃないんだなって。だから風俗に抵抗もなかったし、逆に風俗嬢を偏見の目で見たりする人のほうが心狭いよね、って思ってます」
- ●そういう考えは元々あったの? それともお仕事始めてから?
- 「元々そうですよ。お金が欲しいから、服が買いたいから風俗をやる。理由はどうであれ働いていることに対して偏見を持つことは私は間違っていると思うので。風俗って特別視されやすいから余計に偏見持たれちゃうんでしょうね。だから私は仕事のこと平気で言えるし、友達にも話してるし」
- ●友達はSMやることになんて言ってた?
- 「いろんな風俗の中でもSMが一番いろんなことをやるし、好奇心旺盛なあなたには向いてるよって。もちろんびっくりしてたコもいたけど、言ってくれてよかったって。どういう仕事してるのかわからない友達がいてさ、っていうよりは、ちょっと変わった職についてるコがいてね、って話せるほうがいいって」
- ●深い友達になればなるほど言い出しづらい、ってなかった?
- 「そこで嫌われたら友達ではなかったんだ、って思うんです。こんなことで終わってしまうなら、きっと本当の友達じゃなかったんです。でも一人もそんなコはいなかったし、逆に認めてくれたから友人関係をやっていけてるって思います」
精神的な安定を逆に与えてもらっている感じ
- ●お仕事してよかったなって思うことってなに?
- 「いろんな意味で満足感というか……一時的な男性恐怖症みたいになってたのが解放されてる部分があって。病院に通ってることもあって、生理休暇だけじゃなくて体調が悪いときにはお休みもらえるでしょ?精神的に安定をもらってるって感じかな。本当は与えなきゃいけないんだろうけど、私は与えてもらってますね。もしかしたら一般の仕事とはまったく違うことが学べるもかもしれない」
- ●もっと根本的な、人間同士の繋がりとか。
- 「そういうのはすごく強く感じますね。単純に癒されたい、ヌキたいだけじゃない感じはしますよ。最終的にはヌくことになるけど、それまでの過程、奴隷を従えている満足感があって、しかもそれで私も満足して。そういうのがSM独特の世界観になってるんじゃないのかな?」
- ●さっき男性恐怖症って言ってたよね?
- 「あー。今付き合ってる人はいないんですけど、いわゆるDVをする人と付き合って同棲してしまって……。一時期、家族としか話せなくなっちゃったんです。男の人と話すのもそばにいるのもイヤ!っていう時期が1年くらいあったんです」
- ●それはSMを教えてくれた彼?
- 「じゃないです。その人本物の乗馬鞭を持っててね、それで背中を叩くんです。それはもうSMプレイじゃないですよ。お給料も持っていかれちゃって毎日の食事代と交通費、ケータイ代しか残してくれないんです。でも自分からは怖くて別れたいって言えないの。何されるかわからないから。だから両親に家の事情があるからって無理矢理連れ出してもらったんです。そのあともネットストーキングされましたけど、ネットは私のほうが詳しかったので、そういう記録を持って警察に届け出ましたけどね。ただストーキングされてる、だけじゃダメだけど、事実としてメールだとかっていう記録があれば話は聞いてくれるみたい」
- ●男性恐怖症はもう大丈夫なの?
- 「あったらお仕事出来ないし(笑)。ただ誰かを好きになったり付き合ったり、まではいってないかな。それは焦ることじゃないと思ってるから」
- ●風俗業界に入る前の話だよね。入るときにそのことは引っかからなかった?
- 「引っかかりましたけど、カウンセリングでかなりよくなっていたので。ショック療法じゃないけど、とにかくもう一度男性と向き合ってみようって。初めてのプレイは本当に怖かった。けどプレイが終わってもう大丈夫って自分で思えたんです」
- ●好きな人はいないけどちょっと気になる、なんて人はいないの?
- 「今は完璧妄想系(笑)。ライブ行ってキャーキャー言ってる。でも今はこれでいいし、そういう時期なんだろうって。時間が経てば抜けてくるんだろうなって。親も呆れて好きにしろって(笑)。」
プレイが“義務”になっちゃったら、辞めると思います。
- ●ご両親は仕事のこと知ってるの?
- 「父は他界してます。母は多分気付いてるけど何も言わない。病気で動けなかった私を知ってるから、どんなことでも働けるならいいと。その代わり捕まるな(笑)、と言われたことがあります。うちの母って偏見ないんですよ」
- ●仕事のことを話すときは来るのかしら?
- 「う~ん、聞いてきたら話す。多分そうなったら『こういう仕事してる?』って聞かれると思うんです。そうしたら『そうだよ』って。例の男の一件があったときに、母には性癖のことはぶっちゃけちゃってるんです。だからそんなに驚かないと思う」
- ●お友達は話してくれてよかったって。それはお母さんにも当てはまるかもしれないよね。
- 「もっと若いときだったら言ってたかもしれないけど、この歳になってそれはないかな。自分からこういう仕事してるんだ、って言ったら『別にそんなこと聞いてないわよ』って言われそうな気がする(苦笑)。母がやってる仕事の内容を私も詳しく知らないし。そういう関係なんです」
- ●このお仕事はいつまで続けようって考えてる?
- 「すごく好きな人が出来て、その人も私のことを好きになってくれたって思う人が現れたら辞めると思います。あとは自分に自信が持てなくなったら。お客さんにマンネリしちゃって、プレイが義務になっちゃったら辞めると思います。だからいつまで、とかは考えてないです。辞めたら戻ってきたくはないですね、基本的には」
- ●基本的?
- 「どうしてもお金が必要だとか、そういう理由がなければ。彼がやってほしくないって思えば戻らないし。辞めたら自分を捧げられる相手に尽くすだけですよ」
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1975年7月28日生まれ。獅子座O型。
18歳でグラビアデビュー。AV女優として4年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。 -
- ☆小室友里自身が書き上げた自叙伝「Confession~告白~」好評配信中☆
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