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今年も一年間ありがとうございました! 年々いいインタビューが出来てるなぁと実感してます。来年も切り込んだインタビューをして参りますよ☆ 本年最後は吉原クラブレジーナのけいさんにお話を聞いてきました。年齢以上にしっかりした思慮深い女のコです。
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- 第76回 けいさん(22)
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名前:けい
生年月日:1988・8・2
星座:獅子座
血液型:A型
趣味:料理、ドライブ
お仕事歴:5年
出勤:4~5日/週
月収:60万円/月
所属店舗:吉原・クラブレジーナ
HP:http://www.c-regina.com/
求人情報ページ:http://www.c-regina.com/job/
求人専用ダイヤル:0120‐403‐408(09:00~24:00)
求人専用メールアドレス:recruit@c-regina.com
(写メ面接):ganba.re.5963@docomo.ne.jp
「女の子が働きやすい、アットホームな職場を目指しています。待ち時間は自由に過ごしてください。女の子を輝かせるのは当店の役目です」
「きっかけは……不毛な恋愛からの脱出です(笑)」
- ●お仕事のきっかけは?
- 「正直に言っちゃうと男との縁を切りたかったから。とにかく切り替える材料が欲しかったの。他の人に頼ると迷惑かかるし、何か集中出来るものないかなぁって思った時に、お金は嘘つかないなって(苦笑)。自分の欲も満たされて、働きに出れば気を紛らわすことも出来るでしょ?」
- ●そこまでしないと切れない相手だったんだ。
- 「その時はデリヘルやってて。彼にとって風俗をやってる私は、やってはいけないことをしている人間だったんだろうけど、私からしたら彼もやってはいけないことをしてたから」
- ●やってはいけないこと?
- 「奥さんがいたの。私は浮気相手だったってこと。本当に好きだったからすぐに別れられなくて…。でも彼はいつか私と別れることを前提に付き合ってたわけでしょ? それを考えたら悔しいし腹が立つし。自分が終わりにしたいと思った時に終らせるのが一番後を引かないって、自分のために終らせる恋愛をしてたから1年半もかかっちゃった」
- ●そうなんだ…
- 「一般の独身同士の恋愛じゃなかったから納得出来ない部分がたくさんあって。彼の身勝手な恋愛で私を選んだのなら、私も自分が納得出来るまで彼に付き合ってもらおうと思って。もうダメだな、吹っ切ろうって思ってソープ始めて。最後は自分で決着をつけられてよかった」
- ●カレを奥さんから奪っちゃおうとか考えなかった?
- 「…思った。奥さんと話す機会があってね、『私はいらないからあなたにあげるわ』って奥さんが言ったの。彼は物じゃないのになって。その瞬間に彼や彼を取り巻く環境とは関わりたくないって思ったの。奥さんと話してても人間味が感じられなかったし、ということは彼が持っていたり選んでいるものもきっと同じように寒々しいんだろうなって」
- ●カレも冷たい人だったの?
- 「わかんない。けど事実が判明してから『離婚する話し合いをする』とか『奥さんが留学してるから話が進まない』とか嘘をつくようになって。留学なんかしてないのに。そういう嘘をつかれるのも面倒になっちゃった。で、別れて今に至るって感じ」
- ●お仕事の話に戻るけど、デリヘルとソープじゃサービスが相当違ったんじゃない?
- 「カラダはキツいけどお金になるのはソープ。カラダは楽だけどテクがいるのがデリヘル。同じ体力でも使うモノが違う。ソープはお客様といろいろ掛け合いなところがあるから持ちつ持たれつみたいな部分はあるけど、デリヘルは時間内こちらが動き続けて、プレイとして成立させて、なおかつ前戯的なプレイでお客様を満足させなくちゃいけない大変さがある。一時期デリヘルとソープを掛け持ってた時にデリって実はすっごい大変! って改めて思った」
- ●元々やってたプレイも大変だった?
- 「デリヘルしかやってない時はそれが当たり前だから大変って思わなかったんだよ。ソープならやれることも時間もたくさんあるけど、デリっていろいろ制限があるから余計に自分のテク次第だなって」
「どんな仕事でも、面白いことやいいことを探しながら仕事した方がいいに決まってる!」
- ●話は戻るけど、一番最初に風俗やるきっかけって何だったの?
- 「お金かなぁ。信じらんないくらいチョー貧乏生活してたから。一日100円生活(苦笑)。バイトもしてたけど、その日暮らせればいいやってくらいにしかやってなくて。このままじゃマズいなぁと思って『高収入』ってうたい文句に誘われて面接したら風俗だった(笑)。あんまり難しく考えてなかったんだよね」
- ●とはいえ裸の商売じゃない。抵抗なかった?
- 「とにかく『無』だった。自分が考えるような楽しくイチャつけるだけの仕事じゃないだろうって思ってたから考えなかった。考えたら出来なくなるって分かってたし。今でもそう。プレイ中は『無』になってる。…そうでもないかな」
- ●ん? というと?
- 「お客様が自分たちを選ぶんだけど、実は自分たちがお客様を選んでるんじゃないかって。例えば言いよってくる男が同じようなタイプとか、相談されてばかりとか、みんなそれぞれ他人を惹き付ける何かを持ってて。どんなタイプのお客様でも完璧にサービス出来ます! ってのが理想だけど、苦手な人だなって感じたらそれがどこかしらに出ちゃってるんだと思うんだ。平等にしてるつもりで出来てないんだと思う。だから一度限りの人もいるんだって」
- ●それは自分自身許せないこと?
- 「最終的にはそれでいいのかもって。だって私たちも人間だし、男と女でしょ。風俗って疑似恋愛をする場所だと思うから」
- ●風俗というお仕事は自分に合ってた?
- 「そう思うけどやりたいことが見つけられてないのも続けてる理由だと思う。これからどう生きていこうか、人生設計考え中。そのための一歩としてちゃんと仕事に来て、毎日お給料をもらうことが大事だなって。それに風俗やってるんだから貯金もしなきゃ」
- ●真面目だね~!! えらい!!
- 「一人暮らしだからさ、誰かと一緒にいる方が楽しいっていうのもあるんだ。家に1人でいる時が一番落ちるから」
- ●人生設計って、あがる時のことも考えてるの?
- 「だっていつまでも出来る仕事じゃないでしょ。いつかは普通の生活に戻るんだろうから今の内からいろいろ慣らしておかないと」
- ●熟年のお姉さん方もいるでしょ。長く続けることも出来るよ?
- 「考えてないなぁ。実はそれって賭けなんだと思う。若い時はいいけど年齢いってから再就職するってなった時に取り戻せないものもあると思うんだ」
- ●リピートしてくださる方もいるでしょ? 残念がるんじゃないの?
- 「私のお客様って年配の方が多いから、話せば理解してくれると思う。既婚者の方が多いのもありがたいな。あれこれ言わなくても分かってくれる安心感があって」
- ●既婚男性はやっぱり落ち着いてる?
- 「うん。既婚男性って普段満たされないものを求めてここにくる感じ。だからここだけの関係ってこともちゃんと分かってくれる人が多いよ」
- ●満たされないものって?
- 「一番は肉体。あと現実からちょっと遠ざかりたいとか。ソープのいいとこだと思うんだけど、流れ作業的なプレイってないからゆっくり過ごせるんだと思う。敬語で話されると私がイヤだから『今からエッチなことしちゃうのに敬語っておかしくない? 敬語禁止ね』ってお願いしちゃう」
- ●考えてるねぇ~。癒しのベテランだね。
- 「この世界にベテランはないって思ってる」
- ●へ? なんで?
- 「人だから。その日の調子やいろんなお客様がいて、常に変わっていくものに対してベテランって当てはまらないじゃないかなって」
- ●けいさんが思うベテランって?
- 「10人のお客さんが来たら9人はリピートするくらい、パーフェクトな接客が出来る人かな。でもそんなの無理。お客様はお店に入ってから出るまでを総合してよかったかどうかを見てて、しゃべりやテクがあっても写真と実物の雰囲気がちょっと違うとかおっぱいが好みじゃないってちょっとでも思われたら、その時点でパーフェクトな接客ではなくなっちゃうと思うんだ。パズルのピースがばっちり当てはまるようなことってそうそうないよ。また来たい人は来るし、どんなに頑張っても無理な人もいるし。一生懸命だけじゃつながらないものもこの世界にはあるんじゃないかな」
- ●けいさんは『すっごいやる気で頑張っちゃう!』なスタンスじゃないのね。
- 「そういう人ってこの世界で目標や、それこそ生きていく覚悟があって、徹底的にお客様の好みを考えてる人じゃないかな。でも私はそこまでやれる自信ないし、ありのままの自分を気に入ってもらえたらと思ってる」
- ●もしかしたらすっごいやる気!って思ってる人ほど、病んじゃうのかな…?
- 「そう! だから私は極めないし、むやみに頑張らない(笑)。落ちたら仕事出来なくなっちゃうしね。かといって楽しい楽しいばかりでもいけないんじゃないかと思ってる。短い期間に華がある仕事だからこそ、たくさん考えなきゃいけないことがあるんじゃないかな」
- ●けいさんが今一番楽しいことって?
- 「作った料理を食べてもらってる時かな。『生きてるなぁ』って感じる。誰かに食べてもらいたいって思いながら作る料理が好き。それを褒めてもらうのも好き。おもてなしするのが好きなんだと思う」
- ●それはお仕事と共通してるかもね。
- 「でもね、手抜きってわけじゃないんだけど、お客様が自分で身体洗い始めちゃったりとか、お客様にシャワー持っててもらったりとか(笑)」
- ●けいさんだから許されるキャラ得だね~。頑張って褒められてナンバー取るってことはしないの?
- 「ケツ叩かれて焦りすぎて空回りしちゃうタイプ。ナンバーとかいわれちゃうとお仕事しにくくなっちゃうから。でも私だって頑張る時はあるよ? むやみにトゲがあるお客様の接客とか。イチイチ一言多い人って中にはいるんだよね。そういう人にサービスしてる時は頑張ってる! 気持ち切り替えて違う話題にして、お客様が気持ち良く帰ってもらえるように」
- ●それでもダメだったら…?
- 「限界超えたら…知らん顔してます。だってさ、それって風俗だからそういう態度が通用するわけじゃないでしょ? 普通の生活してたってそういう人は嫌われるんだから。でもそういう人はほどんといないし、お客様のイイトコ探ししたら必ず見つかるし」
- ●その考え方は風俗で培ったものかな?
- 「かも。どんな仕事でもつまんないって思ったらそれなりの成果しか上げられない。面白いことやいいことを探しながら仕事した方がいいに決まってるし」
- ●風俗やってよかった?
- 「男性ってものが知れたのはいいことだと思う反面、知らなくてよかったのかもって思うところもある」
- ●今後の恋愛に響いてくるかな?
- 「あれ以来恋愛してないからまだわかんない。私理想高いらしんだ。他の取材で『どんな男性が好み』って聞かれたから『いろんな意味で力のある人』って答えたらそう言われた」
- ●男が聞いたら『コエェ~』って思うかも!?
- 「経済力だったり、家族や女性を守るのも男にしかない力でしょ? 細かくアレコレっていうんじゃなくて、生きていく上でのトータル的な力があるといいなぁって」
- ●ふふ。その分だと結婚はまだまだ先になりそうだねぇ(笑)。
- 「結婚自体よく分かってないからなぁ。でもずっと一人で居たくもないからいつかはすると思うな。それまでには自分の人生設計も出来てるといいんだけどなぁ~」
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1975年7月28日生まれ。獅子座O型。
18歳でグラビアデビュー。AV女優として4年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。 -
- ☆小室友里自身が書き上げた自叙伝「Confession~告白~」好評配信中☆
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