指名が取れるのはやっぱり明るいコです
- 中柴 辰治さん
- ボンズ○ボンズ(サロン)
サロンですから、ほかの業種に比べるとソフトなサービスだし、行き過ぎた接客も求めません。基本的には最低限のことさえしてくれれば、OKです。そんなことから多くの女のコが面接へ来てくれます。「これだ」という採用基準は特にないのですが、自分が決めたシフトは必ず守ってもらわないと厳しいですね。たとえ週に1日でも、決めた日に来る。社会人としては当然のことですよね。あとは健康管理と衛生面です。疲れがたまりやすい仕事ですから、常に身体のケアに気を配っているかどうかは確認します。同じく、衛生面も重要なポイントですね。髪形や肌の手入れを怠っていると指名は取りにくいですから。
一般的には気をつかう店は多いかと思いますが、うちでは言葉づかいはそれほど気にしません。変にかしこまるよりは、ちょっとふざけていると思われてもフランクに話せるコのほうがお客様の受けはいいですし。20歳そこそこの女のコが多いので、若者らしく振る舞ってくれればいいんです。そういったところから、明るくて元気なコのほうがポイントは高いです。かといって、暗いイメージにとられてしまうコでも、接客に慣れてくれば本来の自分を出せる可能性は大いにあるので、ご心配なく。つまり、うちは元気とやる気があれば大歓迎ですよ。
構成/星野 憲由
最低限のマナーです。
やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。
これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。
面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。
仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。
わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容
とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。