アダルトとわかって電話してきた決心を買います
- 東谷さん
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スタジオ・ユニオン
(ビデオ企画・制作メーカー)
女のコにとって、アダルトビデオの会社だとわかって電話してくるのって、すごく勇気のいることだと思うんですね。私は面接で、その決心を買っちゃうんです。何事も意欲が一番大事ですから。だから選考はわりと甘くなっちゃいますね。
面接でも女のコがリラックスして話せるように事務所の内装に気を使っています。仕事の内容をちゃんと理解できている、しっかりできそうなコだったらその場で採用して、すぐ撮影してギャラも支払っちゃうんですよ。最初からそんな高額のギャラは出すことはできませんけど、それでも5000円とか1万円とか、とりあえずの資金になるくらいの金額は出します。
当社で作るビデオは、ほとんどが顔をモザイクで隠したタイプのパンチラとかのドキュメント風作品で、普通の女のコのエッチさがほしいんです。すごい美人の作品は憧れとして人気があるんですが、普通のコにもリアルなエッチさとしての人気があるからです。ですから、見た目の基準もありません。
街で普通にすれ違いそうなイマドキの女のコなら、基本的には採用します。むしろ、あまり目立った特徴を持っていないコのほうがいいですね。バレる心配もなくなりますし(笑)。
構成/オフィスTi
最低限のマナーです。
やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。
これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。
面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。
仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。
わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容
とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。