“いい女”はセルフプロデュースができるんです!
- 中村 良介さん
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リニューアル
(見学クラブ)
うちのお店に来るお客さんは、素人の女のコの「素」のリアクションを楽しみにしています。面接でもこちらの言ったことに対して、恥ずかしがったり、ずけずけ思ったことを言ったりと、率直なリアクションをしてくれるかどうかの反応を見ますね。
例えば、うちはオプションが50種類以上あるんですが、「こんなキモイのありえない!」って正直に感想を言ってくれたりね。いつもやっていることを、そのまま出してくれればいいんですよ。通常の面接で考えたら絶対NGの”生意気な女のコ“も、それが武器になるんですよ。
そう聞くと、採用基準がゆるいと思われがちですが、ビジュアルの採用基準は正直高いですよ。ただ、それは単純に生まれついての美貌を持っているというだけでなく、私服のセンスや自分に合った髪形や化粧など、見られることを意識して、美しくあるよう、努力できるコは大歓迎なんです。”いい女“っていうのは、自分の見せ方をちゃんと知っているんです。それは見た目だけでなく、接客においても「私は簡単に脱ぐ女じゃないのよ」と相手に思わせる、プレミア感を持っていたり。面接ではそういった自分の特徴をアピールしてもらえれば、採用がしやすいですね。誰でも一つは自信を持てるところがあるはずですから。
構成/星野 憲由
最低限のマナーです。
やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。
これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。
面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。
仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。
わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容
とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。