欲しい女のコの一番の条件は技術よりも、一生懸命さです!
- 島崎 一さん
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悠癒の里
(アーユルヴェーダエステ)
今まで、いくつものバーやキャバレーを経営してきました。その延長線上で、ファッションヘルスの考案をしたのも、実は私なんです。その経験値から言わせてもらえば、ホステスでもヘルスでもエステでも、その接客技術もありますが、一番大切なのは、話術であり、先を読める気づかいだと思います。
面接に来る女性の多くの目的が、高収入であることはわかっています。でも面接に来て、「この店はいくら稼げるの? バックはどうなってるの?」とお金の話ばかりされると、ちょっと採用の気持ちは薄れてしまいます。お店の面接担当の気持ちを察することができないコは、お客様の気持ちも察することができないと思いますから。
採用にあたって、経験の有無は関係ありません。変な話、未経験のコの一生懸命さは、高度な技術に匹敵するほど魅力的なものです。うちの顧客は40、50代以上の方が多いので、そういう若いコ(40代より年下という意味で)の一生懸命な姿に弱いようです。ですから、いつまでも一生懸命さのある人ほど稼げますし、私たちも、ぜひ採用したいと思います。
構成/オフィスTi
最低限のマナーです。
やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。
これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。
面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。
仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。
わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容
とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。