目的意識を持って、一緒に成長できる方がいいですね
- 棚辺さん 武藤さん
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セレクション
(プロダクション)
どの業界も同じだと思いますが、面接ではある程度の一般常識を持っているかを、重要視しています。
プロダクションなので、お仕事はビデオが中心。時間が守れなかったりすると、制作会社さんに大きな迷惑を掛けてしまいますし、撮影の現場でほかのスタッフさんたちと気持ちよくお仕事ができる方がいいですね。
面接でもやはり無断遅刻やドタキャンは印象が悪いです。遅刻をするのは構わないですが、きちんと事前に電話で断りを入れるとか、そういう対応がきちんととれるのか、そこが重要ですね。
ただ、そういった部分が初めから身に付いていない方でも、一緒に直していくことができますので、お仕事に対して前向きな姿勢さえあれば大丈夫。何か明確な目的を持ってお仕事をしている方は、どんどん成長していけます。目的意識があれば自然とやる気も出ますよね。
ビジュアル面では、色のついていない方というか、ピュアな雰囲気を持っている方のほうが、お仕事の幅が広いですね。撮影の際には、いろいろな役柄になりますので、そのほうが衣装やメイクでいろいろなキャラクターになれるんですよ。
だから面接では、その方の素の部分を見るようにしています。
構成/星野 憲由
最低限のマナーです。
やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。
これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。
面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。
仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。
わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容
とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。