「目標に向かって頑張る」気持ちが一番大事。
- 山中 真次さん
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OL物語
(イメージクラブ)
正直言って、この仕事は長く続けるものではないと思います。どうせ働くなら、目標を持って働いたほうがいいでしょう。そして、目標を達成したら気持ちよく辞めていってもらいたい。もちろん、私たちもできる限りバックアップをするつもりです。だから、面接のときに働きたい理由を正直に話してもらえるとうれしいですね。
夢や目標があれば、自然とやる気が出て、頑張って働くようになるものです。当たり前のことですが、これが一番大事。“半年間で200万円貯めて留学する”“借金を返さないとヤバい!”など何でも構いませんが、明確な目標を持ってほしいですね。実は、そんな女性のほうがお客さんから人気が出て、お金も稼げるんですよ。
もう一つ大切なのは、店のコンセプトに合った雰囲気を持っているかどうかです。ウチはOL系イメクラなので、「本当に会社にいそうだな」と思えるような女性に来てもらいたいんです。だから、見た目や話し方をチェックして、ウチの店に合うかどうか考えています。いくらかわいくても、コンセプトに合わなければNG。ウチの店に限らず、風俗店の面接に行くときは、お店のホームページをチェックして、コンセプトを調べてから行ったほうがいいですよ。
構成/星野 憲由
最低限のマナーです。
やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。
これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。
面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。
仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。
わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容
とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。