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不規則な生理を規則正しくしたいときや、望まない妊娠を避けたいとき。 |
コンドームの避妊率は、90%以上ととても高いものになっています。でも、これは正しく使えたときの場合。もし万が一、性交中にズレてしまったり、破れてしまったりした場合は、避妊率は著しく低くなるのです。 そこで、念のために知っておきたいのが“ピル”の存在。“ピル”とは経口避妊薬のことで、黄体ホルモンと卵胞ホルモンという女性ホルモンでできています。この女性ホルモンは、排卵後や妊娠中に多く分泌されることから、ピルを服用することで妊娠中の状態をつくり、排卵しないようにします。男性の精子と接する機会の多いてぃんくら~にとっては、ある意味必需品と言えるかもしれません。 ただし、(1)飲み始めて14日以内(2)飲み忘れて36時間以上間隔が開いた場合(3)服用後4時間以内に嘔吐や下痢が現れたとき…などは、効果が薄いとされています。また、ピルで避妊はできても、性感染症を防ぐことはできません。コンドームの着用は忘れずにね! ●気になる「副作用」は? 日本で投薬が許可されているものは、低用量タイプのものなので、比較的、副作用は少なくなっています。ですが、人によっては、服用し始めた際に、次のような副作用が現れる人もいるようです。 『吐き気・頭痛・下痢・むくみ・おりものの増加・経血量の増加(あるいは減少)・血圧上昇・倦怠感・抑うつ感・乳房の張り・PMS(月経前症候群)的症状・性欲低下…などなど』 経血量の減少などは嬉しい限りですが、てぃんくら~にとって“性欲の減退”というのは、ちょっと…という人も、中にはいるかもしれませんね。 |
低用量ピルは、要指示薬なので、医師の処方箋がないと入手できません。産婦人科に行って、処方してもらうのがいいでしょう。また、基本的には保険は適用されないので注意(一部例外もあり)。一ヶ月の薬代は3,000円前後ですが、その他、初診料や検査料もかかることを忘れずに。また、輸入代行業者から購入することも可能ですが、安全のため、病院へ行くことをオススメします。 |
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イラスト/松本薫 2004.3.19up |