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
来月の連休は、彼とタヒチ旅行! イルカと泳いだり、パラセーリングしたり……。今からすごく楽しみにしてるんだけど、ひとつ心配なのが、旅行期間が生理と重なりそうなこと。海で思いっきり遊びたいのに、生理なんて絶対イヤ! 確実に生理をずらす方法って、ありませんか?
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生理のサイクルを変えるには、ピルをのむ必要があります。ピルは、ホルモンの分泌をコントロールする薬。処方せんがなければ買えないので、まずは婦人科へ行ってください。
生理をずらす場合、「遅らせる」のではなく「早める」のが基本。遅らせるためには旅行中もピルをのみ続けなければならないため、胸の張りや吐き気、だるさなどの副作用が出ることがあるからです。生理にはならなくても、体調が悪いのでは、せっかくの旅行もだいなしですよね?
生理を早めるには、早めたい生理予定日の約一ヵ月前の生理が始まって5日目からピルをのむのが理想。10日~2週間ほど続け、のむのをやめて2~3日すると生理が始まります。旅行が生理の予定と重なりそうだったら、早めに婦人科の医師に相談しましょう。
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最近、セックスのとき強く突かれると、おなかがズキンと痛いんです。前はこんなことなかったので、ちょっと心配。でも、体の調子もいいし、生理のサイクルが乱れたりもしてないし。セックスのときに痛む以外の症状がないので、なんとなく病院にも行きにくいんだけど……。
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原因のひとつとして考えられるのが、クラミジアなどの感染症による子宮の炎症。クラミジアなどに感染して子宮内膜炎(子宮の内側の粘膜の炎症)や骨盤の中の炎症が起こると、セックスのときに圧迫されて痛むことがあるのです。生理のときの出血が、色鮮やかでサラサラしていませんか? その場合、子宮内膜炎の可能性大。症状が進むと、卵管や、骨盤腔内にまで炎症が広がってしまうので、早めに婦人科で検査を受けましょう。
病院ではおりものの検査をし、感染している場合は、のみ薬と膣に入れる薬で治療します。クラミジアはセックスでうつるので、もし感染していた場合、自覚症状がなくても、必ず彼も病院へ。ふたりそろって治しておかないと、また感染してしまいますよ!これをピンポン感染といいます。
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- 毎週木曜日には「街角女性健康相談室」、毎月第3日曜日には「街角エイズ検査」の会場となる六本木「ガスパニックカフェ」。
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- 「『性の男女平等』を広めて、女のコが傷つくセックスをなくしたい!」と、「街角エイズ検査」のお手伝いをする元AV女優の紅音ほたるさん。
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- 港区医師会の会長でもある赤枝先生。忙しい合間をぬっての活動のため、検査の合間もなにやらお仕事中の先生。お疲れ様です!
毎週木曜日 21:00~24:00 六本木ロアビル1F(ドンキホーテの目の前のビル)
■その場でわかる「街角無料エイズ検査」
毎月第4日曜日 14:00~17:00 セコム本社1F セコムショップ(原宿)
※ラジオ番組『ガールズガード 女の子の保健室』は10年間続けましたが3月30日で終了しました。
【News!!】今年10月から再開予定です!

※検査は赤枝医師一人で行い、結果も赤枝医師にしかわかりません。プライバシーは完全に守られます。
15439人。今、日本でHIVに感染したりAIDSを発病したりしている人の数です(2008年12月28日現在)。実際には、このほかに「感染しているけれど検査を受けていない人」が、かなり大勢いると考えられています。
HIVの感染ルートは、「セックス」「血液を介するもの」「母子感染」の3つ。日本の場合、原因の80%近くがセックスによる感染です。
AIDSは、私たちにとっても身近な病気。広がるのを防ぐためには、ひとりでも多くの人が検査を受けることが大切です。万が一、感染していても、AIDSの発病を抑えたり遅らせたりすることもできるので医師や保健所に相談しましょう。

院長
赤枝恒雄
東京医科大学卒、医学博士。1977年、赤枝六本木診療所を開業。若い女性の心と身体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌などでも若い女性の性感染症・妊娠の悩みに答えている。
http://www.akaeda.com/
監修/赤枝恒雄 構成/野口久美子 イラスト/桜井輪子