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子宮は膣の奥にあり、入り口が細く、上部が丸く膨らんだ洋ナシのような形をしています。「子宮頸がん」とは、子宮頸部と呼ばれる子宮の入り口の部分にできるがんのこと。セックスで感染する「ヒトパピローマウイルス(HPV)」によって起こります。HPVはセックスの経験がある女性の75~80%が感染しているといわれるありふれたウイルス。「感染=子宮頸がん」というわけではなく、長期にわたる感染に別の因子が加わることでがんになると考えられています。ワクチンを接種すればHPVの感染を防ぐことができますが、残念ながら予防効果は50~60%ほど。HPVには100以上のタイプがあり、現在接種できる輸入ワクチンで感染を防げるのは「16型」「18型」と呼ばれる2タイプだけだからです。
子宮頸がんのワクチンは、セックスを経験する前に接種するのが理想。セックスの経験がある人は、接種前にHPVに感染しているかどうかの検査を受けましょう。ワクチンの効果が期待できるのは、「ハイリスクタイプ」と呼ばれるHPVに感染していない人だけです。ただし、感染していないことがわかった場合も、ワクチンの接種は少し待って。現在使われているワクチンはアメリカ製のものですが、年内にも、4タイプのHPVに効果を発揮し、価格も安い国産のワクチンが発売される予定だからです。また、子宮頸がんの予防には、ワクチン以上に有効で確実な方法があります。それは、コンドームを使うこと。セックスのとき「必ず&正しく」コンドームを使いさえすれば、HPVに感染することはありません。
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毎週木曜日 21:00~24:00 六本木ロアビル1F(ドンキホーテの目の前のビル)
■その場でわかる「街角無料エイズ検査」
毎月第4日曜日 14:00~17:00 セコム本社1F セコムショップ(原宿)
※ラジオ番組『ガールズガード 女の子の保健室』は10年間続けましたが3月30日で終了しました。
【News!!】今年10月から再開予定です!
※検査は赤枝医師一人で行い、結果も赤枝医師にしかわかりません。プライバシーは完全に守られます。
安全なセックスのために必要なのが、コンドームを使うこと。コンドームは「避妊のためのグッズ」というイメージがありますが、セックスによってうつるさまざまな感染症を防ぐ効果もあります。エイズを引き起こす「HIV」も、子宮頸がんの原因となる「HPV」も、コンドームをきちんと使いさえすれば感染することはないのです。コンドームは使用期限が切れていないことを確認し、正しく着けることが大切。男性がコンドームを着けるのを嫌がる場合は、女性用のコンドームを使うとよいでしょう。女性の膣内に入れて使うタイプの避妊具で、HIVなどの感染予防にも、男性用コンドームと同じ効果があります。
院長
赤枝恒雄
東京医科大学卒、医学博士。1977年、赤枝六本木診療所を開業。若い女性の心と身体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌などでも若い女性の性感染症・妊娠の悩みに答えている。
http://www.akaeda.com/
監修/赤枝恒雄 構成/野口久美子 イラスト/桜井輪子