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「更年期」とは、閉経(生理が止まること)前後の数年間のこと。個人差はありますが、40代後半~50代前半に更年期を迎える人が多いようです。更年期には卵巣の働きが衰え、ホルモンのバランスが大きく変化します。そのため、多くの人が「更年期障害」と呼ばれる不調に悩まされます。よく見られるのは、顔ののぼせ(ホットフラッシュ)や肩こり、頭痛、イライラなど。ただし更年期障害は、あくまで更年期の女性に起こるものです。20~30代の女性にこうした症状や生理不順が見られる場合、ほとんどは自律神経の乱れが原因。加齢によって自然に起こる更年期障害とは、まったく違います。「若年性更年期障害」などと診断されることもあるようですが、実際にはそのような病気はありません。
人には、外部の刺激から身体を守る機能が備わっています。この機能をコントロールしているのが、自律神経。自律神経はストレスなどの影響を受けやすく、不規則な生活が続いたり悩みごとを抱えていたりするとバランスをくずし、「自律神経失調症」を起こすことがあります。若い女性に更年期障害に似た不調や生理不順が起こるのは、主に自律神経失調症が原因。まずは生活サイクルを見直し、ストレス解消を心がけましょう。それだけでは改善しない場合は、病院へ。自律神経の働きを整える薬や睡眠薬などで症状を軽くすることができます。また、半年以上生理がない場合も、病院での治療が必要。そのままにしておくと子宮が萎縮してしまい、不妊症などの原因になることもあるので、必ず受診しましょう。
- 10年間街角エイズ検査でお世話になったクラブジャマイカが6月で閉店。支配人の内田さんと。
- 六本木のビアガーデンで焼きそばを焼く友人の今田君と。
- 六本木ロアビルに開店したビアガーデンで仲間と。
毎週木曜日 21:00~24:00 六本木ロアビル1F(ドンキホーテの目の前のビル)
■その場でわかる「街角無料エイズ検査」
毎月第4日曜日 14:00~17:00 セコム本社1F セコムショップ(原宿)
※ラジオ番組『ガールズガード 女の子の保健室』は10年間続けましたが3月30日で終了しました。
【News!!】今年10月から再開予定です!
※検査は赤枝医師一人で行い、結果も赤枝医師にしかわかりません。プライバシーは完全に守られます。
Q HIV検査はどうして必要なの?
A HIVに感染しても、すぐに症状が表れるわけではありません。早い時期からきちんと治療をしてエイズの発症を遅らせるため、また、気づかずにパートナーにうつしてしまうのを防ぐためにも、きちんと検査を受けておくことが必要です。
Q HIV感染者は増えているの?
A 日本で初めてのエイズ患者が確認されたのは1985年。2011年末の段階で、HIV感染者とエイズ患者の合計数は20,284人に達しました。
院長
赤枝恒雄
東京医科大学卒、医学博士。1977年、赤枝六本木診療所を開業。若い女性の心と身体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌などでも若い女性の性感染症・妊娠の悩みに答えている。
http://www.akaeda.com/
監修/赤枝恒雄 構成/野口久美子 イラスト/桜井輪子