- 風俗求人てぃんくる >
- コンテンツ
六本木のカフェで無料の「街角健康相談室」を開いたり、クラブで無料エイズ検査を実施したりと、若い女性の健康、とくに性感染症の防止に力を注いでいる赤枝恒雄先生が、風俗で働く女性のために、てぃんくるnetにも相談コーナーを開設。てぃんくるnetに寄せられた気になる症状や、病気についての質問にDr.アカエダが回答!!(2009.07.01終了)
セックスや病気について、何も知らないと一方的に被害を受けることになります。女性にはみんな、性に関する正しい知識をつけて、自分のからだを、命を守ってほしい。そのために私がお手伝いします。
- バルトリン腺炎と、もうひとつバルトリン●●という似たような病気があるようですが、どこがどうちがうのでしょうか。
- 「バルトリン腺炎」と「バルトリン膿腫」ですね。どちらも同じ病気です。「…腺炎」は炎症を起こしている状態で、その後、膿んでしまった状態を「…膿腫」と言います。
- 2ヶ月ほど前に外陰部が大きく腫れ、痛みを感じたので産婦人科に行くと、「バルトリン腺炎」と診断され、注射器で膿を抜いてきました。症状はすぐ改善され安心していたのですが、最近また腫れてきています。まだそんなにひどくなかったのですが、以前の事もあり、心配だったので病院に行ったところ、案の定、バルトリン腺炎でした。これは再発する病気なのでしょうか?また、予防方法などがあれば教えていただきたいと思います。
-
バルトリン腺炎は再発しやすい病気です。バルトリン腺は、膣の入口の左右にあって、セックスのときに膣周辺を濡らす粘液を分泌しています。そのバルトリン腺にばい菌が入り、根にある袋が化膿して炎症を起こすんです。注射器で膿を抜いても、根の奥まで取りきるのはとても難しいので再発してしまうんですね。
再発の予防は、寝不足をせず睡眠をたっぷり取り、ストレスをためないこと。また、チーズやバターなどの動物性の食べ物やスパイス類、お酒は控えてください。化膿しやすくなります。
何度も再発してしまう場合は、バルトリン腺を全て除去する「バルトリン膿腫根治術」という方法もあります。腺を切除しても健康面では何の心配もありませんが、脊椎麻酔を使用する大手術となり、約2週間ほどの入院が必要になりますのであまりオススメできません。
- 赤枝六本木診療所院長(産婦人科)。医学博士。
- 1944生まれ。東京医科大学卒業。1977年赤枝診療所開業。1999年4月より、六本木の「ハンバーガー・イン」にて、街角無料相談室を開始。若い女性の心と体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞にしばしば登場。『ガールズガード』、『子供のセックスが危ない』(いずれもWave出版)など著書多数。
- 赤枝六本木診療所 http://www.akaeda.com
- ■その場でわかる「街角エイズ検査」(無料)
-
- 毎月第2金曜日 22:00~25:00 クラブジャマイカ(西麻布)03-3407-8844 ※入場料のみ必要
- 毎月第3土曜日 20:00~23:00 ガスパニックカフェ(六本木)03-3746-1017
- 毎月第4日曜日 14:00~17:00 セコム本社1F セコムショップ(原宿)
- ■街角女性健康相談室(無料)
-
- 毎週木曜日 21:00~24:00 ガスパニックカフェ(六本木)03-3746-1017
- ■ラジオ番組『ガールズガード』 文化放送(1134kHz)毎週月曜日25:30~26:00