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六本木のカフェで無料の「街角健康相談室」を開いたり、クラブで無料エイズ検査を実施したりと、若い女性の健康、とくに性感染症の防止に力を注いでいる赤枝恒雄先生が、風俗で働く女性のために、てぃんくるnetにも相談コーナーを開設。てぃんくるnetに寄せられた気になる症状や、病気についての質問にDr.アカエダが回答!!(2009.07.01終了)
セックスや病気について、何も知らないと一方的に被害を受けることになります。女性にはみんな、性に関する正しい知識をつけて、自分のからだを、命を守ってほしい。そのために私がお手伝いします。
- 子宮体がん検査で3という結果になり、精密検査を受けました。その結果「子宮内膜増殖症 複雑型」とわかり、近日中に内膜の掻爬手術を受けることになりました。術後もホルモン剤(黄体ホルモン)を服用すると医師からお話があったのですが、副作用の心配はあるのでしょうか? もしあるとするとどのようなものがありますか? 例えば、体重の増加などありますか?
- ホルモン剤自体が原因ではないのですが、ホルモン剤には食欲を高める作用があるので、食べ過ぎて肥満の原因になるということはよくあるようです。あらかじめ量を決めておくなどして、食欲をコントロールするといいでしょう。また、ホルモン剤のほかの作用として、熱っぽく、疲れやすくなることなどがあります。あなたの場合は十分に注意が必要な状態ですから、定期検査を欠かさないようにしてくださいね。
- 私は24歳にして異性に興味ありません。友達は作りたかったので男友達として関わっていたら、僕とつき合ってみないって聞かれました。男はぶっちゃけ身体目的だよってほかの友達から聞いたりしていたので……。通信制の学校だったので、異性や性についても鈍感で、誰にも相談できませんでした。最近になって急に生理の量が多くなってきて、胸がちくちく痛くなります。婦人科にいく勇気もありません。この歳ですけど、友達とも性行為の話もしません。もし、異性から気軽に家に誘われたら行っちゃいけないよって注意されるくらいです。最低限は知っておいたほうがいいこと教えてください。
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初めてセックスをするとき、女性は痛みを感じます。痛みの程度は処女膜の大きさや形状、皮膚の強度によって差があります。なかなか挿入できないということもあります。それから、自分が本当にしたいと思っているかどうかも、大きく影響します。ですから、愛する人と、自分からセックスをしたいと思ったときにするのが一番いいのです。例えば、年齢を気にして無理矢理セックスをする人もいますが、痛みが大きかったり、うまくいかなかったりなど、つらい思いをするようです。
また、生理の量が増えたり、胸がちくちくするのは問題ありません。放っておいて大丈夫です。
- 赤枝六本木診療所院長(産婦人科)。医学博士。
- 1944生まれ。東京医科大学卒業。1977年赤枝診療所開業。1999年4月より、六本木の「ハンバーガー・イン」にて、街角無料相談室を開始。若い女性の心と体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞にしばしば登場。『ガールズガード』、『子供のセックスが危ない』(いずれもWave出版)など著書多数。
- 赤枝六本木診療所 http://www.akaeda.com
- ■その場でわかる「街角エイズ検査」(無料)
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- 毎月第2金曜日 22:00~25:00 クラブジャマイカ(西麻布)03-3407-8844 ※入場料のみ必要
- 毎月第3土曜日 20:00~23:00 ガスパニックカフェ(六本木)03-3746-1017
- 毎月第4日曜日 14:00~17:00 セコム本社1F セコムショップ(原宿)
- ■街角女性健康相談室(無料)
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- 毎週木曜日 21:00~24:00 ガスパニックカフェ(六本木)03-3746-1017
- ■ラジオ番組『ガールズガード』 文化放送(1134kHz)毎週月曜日25:30~26:00