KOHの幸せスイーツ-第6回-
イケメン料理人、KOHがお菓子作りを手ほどき。ちょっとしたコツで極上スイーツのできあがり! これを食べれば、みんなHAPPY☆
ライスペーパーを使ったストゥルーデル
サクサク感がクセになるパイ
「ストゥルーデル」とは、イタリアの名物菓子ながら、オーストリアが発祥というパイ。本来はパイ生地を何層も重ねて作るので、手間がかかってしまう。だけど心配ご無用、今回紹介するものはライスぺーパーを使っているので、お手軽にできちゃう。 リンゴの素朴な味わいと生地のサクサク感がとてもおいしく、紅茶や赤ワインなどと一緒に食べると相性抜群!
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材料open
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(4人分)
・ライスペーパー 3枚
・リンゴ 1個
(A:ドライレーズン~シナモンパウダー)
・ドライレーズン 30g
・パン粉 20g
・グラニュー糖 20g
・シナモンパウダー 適量
・バター 60g
・ミントの葉 4枚
・バニラジェラート 適量
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作り方open
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1 ライスぺーパーを戻す
ライスペーパーは水につけて戻し、水気をふき取り、広げたラップの上に並べる。2枚は縁が2cm程度重なるように置き、残りの1枚は半分にする。最終的に、上の写真のように半円の部分を重ねた2枚の上部に同様に重ねる。
ライスペーパーは、少し硬いくらいに戻す
2 リンゴを混ぜ合わせる
リンゴは皮をむき、1cm大の角切りに。材料Aを合わせて、溶かしたバター30gを加える。
リンゴは変色しやすいので、すぐにグラニュー糖と絡める
3 巻く準備をする
1に、溶かしたバター20gを指の腹でまんべんなく広げて、2をライスペーパーの手前から全体の半分くらいまでスプーンにのせて広げる。
4 ライスペーパーを巻く
ラップの縁を手でつまみながら、手前から奥に向かって巻いていく。耐熱皿か天板に移して、表面の部分に溶かしたバター10gを指で塗り広げて、170℃のオーブンかオーブントースターで20~30分焼き上げる。
ラップを手前に引き込みながらきれいにはがす
5 ラップを手前に引き込みながらきれいにはがす
全体がきつね色になったら取り出して4等分にし、お皿に盛り付けて、バニラジェラートを添え、ミントを飾り完成。
幸せパティシエ KOH(コウ)
1972年6月生まれ。高校卒業後、某有名老舗イタリアンにて修業を積む。副料理長まで務めたあと、ワインレストランに移り、現在、料理長を務めている。料理教室や某製菓会社で、レシピの開発に携わるなど、多方面で活躍している。
撮影/山崎 亜沙子