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KOHの幸せスイーツ-第14回-

kohの幸せスイーツ
イケメン料理人、KOHがお菓子作りを手ほどき。ちょっとしたコツで極上スイーツのできあがり! これを食べれば、みんなHAPPY☆
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14回目
お好み焼き粉を使ったパイナップルのミルクレープ
完成写真
口に広がる味の五重奏
 ミルクレープは「千枚のクレープ」という意味のフランス語から来ている名前だが、実は「ペーパームーン」という西麻布のお店で誕生したスイーツ。普通は、カスタードやフルーツなどを間に挟んで作るが、今回は、お好み焼き粉、パイナップル、パルミジャーノで代用したものを紹介。パイナップルの酸味とチーズのコク、生姜(しょうが)の辛味とバニラジェラートの絶妙な甘さが黒蜜の上品な甘味と交わり、味わったことのないデザートの完成。
作業:35分
ツール
オーブン フライパン なべ 包丁 ミキサー
材料open
(4人分)
・お好み焼き粉 100g
・水 100cc
・牛乳 100cc
・卵 1個
・パイナップル缶 1缶
・パルミジャーノ(粉末) 20g
・おろし生姜 5g
・グラニュー糖 5g
・バター 40g
・バニラジェラート 適量
・黒蜜 適量
・ミントの葉 適量
作り方open
1 生地を作る
手順1
お好み焼きの粉、卵、水、牛乳を滑らかな状態になるまで混ぜ合わせ、冷蔵庫で1時間休ませたあとに焦がしたバター10gを加えよく混ぜ合わせる。
冷蔵庫で寝かせることで、破けにくい生地になる
2 パイナップルを焼く
手順2
パイナップルは4等分にして、バター、グラニュー糖を加え弱火でソテーする。水分が出てきて、ほんのり色づいたらおろし生姜を加えて、全体に絡める。
生姜の辛味を生かすために火は入れ過ぎないこと
3 生地を焼く
手順3
フライパンを熱し1を入れて、クレープ状に焼く。同じ作業を繰り返し、5、6枚作る。ひっくり返すとき、おはしを使うとうまく返せる。
テフロン加工のフライパンを使うと焦げにくい
4 生地を重ねる
手順4
3が冷めたら1枚敷いて、2をまんべんなく敷き詰め、パルミジャーノをふりかける。同じ作業をパイナップルがある分だけ繰り返す。
5 仕上げ
手順5
4を4等分して、電子レンジで温める。皿に盛り付けて、バニラジェラート、ミントの葉を飾り、黒蜜をかけて完成。
幸せパティシエ KOH(コウ)
1972年6月生まれ。高校卒業後、某有名老舗イタリアンにて修業を積む。副料理長まで務めたあと、ワインレストランに移り、現在、料理長を務めている。料理教室や某製菓会社で、レシピの開発に携わるなど、多方面で活躍している。
撮影/山崎 亜沙子