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KOHの幸せスイーツ-第17回-

kohの幸せスイーツ
イケメン料理人、KOHがお菓子作りを手ほどき。ちょっとしたコツで極上スイーツのできあがり! これを食べれば、みんなHAPPY☆
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17回目
春爛漫(らんまん)3色スコーン
完成写真
お団子よりスコーン!?
 日本人にとって春の和スイーツといえば、花見団子=3色団子。今回は、そんな花見団子からヒントを得た(!?)とっておきのスイーツを紹介しちゃいます。イギリスの定番のお菓子、スコーンを3度楽しめるように、3つの味にアレンジ!とろける甘さのチョコレート風味、イチゴのさわやかな酸味、トロピカルなココナッツの風味、あなたはどれがお好き? 今年の春は、団子より3色スコーンをお供に出かけてみよう!!
作業:1時間30分
ツール
オーブン フライパン なべ 包丁 ミキサー
材料open
(4人分)
(A)
・強力粉 50g
・塩 1g
・ベーキングパウダー 1スプーン
・グラニュー糖 35g
(B)
・牛乳 50cc
・卵 1個
・ヨーグルト 卵と合わせて110g
・バター 70g
・ココナッツフレーク 10g
・イチゴ 6個
・チョコレート 30g
作り方open
1 下準備
手順1
バター約5cm角、チョコレート約1cm角、イチゴ4等分の大きさに切っておく。
2 生地作り-1
手順2
材料Aを合わせて振るい、冷蔵庫で冷やしたものとバターをフォークなどでそぼろ状になるようにつぶしながら混ぜ合わせる。さらに材料Bを合わせてよくかき混ぜ、さっくり合わせたあと冷蔵庫に入れて30分ほど休ませる。
粉っぽさを残しながらも、まとまった状態が理想!
3 生地作り-2
手順3
台の上にラップを敷き打ち粉をしたら、2の生地を長方形になるようにめん棒でのばす。約2cmの厚さになるようにのばしたら、手前から半分、奥から半分に折り曲げて3つ折りにする。この作業を打ち粉をしながら3回繰り返して、生地を3等分にする。
めん棒がない場合は、ワインなどの瓶を使うとGOOD
4 具材を加える
手順4
3のそれぞれを3等分に見立てた中心部分にイチゴを半分量置く。手前から具材の上に折り返し、その上に残りの具材を乗せて余った生地をさらに折り返す。チョコレート、ココナッツフレークも同様にする。
5 仕上げ
手順5
4の生地を軽く押さえて、2.5cmの厚さになるようにめん棒でのばしたら、再び冷蔵庫で30分ほど休ませる。包丁で好きな形に切り分けたら表面に牛乳(分量外)を塗り、200℃のオーブントースターで15分ほど焼く。仕上げにメープルシロップやハチミツをかけるとおいしいよ
生地がつぶれないようにカットする!
幸せパティシエ KOH(コウ)
1972年6月生まれ。高校卒業後、某有名老舗イタリアンにて修業を積む。副料理長まで務めたあと、ワインレストランに移り、現在、料理長を務めている。料理教室や某製菓会社で、レシピの開発に携わるなど、多方面で活躍している。
撮影/山崎 亜沙子