夏も終わったので髪の毛をばっさり切ってしまった小室さん。さて、何があったんでしょうねぇ?(←多分何もないと思うが) ○千万稼いだこの御仁にも、それなりに『貧乏時代』があったようで……。(←いや、今もそれなりに貧乏生活らしいが) 今月は『らぶり~! びんぼ~ちゃん!!』なお話。
ちっす。 髪の毛? 切りましたよぉ~バッツリと。さっぱりしていいよねぇ~。ショートボブ。背が高くないので実はロングって似合わないんだよね。なかなか気に入ってます。
最近、また病院通いしてます。『腎盂腎炎』再発の気配。あれって癖になっちゃうんだね。気をつけてはいたんだけど、ちょっとした心労や状況の変化でもそうなっちゃうみたい。みなさんも気をつけてくださいましね。
そうそう。私にもびんぼ~な時期があったんですよ。ま、学生のときはそれなりに金はなかったですなぁ。
まだAV業界に何の関係もなかった頃。もちろんバイトはしてましたよ。モ○バーガーとか、セ○ンイレ○ンとか。けど入ってくるお金って微々たるものじゃん。かけもちしてたけど10万も稼いでなかったよ。たかだか学生のアルバイトだからね。週3、4回入ってもそんなもんでしょ。服買って、趣味でやってたバドミントンのウェアやらガットやら会費やら。それに付随するもろもろの出費を合わせるとほんのちょっとしか残らない。しかも当時は学業に勤しむ彼氏の遊ぶお金も捻出していたので(今考えると『かいちょなし』だな、こいつ……)、もうぜんっぜん残らないの。高校1年生でバイトし始めてからお小遣いももらってなかったしね。
(『かいちょなし』=甲斐性無しのこと。「おるちゅばんエビちゅ」(双葉社)を見てくれっ)
そうするとさ、ランチもろくにできないのね。母親にお弁当を作ってもらうから食べ物はなんとかなる。けど飲み物がねぇ……。当時の缶ジュースの値段が1本110円。私が1日に使えるお金が100円。
「10円足りねぇ~!」(T^T)
友達にいっつも笑われてましたわ。10円恵んでもらってジュースを買ったりね。学校帰りにマ○クにも行けやしねぇ。
けど。AV始めてお札がお財布の中にのぞくようになって。友達2人にマ○クの「なんとかセット」を奢ったわけですわ! 意気揚々と!!
「なんとかセット3つ! あとベーコンポテトパイも3つ」
ちょ~自慢気。フリスビーをキャッチした後の犬みたいに。そしたらさ。
「OOちゃん(本名)にマ○ク奢ってもらえるなんて一生あるはずないと思ってた」
……私って、本当にびんぼ~に見られてたんだなぁって。金回りがよくなって、すでに『過去』のこととして話す友達。ケラケラ笑って、テーブルの向こう正面で私の買ったベーコンポテトパイをかじりながら。結構凹みましたわ。
訳あって半年くらいAVを離れていた時期。デビューして半年くらい過ぎた頃かな。
最初は貯金もあるからそんなに心配してなかったの。贅沢をするわけではなかったけど、それまで出来なかった車の免許を取りに行ったり、やっぱり『かいちょなし彼氏』の遊ぶお金を渡してたり。
でも、それも半年が限界。通帳を見ても残高がない。冷蔵庫はすっからかん。財布の中身はあと1万円。さて、どうやって暮らそうか。食べなきゃいけない、電気代は、水道は、ガスは、家賃は……? そう思ってるうちに家賃を滞納して光熱費も払えなくなって。当然もろもろストップされることが予想される。どうしようもなくなってまたAV始めて。それから間もなく泊りの仕事で3日ほど家を空けました。
3日後。……帰ったら家は電気が付かずシャワーは水でした……。手元にお金はあ
るのに!! 連絡したところ
「今日は日曜日なので作業出来ません」
すごすごと大金持って近所の銭湯に行きましたわ……。一番風呂だから鬼アツ!!
10分たらずで出てきちゃいました。
お金ってホント大事。一度大金を手にした人間だから、痛いほどわかる。公共料金はちゃんと払いましょう(笑)。
今日ね、ある企画AV女優さんにインタビューしたの。その子はお金が欲しくて業界入りしたんだけど、「ちょっと、これでいいのかな」って思うところがいっぱいあった。
そのお話はまた来月に。
1975年7月28日生。O型。
幼い頃にアニメを抑制されたためか、大人になってからアニメにどっぷりと浸かっている。
好きなジャンルは宇宙を扱ったもの。「ガンダム」シリーズ、「銀河英雄伝説」、他多数。
かと思えば「ガンバの冒険」も愛していたりする満27歳。
愛機はPCV-RX51。調子悪し。