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自分の評価としての恋愛(1/2)

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恋人に好かれると感じる幸せ

わからない人にはとことんわからない感覚で、私もまったくわからないんですけど、女性の一部は、
男性とつきあっている時に、「自分を認めてくれている人がいる」という状態に幸せを感じるらしいのです。
いわゆる承認願望が満たされた状態です。

魅力ある女性として自分を認める男性がいる。
その男性を通して自分が魅力的であることを確認できる。
そこに安心がある。

男性にもこの感覚がないわけではないのですが、それよりも「自分が好きな相手とつきあえている」という状態自体に幸せを感じる度合いが強い。

極端な話、自分の好きなタイプとつきあえれば、相手がどう思っていようと知ったことではないわけです。
現実にはそこまで割り切れるわけではないにしても。

対して女性は「自分が好きな相手かどうか」よりも、「相手が自分を好き」に重きがあります。
あくまで傾向であって、例外は多数あれども(いちいち注釈を入れないですが、以下、すべて傾向の話で、例外はいくらでもあります)。

この差が、男と女の性行動にとって、大きな違いになっています。

彼氏の浮気を認める女性

男性の多くは、つきあっている女性が本当はレズビアンであっても、自分の好きなタイプであれば、つきあえていることが嬉しい。
「レズビアンでいいから、オレとつきあってくれ」という気持ちがどこかにあります。

ただし、男は独占欲が強いので、浮気は許したくないし、男性間のライバル意識が働くので、男と浮気することは許せない。
しかし、相手が女だったら全然OK。
「だったら、3Pしようぜ」って気持ちにさえなります。

対して女性は、自分の評価が揺らぐので、彼氏が男と浮気するのは許せないし、自分のあとで男性とつきあうことも許せない。

ところが、彼氏が女性と浮気することについては比較的寛大な女性たちがいます。
男性の多くとは正反対です。

内心イヤなのに、「男の浮気は甲斐性」という社会的要請を受け入れてきただけじゃなく、積極的にこれを認める傾向があるのです。
「自分の彼氏がモテないのはイヤだから浮気はOK」と。

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