オトナの世界におじゃまします。 世界進出

まりか / MARICA HASE

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vol.11
頑張る??何を?エキサイティングでしょ!

しかし、撮影に入ってみるとHPで見た雰囲気と全く違っていた。
確かに撮影自体は想像を絶するハードさ。
例えば「この玩具はやった事ある?」って聞かれて、「日本で何回かある」って言うと「じゃあ、これやろうか」って言って監督がその玩具を取り出すの。
それは、確かに使った事あったけれど、日本で使った事あった玩具の5倍位大きさだったり、オープニングから5分で逆さ吊りの鞭+お尻に大きな玩具だったりね。


まりか本当に驚いちゃった!だってオープニングから5分って、日本で考えたら「愛撫」とか「うわ!大きい」なんて男優さんのあそこをシゴキ始める時でしょ?
これから、ラストに向かいどんな事が待ち受けているのか??って、ドキドキでした。

うわ!大きい(笑)
うわ!大きい(笑)


で、まりかが「怖い!」と叫んでいたら
「僕たちは、まりかを傷付ける為にいるのじゃないんだよ!エキサイティングな時間を過ごして欲しくているんだよ」って監督が言うの。

「何をいまさら?」って思うかもしれないけれど、確かにkink.comは「NG?OK?」って何十ページにも渡るペーパーワークがあって、

その他
「もっと、ゆっくりして欲しい時は○○」って言う。
「もうNGだ!思った時は、○○」って言う。
口がふさがれた時のNGは首を3回左右に振る。
とか、沢山の事柄を撮影前に打ち合わせするの。

さらに、撮影前に身体に傷がついていないか、カメラの前で身体を全部見せて入念にチェック。
撮影が終わったら、今回の撮影で身体に傷がついていないか、再度カメラの前で入念にチェック。
とにかく、kink.comさんはHPで見る限りは「何でもありの、全米1ハードメーカー」だったけれど、「凄く守られた世界」でした。

そしてどの子のシーンも最後にインタビューがあるんだけれど、散々苛め抜いたアクターとアクトレスが本当にキラキラした笑顔で抱き合ってインタビューに答えているの。
何であんな断末魔の様な叫びをあげるプレイの後にあんな笑顔が出来るんだろう?って、まりかもやる前は凄く不思議だったけれど、実際に自分も体験してみて心からの笑顔でアクターと抱き合ってインタビューに答えられたんだ。


Kink.comに選ばれたアクター、アクトレスは「覚悟」「決意」「誇り」を持ち、この拷問スタジオにやってくる。そんな「一流の同士」が作り上げた作品は、ただ単にハードなだけじゃなくて、「表現者としての性と生のプライド」が満ち溢れている。


Kink is the best!!

・・・というわけで。
次回お楽しみに☆

(つづく)

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