SM往復書簡
元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。

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SM往復書簡スタート
マーキー dearすぎはら美里
第6回「恋バカ」
「オレはアラフォーでも肉食。」
若かりし頃のマーキ-は、恋に恋するというか、一目ぼれつうか、それはそれは身の程知らずにも、フォーリンLOVEしてました。

なので、失恋回数200回以上! 人に誇れる数字です。

ナニに毛の生え始めた小5で、憧れの中1女子(岡田奈々(※1)サン似……時代です!)に恋文を送り、親に「マセ過ぎ!」と怒られたのを皮切りに、勉強・スポーツ・不良もしながら、どうにも止まらない“恋バカ”街道をひた走ってきました。

大学時代、カノジョの実家の2階で、親の居ぬ間にイチャコラしてたら、なにやら1階玄関の開く音が……慌てて2階のベランダから雨どい伝って着の身着のままパン1で飛び降り、通行人にギョッとされたことも……若気の至りでアハハ、スイマセン!

反面、ここには書けない、今思えば犯罪スレスレ、やりすぎコージー(?)な性衝動も多々有ります。みんなもあるでしょ!?

よもや時効成立だが、当時はどうかしてたヨ、神様よくゾ止めて下さった! 相当ガツガツしてたのか、B型特有の単純思考なのか、己のブサイクかえりみず、結果を求めて昼も夜も頑張る「恋愛バカ一代」でした。

話は突然、マーキーお気に入りベスト芸人!(※2)“もう中学生”も好きだが、“どぶろっく”もイイ!

♪オンナつうのは、オ~ンナつうのは~……格言:女性つうのは、追うと逃げる! いつも女のコはお姫様でいたいのネ!

時が過ぎアラフォーの今は、「“メシ食わせオジサン”でもイイじゃな~い!」なんつって、ウソでも余裕ブッこいていると「アレアレ~!!」って、上玉娘がワンサカワンサカ、なぜか棚ボタしてくるのヨ、コレが! ウッシッシ!

不良中年2度目の春なんデス!いうたら狩猟民族から農耕民族へ、移住型から定住型へ! でも最初から“農耕”はヤバイかもネ。“ハンター”を充分にやって、恋のイロハを学んでから、女には出せないオトコの哀愁を漂わせ、チョイ枯れオヤジになる!

……何語ってんだか。まあ、マーキーもみりねぇと同じように、いくつになっても“恋バカ”ってことです! でもってマーキーの“恋バカ”は、“恋のバカンス”ということで~~!! 

ところで最近、マーキーの今カノがすごいことになってきた! あの最中も「その体位チュキチュキ~(好き好き~)」とか、「おもちゃつかって~」…って、

マーキーは「ナチュラル(恋)バカ」だけど、お前は「ナチュラル変態」かっつうの!!(実はココにも、♂と♀のビミョーなチカラ関係が……以下次号!?)

てなわけで、ドSみりねぇへの次のお題は「性のパワハラ」で、どうすか!?
(※1)「岡田奈々」…70年代を代表する女優。清楚で可憐なイメージでアイドル的存在。↑戻る

(※2)「お気に入り芸人」…「もう中学生」イラストを描いたダンボールを使ったコントで人気のピン芸人。とにかくハイテンションで声が高い。「どぶろっく」自作のドエロ歌をアカペラで爽やかに歌いあげるコンビ。とにかく下品で最低で最高!!↑戻る
SM往復書簡エンド
イラスト:川崎タカオ
すぎはら美里からの質問
すぎはら美里からの回答
すぎはら美里
すぎはら美里
すぎはら美里◎レディース総長→AV女優→芸人→タレント&作家…テレビ・ラジオ・歌舞伎町(?)など、様々なメディアで活躍中の男前すぎる姉御。特技は喧嘩。シングルマザー。新潟県出身。
マーキー
マーキー
マーキー◎某キー局勤務、TV番組&コンテンツ制作マン。朝シャン&昼シャン&当然、夜シャン!!三度の飯よりシャンパンを愛す、ちょいワルならぬ“ 極ワル”アラフォーギョーカイ人。東京・下町出身。ソウル・ミュージック好き。