SM往復書簡
元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。

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SM往復書簡スタート
マーキー dearすぎはら美里
第12回「下着」
「パンツを履いた、おサル」
ゲイ人、間違えた、芸人・小島よしおの海パン姿も、今や色あせた過去のこと……。でもパンイチは実に気持ちイイ! ノーパンも超スキ~!とか言っちゃうと、この対談オジャンなので言いません。が、コレだけは言わせて!! 和服にパンツ、邪道です!

浴衣や着物には、「和」のフンドシでしょ~~! ブラじゃなくて“乳ばんど”でしょ~! ウチワや扇子型でもイイよ。カリスマ店員が109で一言いえば、時代はOK!なので、「和」の“勝負ぱんつ”、いつかシクヨロ~!「サルからヒトへの最大の進化は、パンツをはいたことだ!」と、かの有名な先生が述べてたが……猿ロックな自然児マーキー、逆にパンツ脱いで、なるだけ裸で勝負しちゃう派デ~ス。

夏の終わりに思い出すのは、マーキーの腹筋がまだ8コに割れていた、20代前半の頃のこと。ゲイやマッチョが集まると噂されてた屋外プールで日焼けしてると、アレアレ、太陽が陰ったかな~?違うッ!顔の上に股間モッコリの黒ビキニ兄ィが仁王立ちに!……イヤ、確かにあれは海パンでなくマジブリーフだったかも~! ピッチピチの下着でプールサイドを、これ見よがしにウロチョロ男漁(あさ)りしやがって……。

まだ変態つう言葉が一般語でなかった時代、正に悪夢だネ。なんでノンケのマーキーが、ソコに行ったのかはわからない。きっと家が近所だったんだ。……20年経ち、もうソコはフットサル場に改築され、黒ビキニの面影はナイ。かく言うマーキーは、当時のスリムから、“ヒゲくま&ソフトマッチョ”に変わり果てたが……。

メンズのブームも、トランクス、ボクサータイプと時代は流れ、古き良き時代の生き残りマーキーは、日常使いは「ブリーフ派」じゃい。何より収まりがイイ!カッコいいパンツ(Lサイズ)誰か探してくれ~! でも白色はやめてネ! アレは、ビートたけしサンの、永遠の特権アイテム(※1)だから!

そうそう、先日ブッとびライブで話題をさらった、レディ・ガガ嬢のステージ衣裳がスゴイね。黒ビスチェの胸の2つの先端から、花火が出まくり! そこでマーキー考えました! 今度は、花火が出るメンズ・パンツ作りましょう! 先端から火の粉シャーっと放出、最後はケムリって……切なくてイ~~~ネッ! 勝負下着はレースの紐(ひも)パン!! 今夜も妄想ゴチソウさまです。

毎日頭の中が17歳!のマーキーですが、オヨヨ、聞くところによりますと、次号でなんと『てぃんくる』祝17周年!!とのこと! コレはメデタイ! 何事も信じて生きてれば、イイことあるナ! てなわけで次の記念号のお題は「人生逆転」なんて、どうだ!? マーキー、運命論者では決してナイが、自分きっかけで一発逆転の起死回生・サヨナラ満塁ホームラン!!な体験、みりねぇ、教えてチョ!この、すけすけスケベ!?
(※1)永遠の特権アイテム…「脱いだら鉄板で笑いをとれる」という理由で、たけし軍団メンバーも白ブリーフ着用を義務付けられているらしい。↑戻る
SM往復書簡エンド
イラスト:川崎タカオ
マーキーからの質問
マーキーからの回答
すぎはら美里
すぎはら美里
すぎはら美里◎レディース総長→AV女優→芸人→タレント&作家…テレビ・ラジオ・歌舞伎町(?)など、様々なメディアで活躍中の男前すぎる姉御。特技は喧嘩。シングルマザー。新潟県出身。
マーキー
マーキー
マーキー◎某キー局勤務、TV番組&コンテンツ制作マン。朝シャン&昼シャン&当然、夜シャン!!三度の飯よりシャンパンを愛す、ちょいワルならぬ“ 極ワル”アラフォーギョーカイ人。東京・下町出身。ソウル・ミュージック好き。