元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
第36回 「春夏秋冬」
「僕らに残されたものは、○○だけだから。」
みりLOVE。1年半、言えなかった一言。マーキーは、みりねぇから「強さ」と「しなやかさ」を頂いた。まあ、片想いでもイイけど。マラソン選手のQちゃんの指導者は、人の成長を、植物に例えて、「スランプの時期、つまり上に伸びない冬の時代は、下に地中に、グングン根っこを張りなさい」と、悟りと知恵を授けた。結果、世界のQちゃんにまで大成した。人の成長なんてメキメキ判(わか)るものではない。気付いたら「アレ、ちょっとステージが上がってるゾ~」てな感じ。春夏秋冬、大きなイベントが何もなくて、フツーに平和であっても、焦らずに、神に感謝!「辛い」の漢字に横一本足すと「幸せ」、皆もやってみて!
「事件」が人を、大きくも小さくもするが、極力穏便に、静かな生活の方がイイに決まってる。娘さん、日本男子よ、生き急ぐな! 大きな社会のウネリの中で、波にもまれて窒息することなく、マイペースで海を渡ろう! ついでに「食」という漢字は、「人」が「良」くなるという意味がある。「食べる」って大事!
1年半、このコラムを読んでくれた皆さんには、「みりねぇ&マーキーの生きるヒント」が、じわっと、ジュンジュワ~してるはず。忘れちゃならないキーワード:「僕らに残されたものは、未来だけだから。」前だけを見て、歩いて行こう!
愛は、ギブ&ギブ!! 皆が集まり、輪の中心に自分が居る……幸せな毎日だ。いつもサプライズを仕掛ける側のマーキーが、こともあろうに、ある日突然、サプライズを受けた。ウレシイ衝撃……。それも超ド級のドッキリ大作戦だ。仕掛け人は、複数の友達。何日も前からずーっと、何食わぬポーカーフェイスで、マーキーに計画を隠し通した。ドッキリ当日、すっかりハマったマーキーを見て、大爆笑していた。幸せがあふれる夢のような時間だった……。今度はマーキーが、倍返しで全然判らないうちに、ドッキリ・サプライズを豪快にお見舞いするから、心して待て!夏の名残の日焼けした肌に、思い出数々……。懐かしく、まぶしい季節が終わろうとしている。マーキーが今気になっている人。ソニーから『Music is My Life』をリリースした、シンガー福原美穂。「音楽こそ、わが人生」と言い切る強さを持つまでには、深~い悩みの淵(ふち)に沈みこんでいた日々もあったと聞く。見事、ソレを乗り越えた。だから、好き!! マーキーに生きてく勇気を与えてくれる立派な歌姫だ。
それにしても、誰がラブホの休憩時間:2時間って決めたんだろ……次はネットのコラムで会いましょう! ではでは~LOVE!
イラスト:川崎タカオ
すぎはら美里◎レディース総長→AV女優→芸人→タレント&作家…テレビ・ラジオ・歌舞伎町(?)など、様々なメディアで活躍中の男前すぎる姉御。特技は喧嘩。シングルマザー。新潟県出身。
マーキー◎某キー局勤務、TV番組&コンテンツ制作マン。朝シャン&昼シャン&当然、夜シャン!!三度の飯よりシャンパンを愛す、ちょいワルならぬ“ 極ワル”アラフォーギョーカイ人。東京・下町出身。ソウル・ミュージック好き。