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店舗型と派遣型の違いって?

風俗業界は、大きく店舗型と派遣型の2種類に分類できる。大きな違いとなると、店舗型は受付とプレイルームが同じ建物内にあるため移動がないこと。　派遣型は、受け付けのみの事務所が設けられ、女のコが実際に接客する場所は、ホテルかお客様の自宅ということだ。

店舗型のメリット
店舗型のいいところは、女のコ側からみて移動がない分、体力的にも楽に効率よく稼げるという点。また、個室での接客となるため、その部屋がそのまま待機場所になるケースが多く、ほかの女のコと接するのが苦手という人にはいい環境だ。特に、今の時季でいえば、シャワーを浴びて身体が冷えることが多い風俗業界において、常に暖かい室内にいることができるのも店舗型のメリット。また、スタッフが同じ建物内に常駐しているので、精神的に安心することができ、接客に集中できるのも魅力の一つ。　しかし一方で、派遣型であればいろんなホテルや自宅に移動するため、接客のたびに新鮮な気持ちになれて、気分転換になる。さらには、女のコの性格に合わせて個室待機か集団待機のどちらかを選べるケースもある。つまり、両方のメリットを把握した上で、どちらが自分により合っているか判断することも、失敗しないお店選びのポイントとなるのだ。

店舗型のさまざまなコンセプト

　店舗型と言っても、コンセプトの違いによって他店との差別化を図っている。コスチュームをメインにした店舗であれば、学園系やメイドといったケースが多い。女のコが学生服やメイド服を着て接客するわけだが、働いている女のコの年齢層が低いのが特徴的である。　中には、常夏をイメージしたコンセプトでリゾート感覚の服に身を包み、まさに南国といった店内の装飾をしたところもある。そして、まったく逆の純和風造りの店内で女のコが浴衣や着物を着て接客をするという店舗もある。

女のコ自身をウリにしたお店
コスチュームがウリのお店のほかに、女のコの質にこだわりを持った営業をしているお店がある。レースクイーンやモデル級といった、容姿に自信のある女のコばかりを集め、ハイレベルな女のコとプレイできるというコンセプトのお店や、お姉様系や人妻が中心に在籍しており、しっとり落ち着いた女性とのプレイを楽しみたい男性向けのお店もある。

充実したプレイ内容
ラストは、プレイ自体にコンセプトを作り営業しているケースがある。代表的なものは、マットを使用したサービスを行うファッションヘルスで、男性からの支持も圧倒的に大きい。ほかには、個室内が電車の車中をイメージした造りになっており、イメージクラブ的なプレイができるお店もある。こちらも非日常的なプレイができるため、人気を得ている。

取材・文／桂小伍郎