いろんなお仕事を先輩達のインタビューと共にご紹介。理想の環境を探そう。
vol.90
お店ごとに待機も個性イロイロ!
梅雨だって楽しい♪私の待機スタイル
お店ごとに待機も個性イロイロ! 梅雨だって楽しい♪私の待機スタイル
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光月 ゆあさん/ミスターダンディー(店舗型ファッションヘルス)open
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集団待機なんですが、
待機室はあまり人がいないんです
店舗型のお店には、プレイルームをそのまま待機室として兼用するお店もあるが、別途に待機室を設けているお店もある。これは営業時間中、指名のあった女のコに優先的にプレイルームを提供することでプレイルームの無駄な空きをなくし、より効率よく稼げるように考えているためだ。「ミスターダンディー」で働く光月ゆあさんもこのスタイルで忙しく働けているという。
「実は待機室にいる時間って、すごく少ないんです。接客の合間にメイクを直すときとトイレのときぐらいかな。この待機室に女のコ専用トイレがあるんです。なので、このときにほかのコと顔を合わせて挨拶する感じですね。たまに空き時間ができるとケータイのゲームで『ぷよぷよ』をやっています。好きなんですよね~! それにメールチェックもできますし、ケータイは、ちょっとした時間を有効に使えて便利ですよ。あとは、食事のときもここで過ごします」
お店では、効率性だけを重視しているわけではない。女のコのテンションが低かったり、コンディションの悪そうな様子を見逃さず、薬や休憩なども気づかってくれるのだ。つまり、女のコのコンディションありきの効率性を重視した職場だといえる。
お店の待機環境
集団待機室で、冷蔵庫やテレビ、電子レンジが備えられている。また、アイテムも豊富で、ドライヤーやカーラーも自由に使える。忙しいお店なので待機室は無人であることが多いらしい。
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ななせさん/池袋コスプレサンシャイン(派遣型ホテルヘルス)open
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飲み放題や食べ放題もいいけど
スタッフの気づかいも魅力です
初めての業界、初めての勤務先となれば誰もが不安に思うもの。そのため未経験者には、個室待機を用意しているお店に人気が集まるようだ。「池袋コスプレサンシャイン」に在籍するななせさんも、やはり個室待機ということと待機環境の充実ぶりが気に入ったという。
「初対面の人には、恥ずかしくて少し人見知りするところがあるので、個室待機のお店が入店の条件でした。それと、ドリンクとお菓子の食べ放題も魅力ですね。それに接客から戻ってきて一人だからこそ、気兼ねすることもなく、ほっと一息つける感じもいいですね。待機中は、次の接客に備えてメイク直しをしたり、テレビを見たり、メールや雑誌を読んだり、出勤前に買ってきたお弁当を食べたりもしています。ただ最近は、仲のいいスタッフや女のコもできてきたので、結構おしゃべりすることも多くなったかもしれませんね」
しかし、個室待機だからといってずっと一人っきりということはないようだ。スタッフが時折、声をかけてくれたりとコミュニケーションを取ってくれるそう。接客の際に不安や疑問を感じても、こういった機会に質問ができるので、安心感も高いようだ。
お店の待機環境
個室待機で、各室にはテレビかパソコン、加えて毛布が用意されている。また共有スペースの雑誌は自由に閲覧できるほか、ドリンクやお菓子は飲み放題、食べ放題。
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あきらさん/ルネッサンス(店舗型ファッションヘルス)open
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プレイルームでの待機は、
移動なしで私物も持ち込めて快適です
店舗型営業のお店ならではの個室待機のスタイルが、プレイルームを待機室と兼用するタイプ。そのメリットとしては、個室で自由に過ごせるスペースとしては圧倒的に広いということ。出勤してそのまま個室に入ればいいので、私物の荷物もまとめて持ち込める。「ルネッサンス」で働くあきらさんも、この環境には満足しているという。
「待機の時間は、基本的にお客様との接客の合間程度で、忙しく働かせていただいているんですけど、時々、ちょっと時間が空くことがあって。そういうときは『CanCam』や『JJ』とかのファッション雑誌を読むんです。これは自宅から持ってきているんですけど、ここなら大きなものでも問題なく持ち込めていいですよね。もちろん、ファッション記事を中心に見るんですけど、その日の占いも確認したりしてます。それとこの部屋は、壁に大きな鏡がついているので、メイク直しのときも便利でいいですよ~」
ちなみに出勤前に食べ物を買ってきて、待機の時間に食事を取ってもいいそうだが、あきらさんは出勤前に食事を取るだけで、勤務中はコーラ1本を飲む程度にしているそうだ。
お店の待機環境
プレイルームをそのまま用いたスタイルでの個室待機。そのため、広い空間を独占できるほかに出勤の際の手荷物から私服まで、部屋にまとめて持ち込むことができて何かと便利。
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みりさん/東京人妻セレブリティ(派遣型ヘルス)open
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忙しいときほど、屋外のカフェでの休憩は
最高の気分転換になりますね
派遣型ヘルスの中には、特に待機スペースなどはもたず、屋外でケータイさえつながる場所なら女のコの都合のいい場所で、思い思いの待機ができる自由待機を採用しているお店もある。自由といっても派遣頻度の高いエリアから近い繁華街で過ごすのが一般的で、ショッピングやカフェなどで待機時間を有効に活用できるのが魅力だ。「東京人妻セレブリティ」のみりさんも、屋外での自由待機は魅力的と話してくれた。
「実は、普通に働いているとあまり待機と呼べるような時間ってないんですよね。と言うのも、運よくお客様につけてもらえているので。でも、お店の人にあえて少し時間を空けてもらうことがあるんです。接客に追われ過ぎちゃうと、きちんとメイク直しもできないし、何より気持ちのリセットも必要ですしね。そういうときにカフェで一息入れられるのは、すごくありがたいですね。いつもは、バッグに入れて持ち歩くミネラルウォーターを飲んで気分転換のきっかけにするんですけど、やっぱり限界もありますから。同じ時間をもらうとしても、事務所の待機室ではこういうふうにはいかない気がしますね」。
お店の待機環境
まず事務所に出勤して、プレイ用のアイテムを手にすれば、あとは最後まで屋外で自由に過ごせる。ただ、派遣希望の多い、品川、恵比寿、目黒の駅近くで過ごすことが多いようだ。
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もえさん/ハッピーメール(派遣型ホテルヘルス)open
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最初は個室待機派だったんですけど、
今はワイワイとした集団待機派ですね
お店の中には、贅沢にも個室待機と集団待機の両方が選べるという待遇にしているところもある。実際に両方を備えた「ハッピーメール」に在籍するもえさんは、その両方を活用したという。
「入店した頃は、ちょっと慣れない感じがあって個室待機を利用していたんです。そのうち女のコの友達ができてからは、そのコに集団待機室に引っ張り出されて、今は集団待機でみんなとワイワイ楽しく過ごしています。振り返っても、やっぱり集団待機で過ごしたほうが楽しいと思うので、新人さんが入店して個室待機で過ごしていると、無理強いはしないレベルで今度は私のほうから声をかけて集団待機室に呼んじゃってます。ときには、みんなでお買い物に出かけたりもしますよ。それに女のコ同士だけでなく、スタッフも仲がいいんです。人間関係でストレスがないのも快適に働ける理由の一つですね」
こういう環境で待機の時間が過ごせることは、理想的な環境といえる。しかし、もえさんが一番ありがたいと感じるのは、落ち込むようなことがあっても、愚痴を言い合えたり、みんながフォローしてくれること。これがあるから、接客には常に笑顔で向かえることだという。
お店の待機環境
集団待機室に隣接して個室待機室も設置。その日の気分でどちらも選べるものの、ほとんどの女のコが集団待機室で過ごしている。集団待機室にはテレビ、電子レンジ、雑誌が常備。
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あきこさん/若奥さま欲情日記(派遣型ホテルヘルス)open
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今、資格試験に挑戦中なので、
勉強しやすい個室待機はうれしいです
てぃんくるワークをしよう!という動機が、学費を稼ぐためや資格取得費用のためという女のコは少なくない。しかしこの場合、自らの勉強も重要となってくる。となれば、仕事の合間に勉強もしたいというのが本音だろう。実際、「若奥さま欲情日記」に在籍するあきこさんは、資格試験に向けて追い込みの時期となり、待機時間での勉強はとても重要だと感じているそうだ。
「今、動物の介護に関する資格試験の受験の直前なんです。通学はせず、通信教育で勉強しているんですが、待機時間に気兼ねなく勉強できるのはありがたいですね。もちろん自宅でも勉強していますから、疲れてるときは個室に備えられているタオルケットにくるまって仮眠をとることもありますし、頭が煮詰まってきたら、ケータイで脳トレ系のゲームをやって脳の活性化をしていたりもしています。そうやって自分のペースで過ごせるのがいいですね」
ちなみにあきこさんは、夜這い系のお店の魅力も話してくれた。アイマスクをして決まったポーズでお客様を待ち、プレイを始めるのだが、これはプレイ前にお客様との会話なしでプレイを始めるので、初対面の人との会話が苦手な人でもプレイに入りやすくて気が楽だと教えてくれた。
お店の待機環境
個室待機を採用していて、テレビ、座椅子が完備されている。弁当など飲食物の持ち込みが自由なほか、事前にスタッフに知らせておけば短時間の外出も可能。