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自分の性格を考えて選ぶ快適な待機スタイル
待機時間を過ごす環境は、実は仕事を続ける重要なポイントでもあります。待機環境は、集団待機と個別待機に大きく分けられます。もっとも最近は、女のコの個性を尊重してその日の気分でどちらでも選べるお店もあるようです。
 まず集団待機は、文字どおりその日に出勤している同僚の女のコたち全員で、ある程度の広さの待機室で過ごすスタイルです。このメリットは、常に仲間がいるのでわからないことを相談できたり、気持ちが沈みがちなときに励ましてもらえたり、友達をつくったりという精神的な支えを得ることができる点です。集団待機には、昔から派閥などのイメージがつきまといますが、最近は大分少なくなっているようです。特にオープン間もない新店や若い女のコが中心のお店には、その傾向が強いでしょう。
 一方個別待機は、いろいろな環境がありますが、プライバシーが保たれ、気楽に過ごすことができます。人見知りをしやすい人に最適なスタイルです。また、まわりを気にせず仮眠をとったり、食事をしたり、ゲームをやったりと、マイペースで過ごすことができます。マイペースな性格の人、気をつかい過ぎる人に最適といえます。

あなたにピッタリなのはどれ!?
待機スタイルカタログ

集団待機
一つの部屋に、その日出勤の女のコが全員一緒になって待機するスタイル。会話がはずめば友達もでき、人間関係が豊かになる。また、テレビや雑誌、冷蔵庫、電子レンジなどを備えていることが多い。

個室待機
コンパクトに仕切られたプライベート空間で待機するスタイル。テレビやパソコンなどを備えている場合が多い。仮眠や食事、勉強などもでき、自分の好きなことをやりながら過ごせるのもポイント。

個室待機(プレイルーム)
店舗型営業の一部のお店で行われるスタイルで、接客するプレイルームを持ち部屋として、出勤中は終始この場所で過ごす。老舗系の中には、成績上位の女のコだけが持ち部屋を与えられるというところも。

集団待機+個室待機
お店に集団待機室と個室待機室の両方を備えている贅沢(ぜいたく)なスタイル。新人時代は集団待機、少し疲れたときは個室などとその日によって使い分けることもできる。

車内待機
派遣型の一部のお店で用いられている少数派のスタイルで、お客様の希望する場所にスピーディに出向けるよう、送迎用の車の中で過ごす場合もある。女のコ一人のときもあれば、集団になる場合もある。

自由待機
派遣型の一部などで行われるスタイルで、ケータイのつながる場所でかつ派遣が集中するエリアから最寄りの場所であればどこにいてもいいというもの。主に自宅や繁華街のカフェで過ごす女のコが多い。

取材・文/星野 憲由