「てぃんくる」編集部がこれまでに見たり聞いたりした女のコたちの「ここだけの話」の中から、オモロ話やなるほどね〜な話を選りすぐり、テーマ別に集めてお届けします。
第7回 今回のテーマ
てぃんくら~的「ゆく年くる年」
稼ぎ時と言われる忘年会シーズンを過ぎれば、あっというまに年末、そしてお正月。クリスマスイブも仕事に捧げたのに、このまま大晦日も三が日も仕事に出なくちゃダメ?
寂しさつらさを抱えつつ、それでも私は稼ぐのよ(演歌調)。涙なくしては語れない、頑張るてぃんくら~の年末年始エピソード集でございます。
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初詣はどなたと?
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去年はねー、ホストのダーリンに会いたくって、資金稼ぎに正月から働いた! で、稼いだ分、いつもより派手に騒いだ! これでご機嫌取れたかな~と思って初詣に誘ったら「あ、今朝、行ってきた」だって。てめー、どこの女と先に初詣をすませやがったんだ! ていうか、誘われれば何度でも「初詣」しろ。プロならホストなら。(個室高級サウナ・24歳)
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お客さん、それは禁句です
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嫌味を言うお客さんは毎度だけど、この時期はキツイな。「正月から、こんなところで働いて」って、お客さん、それは言っちゃあならねー。いつもの10倍くらい激しく傷つく。思わず私も「お客さんも正月からなんで風俗なんかに?」。あ~あ、言っちゃった。(性感ヘルス・22歳)
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ああニッポンのお正月
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テレフォンレディーの仕事も正月は意外と忙しかった。特別にお教えしちゃいましょう、この時期限定の決めセリフ。「誰かぁ、あたしとぉ、姫はじめしませんか~」。これが効く! なんか正月情緒とHっぽさがあるらしい。今まで来た反応で歴代No.1です。(テレフォンレディー・23歳)
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「晴れ着デー」のゆううつ
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私のいるキャバクラでは、1月3日は「晴れ着デー」。着付けの人とヘアメイクさんが来てくれて、キレイになって、お客さんにも大好評。しかーし、その裏には、実費で着物レンタル、メイクのためにいつもより3時間も前に出勤という、涙ぐましい努力があるんです。正月早々、痛いぜ出費! 眠いぜ接客!(キャバクラ・22歳)
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だって、女の子だもん
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どうせ彼氏もいないから……と開き直ってはいたものの、店のクリスマスソングのBGMに少しずつへこんでた私。頂点に達したのは大晦日。プレイ中に除夜の鐘がゴ~ン……。「大晦日なのに、なんで私はこんなことを?」。気持ちがズドーンと落ちてきて、客に悟られないように涙を拭いた。(ファッションヘルス・ 20歳)