ココ話
「てぃんくる」編集部がこれまでに見たり聞いたりした女のコたちの「ここだけの話」の中から、オモロ話やなるほどね〜な話を選りすぐり、テーマ別に集めてお届けします。

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第三十二回 今回のテーマ
店では言えない私の趣味
何が好きで何が嫌いかなんてことは個人の勝手。しかし、なかなか人には言いづらい趣味ってあるよね。別に悪いことをしてるわけじゃないのに、世間的に子供っぽいと言われる趣味だったり、お店でのキャラクターと距離が離れている場合とかは特にね。今回はそんな、店のスタッフやお客さんにはちょっと言いづらい趣味をもつ、てぃんくら~にイロイロ告白してもらいましょう。
店では言えない私の趣味
貢ぎ先はSMAPopen
誰がなんと言おうと、私はSMAPが大好き!コンサートがあれば、東京だけじゃなく全国追いかけていって、全部見る。これは店長にも言ってあるから、全国ツアーが発表されると、店長と出勤調整。「この日は空くから東京に戻ってきて出勤してよー」とか言われて、うーんと唸ってみたりして。肝心のチケットは、ダフ屋から最前列席をご購入ですよ。もったいないって?フーゾクしてて、唯一の贅沢だから金に糸目は付けないのだ。どこまでだって追いかけちゃうぞ!
(イメージクラブ・23歳)
これぞ新の寝技師!?open
K-1とかプライドとかプロレスとか、最近では女の子の格闘技ファンも増えたよね。私も前からずーっと好きで、今では自ら格闘技のスクールに通ってる、自称格闘家。空手と柔術を主に習ってるんだけど、私って結構強いみたいで試合の成績もいいのだ。もちろんお店やお客さんには内緒。でも、ときどき仕事中に本当の寝技をかけそうになってヤバイです。
(ファッションヘルス・21歳)
爆走キャバクラ嬢参上
実はクルマ好きが高じて、前職は教習所の教官でした。だから運転はもちろん、ちょっとした故障なら自分で直せちゃうのです。それだけじゃ飽き足らず、パーツのカスタムなんかも勉強しちゃいましたよ。当時つき合ってた彼がレース好きだった影響もあり、車の改造まで手がけるように。さらに首都高を猛スピードで走ったら、これがまたハマっちゃって。今じゃバリバリの爆走ネーさん。悩みは、知らない人が私の車を見たら、絶対に暴走族と勘違いされるだろうってこと。ピュアチューンなんですけどねぇ。
(キャバクラ・23歳)
目指せプロ雀師 open
週末、仕事が終わると雀荘へ直行。そのままノーマルで24時間打ちっぱなし。下手すると、それ以上かも?最初の頃は、お客さんと軽く麻雀の話ができる程度だったのに、今じゃお客さんの麻雀トークレベルじゃもの足りないっ。でも清純キャラで売ってる手前、コアな話はNG。ただ、同伴のときは必ずゲームセンター近くで待ち合わせ、こっそり早く来て、中で麻雀ゲームするのがちょっとした楽しみかな。通信システムで、強い人と対戦するとかなり燃えるよー。実は近頃、マジでプロ雀士に転向して修行してみようかって思案中。
(おさわりパブ・20歳)
穴が空くほどスキなんですopen
言いたくない…けど、もうスタッフにもお客さんにもバレバレなんで、いっか。私の隠れ趣味、それはスロット!ストリッパーって1日拘束されるわりに、舞台にあがっていない時間はかなり暇。そうなるとスロットを打ちたくってねえ。これがまた、劇場の近くには必ずパチンコ屋アリ。だから自分の舞台が終わると、ガウンを羽織って、舞台メークのまま直行しちゃう。過去に1度、大当たりを引いて台から離れられなくて、舞台に穴を空けちゃったこともありました。
(ストリップ・26歳)

イラスト/松本薫