「てぃんくる」編集部がこれまでに見たり聞いたりした女のコたちの「ここだけの話」の中から、オモロ話やなるほどね〜な話を選りすぐり、テーマ別に集めてお届けします。
第三十七回 今回のテーマ
業種を移って大発見!
「3月の大移動」って言われるくらい、移籍が激しい今月。店を変わるだけじゃなく、違う業種へのチャレンジを決めた人も結構いるのでは。ところで知ってる?同じフーゾクといえども、業種が違うとマナーや常識が意外なほど違うってこと。今回は、異業種に移籍をしたてぃんくら~の、新発見の数々を紹介しちゃいましょう。
- 営業メールは本番と一緒!?
open
-
キャバクラに在籍してました。借金返済のペースを早めたくて、性感ヘルスに移籍することにしたんです。でもフーゾクに移籍したからって、即、収入が上がるってわけでもないから、キャバクラ時代の客を引っ張ろうかと思ったんです。で、店長に相談したら、営業メールは禁止って言われてしまった。ヘルスはキャバクラみたいな営業ができなくて来た子が多いから、そういう子を守りたいんだって。ちなみにルール違反という意味では、「営業メールをするのも本番するのも一緒」なんて言われた。ちょっと大袈裟じゃないの!?
(性感ヘルス・24歳)
- 雑費が憎い、個室高級サウナopen
-
イメクラでは、お給料(接客の歩合と、オプションのポイントを追加したもの)は、お店からもらうものだった。でも、個室高級サウナに移籍したら、まるっきり給料のシステムが違うのね。ウチの店の場合、お客さんからサービス料を直接もらうの。そして、そこから石鹸代とかタオル代とか積み立てとか、店に規定の経費を支払うのね。いわゆる雑費ってやつ。経験して思ったんだけど、個室高級サウナって、まるで店舗の一部を借りた自営業なのね。
(個室高級サウナ・22 歳)
- 移籍で分かった私の素質
-
イメクラにいて、触られることにストレスを感じちゃって、「舐めない、脱がない、触られない」って広告に惹かれてM性感エステの仕事に変わった。そしたら、思いがけないことがいっぱい。エステの仕事で男の人のお尻の穴に指を突っ込むとは。しかもお尻の穴を女の人の性器に見立てて、あんなにも言葉責め攻めするとは。でも一番意外だったのは、お尻を攻めながら、自然と女王様チックな攻めの言葉が、私の口から出てきたこと。なんで、こんなにスラスラと。もしかして私ってSの素質あり?こりゃまた移籍かな...。
(性感エステ・20歳)
- イメクラにもいたマグロ客
open
-
たまたま友達から誘われて、性感ヘルスからイメクラに移ったんですよ。イメクラって、お客さんが女の子を攻めまくり、女の子が最後ヌイてあげるってイメージだったんだけど、イメクラでも受身のお客さんってわりと多いんですね。プレーが始まったのに、お客さんが先に寝転がって動かないから、一瞬、あれ?って、困っちゃった。まあ、前の店のノウハウでなんとかなったけど、他のイメクラでもこんな感じなのかな?
(イメージクラブ・19歳)
- お客よりお姉さんに積極営業open
-
キャバクラでそこそこ人気があったせいか、クラブからスカウトされたの。条件もわりとよかったし、水商売を長くやるならキャバクラよりクラブって思って移籍を決意。でもさあ、キャバクラとクラブってまったく違うんだね。キャバクラは、客の気持ちだけつかめれば成績が上がったけど、クラブはそうじゃない。客よりお姉さんの人気をつかまないと、テーブルにすらつけないから、毎日コビ売るのに大変。それにママのいるお店ではブリッコは反感を買うから分が悪いし。男の店長が仕切るキャバクラなら、成績さえよければ優遇されてたのに~。正直ちょっと面倒臭い。
(クラブホステス・23歳)