働く女のコの素顔に迫る突撃インタビュー!
仕事にオトコ、プライベートまで突っ込んで聞いちゃいます。
インタビュアー小室友里が体調不良の為、急遽特別編でお届けします。聞くのも小室なら答えるのも小室。
二人羽織よろしく、今月の「聞かせてプリーズ」は『恋バナ仕事バナ~Self Version!』
第2回 小室友里
1975年7月28日生まれ。もう2年くらいサバ読みしときゃよかったかな・・・と
少しだけ後悔する満29歳。歳を増す度にO型らしくダイナミックな性格に。
癒しは愛犬と戯れること。怖いものは地震と10年後の自分。
所属事務所「フィールエンターテイメント」有名女優を多数抱える
大手プロダクション。巨大ディスコを使ったファンクラブイベントも主催している。」
AV女優「小室友里」から「小室友里」になるまで
●業界入りのきっかけはスカウトでしたよね?
「そうです。19才の時に声をかけられて。」
●風俗やAVに元々興味はあった?
「ないですね。まったく。そういった情報にすら疎くて。でも、今にして思えば人がしないことをやったり、ひとりで行動することが多かった気がします。 陸上部だったんですけど朝練のない珍しい学校で。でも走らなきゃ速くなれない。人と同じことをやってたんじゃ人より速く走れない。隠れてコソコソやっていたつもりはないけど、誰にも声をかけずにひとりで走ってましたね。女の子が群れるのが元々得意ではないんです。 仕事って何でもそうでしょうけど、一個人として自立、というか自覚がないとやっていけないじゃないですか。もちろんこの世界も他に洩れず、自営みたいなものだから、余計にそういう気持ちがないとこの仕事は難しい。元来の自立心が強い性格と、人と違うことを望む気持ちが強かったから、この仕事にのめり込んでいったんじゃないでしょうか。」
●グラビアからAV、CD発売に舞台、執筆と様々な活動をされていますが、正直な話「この仕事を辞められない」と感じたことはありますか?。
「やっぱりAVを引退してからですね。それまでも仕事は面白かったけど、(AVを)辞めてからの方が俄然面白くなった。意外なジャンルの仕事が舞い込んできたり、「AV女優」としてではない、小室単体の仕事が増えて。簡単に言うと「仕事が趣味じゃなくなった時」に辞められないかもって思いました。 AVやってたころは仕事なんだけど、どこか趣味的感覚が抜けない。簡単にお金が手に入っちゃうからかな。Sexをすれば、ヌードになれば、Hな質問に答えれば、それだけで莫大なお金が手に入る。楽だったよね。使っているようで、ノーミソ全然使ってなかったし、それに何ひとつ自分からは生み出してない。」
●と言いますと?
「全部受身なの。自分から行動して作ったお金じゃない。自分は全て決められた枠の中に上手にハマればいいだけで。それがAVを辞めた途端になくなっちゃって、今日からその枠を自分で作らなきゃいけないってなった時は自分の才能のなさにホトホト落ち込んだけど、それでも実感はありましたよ。これからはこうして生きていくんだ!って。 ネガなことを言えば、これだけ顔が世間に出ちゃってることの弊害はいろいろあるよね。この間も飲んだ帰り気分が悪くなって、缶コーヒー片手に路肩に座ったのね。そしたら通りすがりの車の中から「小室さ~ん」だって。おちおちペタ座りも出来ない(苦笑)。知らない人は知らないけど、知ってる人は知ってる。やっぱり一般社会に戻るのはいろいろな意味でリスキーだなって感じますよ。」
結婚しても恋は続けていきたい!
●さて、男性関係についてお聞きしたいのですが、これまで何人の方とお付き合いされてきたのでしょうか。(編集部つっこみ)え? こんなディープなとこまでお話いただいちゃっていいんでしょうか!? ありがとうございます(笑)。
「8人、くらいですかね。年下はいないけど、一番年上は10才離れてました。頼れそうだなと思って付き合うんだけど、割とどの男性も一緒。最後はみんな甘えんぼうになる(笑)。男って、女に甘やかされたいんだなぁって思いますよ。男に心を許した女は最終的に「精神の母」になってしまうというか。「ウルトラの母」じゃないけど(苦笑)。」
●男性にあまえることはないのですか?
「甘えてますよ、それなりに。でも本質的な部分では甘えてないかも。基本的に人に甘えるのが下手な人間みたいですよ、私。それとも甘えられるだけの男に巡り会っていないか(爆笑)。」
●三角関係はありますか?
「4回くらいあったかなぁ? その内の一度だけ横恋慕したんです。彼の部屋にお泊りした翌朝、本命の彼女と出くわしちゃって。「この、泥棒猫!!」だって。火サスじゃあるまいし(笑)。思い出すとかなり笑えますね。ま、結局彼は彼女とヨリが戻っちゃうですけどね。」
●三角関係に陥った時の必勝法などあったら教えてください。
「う~ん……。「慌てず騒がず」かなぁ。躍起になって彼を引き留めようとしたり、彼の気を引こうとしたりするのはかえって逆効果なんじゃないかしら。そういう女ってウザくない? そういう時こそ、どんなに心穏やかでなくても、状況を静かに見守ることの出来る女の方が、男からしたら魅力的に映る気がしますけどね。」
●小室さんにとって、男とは、恋とはどんなものでしょう? 「恋はずっと続けていくと思っていますね。それこそ結婚しても(笑)。恋の数だけ人生のたんすが増えていくと思うし…。 男は…例えるとポケットティッシュみたいなもの。あると心強い、ないと不安。だけどいつ使うかわからない(笑)。でも使い捨てじゃ困ります。カシミアでないとね。自分という人間を形成、そして表現する上でのひとつ重要なパーツですね。」
(編集部より)
今回は小室さんが体調不良により、ご自身への「インタビュー」という変わった形をとらせていただきました。もう具合のほうは、だいぶ良いそうですので、次回は現役てぃんくら~に小室友里ぶしで、彼女たちの「恋バナ、仕事バナ」に突っ込んでいただきましょう! お楽しみに!