働く女のコの素顔に迫る突撃インタビュー!
仕事にオトコ、プライベートまで突っ込んで聞いちゃいます。
錦糸町・菜々美トリートメントのあやねさんにインタビューしてきました。絶対にお金がかかっちゃう、意外な趣味とは…?!
第68回 あやねさん(21)
名前:あやね
生年月日:1988・10・16
星座:天秤座
血液型:O型
趣味:買い物、カラオケ、マンガを読む
お仕事歴:1年
出勤:3~4日/週
月収:50万円/月
所属店舗:菜々美トリートメント
HP:
http://nanami.yee.jp/
「ハンドマッサージが中心の癒しを提供しています。お勤めしている女のコたちは日々マッサージの勉強を頑張っています」
最初はテンパっちゃって(笑)……慣れるまでは大変でした!
●風俗に入る前は何をしていたの?
「キャバで働いてました。半年くらいやってこっち(風俗)に」
●風俗に鞍替えしたのはなぜ?
「お金ですね。キャバだとどうしても自分が稼ぎたい金額に届かなかったので。時給制だからお金の保障はされてるけど、限界がある」
●限界?
「スナックみたいなところだったんです。20年近く続いているお店だったからお客さんも常連さんばっかり。そういう方はフリーで入るかずっと同じコをご指名するかだから、新人には指名が取りづらかったんです。収入ヤバかったし、もう思い切って風俗やっちゃおうって」
●ぶっちゃけどれくらいもらってた?
「週6のレギュラーで入って月30万円くらい」
●ちょっと見合わないねぇ。でも水商売と風俗ってサービスが違うでしょ? 思うこともいろいろあったんじゃない?
「求人誌見ても仕事の種類がたくさんあるじゃないですか。どこに行ったらいいかわからないし」
●周りのお友達に風俗経験者はいる?
「私が初めて。どちらかというと風俗なんてヤメなよっていうコが多いかな。だから誰にも相談はしてないです」
●いざ初接客してみて、どうだった?
「スタッフからいろいろ教えてもらってはいたけど…プレイになったらやっぱりテンパっちゃいました。慣れるまではなかなか大変でした」
●お金を稼がなきゃいけないのには理由があるんだよね?
「地方出身なんですけど、両親との約束で東京に住むなら払うもの…家賃とか保険料とかを、きっちり払うってことになってるんです。でもただのフリーターじゃ生活するのもキツくて…。父には『水商売なんかやったらどうなるかわかっとるやろな』って釘刺されてます(苦笑)」
●東京へは就職で?
「そうです。こっちの会社に決まって2年前に。仕事辞めたら帰ってこいって言われてたんだけど…。コンサート行くにしても東京の方が絶対数が多いじゃないですか。仲のいい地元のコもみんな東京に来てるので帰りたくないなぁって」
●東京に残るためお金が必要だったんだ。
「キャバやる前に配膳の仕事をしてたんですけど腰を悪くしちゃって。辞めますって言ったその日に辞めさせられて。次の仕事も決まってないのに、明日からどうしようってんでキャバに入ったんですよ。お給料、日払いでくれるし」
●お仕事の話も戻りますが、初めてのプレイは覚えてる?
「初めて会った人じゃない、って思いながらやってました。今も初めてのお客さんにはそうしてます。キャバの時もそうだったんだけど「初めての人だから」って思うとそれがお客さんに伝わるんですよね。とにかく雰囲気作りを大事にして」
●風俗へのイメージは変わった?
「元々いい意味でプライドが高くて、仕事としてやっててすごいなって。実際やっぱり頑張ってるコが多いですよね。入る前はどんなコがやってるんだろうとは思ってました。キャバのコって見ればわかるんですよ」
●キャバとは違う?
「ここが違うってはっきりとは言えないけど、やっぱり違いますね。キャバはとにかく自分を良く見せて着飾って、実はお客さんのことはその次。風俗はお客さんにゆっくり過ごしてもらうために優しい感じのメイクしたり雰囲気を作ったり。そういうところから違ってくるのかな」
●どっちが向いてると思う?
「楽しいのはキャバ。やりたい放題出来るし。風俗は癒しなので細かい気配りが必要になるけど仕事の充実感はありますよ。二人きりで話せるのでそこはキャバより素の自分でいられますね」
●風俗でキツいなって思うことは?
「忙しい日と暇な日との差が激し過ぎること。忙しい時はメイク直しの時間すら取れないくらい」
●身体は?
「配膳の仕事に比べれば。和食だから着物だし、団体さんが来た時の食器の量なんてハンパじゃないですよ。朝11時から翌日の深夜2時まで働いて、年末年始なんて泊まり込みで睡眠時間2時間しかなくて、4日間帰れないとかあったので…毎日お家に帰れるのが幸せ(笑)」
●風俗やってよかったって思える?
「前の仕事がとにかくキツかったから。今は仕事前に錦糸町界隈でちょこっと買い物してから出勤したりって、お金と時間に余裕がないと出来ないですよね」
25歳までは遊び倒したいんです! でもその先はちゃんと落ち着きたいな。
●お友達は仕事のこと知ってる? 反対するコが多かったんだよね。
「知らないです。言えて水商売までですね。キャバと他にバイト掛け持ってるってことになってます」
●言える仕事と言えない仕事の境界線ってなんだろうね?
「辞めろって言われたくないんだと思います。辞めちゃったら時間もお金もなくなっちゃうし、やりたいことも今までみたいに出来なくなるし。コンサート行けなくなっちゃう」
●そんなにしょっちゅうコンサート行ってるの?
「実はジャニーズ好きで、気に入ったコが出てるコンサートはほとんど。いい席取るにはやっぱりお金いるし」
●オークションとか?
「ダフ屋とか。もう顔なじみでいつも同じ人から買うんです。追っかけもやるからタクシー代がバカにならなくて。月10万円以上使ってるのかなぁ」
●そこまで?!
「追っかけます。やりすぎて嫌われてるっぽいですけどね(苦笑)。去年が一番ピークだったなぁ。昼追っかけて夜キャバ行って。それが毎日」
●それは相当お金かかるでしょ?!
「前は"電車賃だけで追っかけ来ました!" っていうのがしょっちゅうだったんだけど、最近は何かあったら怖いから、余分にお金持ってないと不安で」
●趣味の買い物って、ジャニーズ系?
「グッズとかじゃなくて、洋服です。コンサート行くのに一枚、追っかけるのに一枚って、新しい服を買うんです」
●デートのたびに新調するようなもんだ?
「まさにそうですね。彼氏に会うような感じだから」
●実際に彼氏は?
「いい人はいます」
●彼氏じゃないのね。
「地元が同じで彼も東京に来てて時々会う人なんです。友達経由で聞いたら、彼も私のこと気に入ってるみたいなので、付き合えるなら付き合いたいですけど」
●付き合っちゃえば? 悪い関係じゃないんでしょ?
「私からじゃなくて彼から言って欲しい。けど流行の草食系なんですよね~。デートして手も繋がないし、帰り道も何にもないんです! 当然肉体関係はありません」
●もし付き合うことになって、仕事のこと話す?
「言えないですね。キャバやってることまでは知ってるけど…本当のことを言うにしても過去のことにして話すか、ですね」
●黙っておいてバレないかな?
「受付終了間近に仕事が取れると終わりが3時とかだから、帰り時間がマチマチなんです。だから時間のことと、あと、(追っかけの時に)毎回洋服買ってよくお金あるね、って言われたらちょっと困るかも」
●辞めてって言われたら?
「辞めます!」
●お金、どうします?
「死にものぐるいで働きます。ジャニーズ削るのは絶対無理」
●追っかけるのはジャニーズ限定? 普通に好きな人を追っかけることは…
「ないです! それストーカーじゃないですか(笑)。何時に仕事が終わるからこのタイミングでメールしようとか、そういう計算は働きますけど」
●相手のこと、知っていたい?
「この時間はだいたいどこで何してるとか知ってますね。そういう癖なんだと思う。もういい歳だしジャニーズもヤメなきゃって思うんですけど」
●ヤメようと思ってヤメられるもんじゃないんじゃないの?
「そうなんですよ(笑)。応援したコは最後まで見届けたいし。彼氏の好きとはまったく違うんです。応援してるんだから頑張りなさいよ! って」
●お母さんかお姉さんみたいだね(笑)…追っかけ歴何年ですか?
「…10年…」
●10年?! 地元にいる頃から?
「休みになるとこっちの友達のところに泊ってくるって親に言って、本当は追っかけしてたんです」
●追っかけ続けるためにも、生活のためにも、しばらくはお仕事続けるのかしら。
「重要ですね。私、25歳までは遊び倒すつもりなんです。そこまでは好きなことを思う存分やって、それからちゃんと人生考えて貯金もします」
●次の仕事、考えてる?
「『美』に関わる仕事に興味があります。エステティシャンとか、美容部員とか。人に触れるお仕事がしたいです。今の経験も役に立ちそうだし。行ってるサロンで求人募集してて、聞いたら毎日ちゃんと家には帰れるって言うし。私にとっては重要な基準です」
●では、最後に。3年後はどうなっていたいですか?
「結婚していたいです! 子供一人くらいいたらいいなぁ。結婚出来るなら今すぐ仕事ヤメてもいいです(笑)」